ボラティリティが高まりそうな相場:新しいサポレジとキーレベル、1-2パターンをサポートする鬼のハーモニックパターン登場!

市場が開いて動き出したチャート達。昨日チェックしてみた新しいピボットポイントが全てのチャートに描画されていますね。なんとも憎い価格レベルに登場していますので、ボラティリティが高まり、プライスアクションが炸裂する可能性のある場面のようです。今日更新されたピボットポイントや今のハーモニックパターンをシェアします。

オートで道案内:ピボットポイント&ハーモニックパターン

Last year’s key levels & this year’s key levels will be in play.

ハーモニックパターンのいるクロス円にも注目!?

メジャーな通貨ペアの年足ピボットポイントのまとめ

昨日投稿したピボットポイントの数値。ドルインデックスは、手動で算出した数値と自動表示の数値が同じなので、間違いなかったですが、ドル円の数値は、自動で表示されるピボットポイントの数値と1円ずれてましたね。フライングで、手動で作業すると、ろくなことないですね。すみません!

ということで、チャートが動き出した今日、チャート上に引いておくべき今年のピボットポイントを下記にまとめますので、チャート上にぜひ引いておいてください。

ドルインデックス(DXY):$96.189、ドル円:111.073円、USDCHF(ドルスイス):$0.92581

EURUSD(ユーロドル):$1.16359、GBPUSD(ポンドドル):$1.36462、AUDUSD:$0.74228、USDCAD(ドルキャド):$1.25412

EURGBP(ユーロポンド):0.79581、EURJPY(ユーロ円):126.496円(R1は138.571円)、GBPJPY(ポンド円):151.157円

クロス円の新しいピボットポイントとハーモニックパターン

JPY crosses harmonic patterns Yearly Pivots クロス円のハーモニックとピボットポイント 03 Jan 2022先日、クロス円達に出ているハーモニックパターンをシェアしましたが、画像中のピボットポイントが昨年の物だったので、今の様子を新たにキャプチャーしています。

ユーロ円の130.799円にあった昨年の年足ピボットポイントはR1(レジスタンス1)でしたが、この価格に近い130.049円が今年のピボットポイントになっているなど、キーレベルが明確になっていますね。

ポンド円は、今年のピボットが下の方にある嫌なチャートですな。週足チャートにシャークパターンがいるCADJPYも、ピボットポイントR1の場所が気になります。

おっとっと、他のクロス円で忘れていけないのが、CHFJPY(スイスフラン円)でしたね。

月足、週足のチャートには、なんと、巨大なディープクラブパターンがいます。日足のチャートでは売りのブラックスワンが登場していますが、巨大なハーモニックパターンを侮ってはいけません。

他のクロス円と合わせて、円買いになる可能性が示唆されているというシナリオも描けますね。

コモディティも新しいピボットポイントがキーレベルに

先日投稿したゴールドをはじめ、シルバーや原油にも今年のピボットポイントが登場しています。

ゴールドは、$1783.72、シルバーは、$24.910、USOILは$69.46。

こちらは、MT4に表示される原油のUSOIL。昨年攻防していた価格ラインに近い場所が今年のピボットポイントになっているのがわかると思います。

直近は、このベアリッシュなABCDパターンであれる可能性もありますね。昨日と同じく、AUDJPYと同じABCDパターンが出ていますので、資源国通貨が動く可能性もありますね。

株式指数: 昨年のキーレベル vs 今年のキーレベル

US30、US100、SP500といったキャッシュのチャートで、何度も出てきた昨年のピボットポイントにはラインを引かれているかと思いますが、今日描画された今年のピボットポイントを合わせてみてみると、面白い環境になっているのがわかります。

昨年のピボットポイントR2があった$4,794.79の近く、$4,791.28にはピボットポイントから見た場合のキーレベルが走っています。ダウキャッシュの場合は、昨年のキーレベルの$36,698.09の近くの$36,510.32に同じくキーレベルが走っています。

こちらはロンドン時間午前10:37頃のUS30キャッシュ。

直近高値に対するフィボナッチリトレースメントレベルの76.4%と78.6%がある黄色のボックスあたりまで上昇する可能性があるものの、今出ているこのハーモニックパターンからある程度のシナリオを描くことができます。

このパターンの数値を見ると61.8%となっています。一度は反応して下落していますよね。また、$36,510.32は隠れたキーレベル。そして、このパターンでつけた高値を少し上抜けると、黄色のボックスに到達。

さらに、よく見ておきたいのが、最安値からの上昇がジグザグした波で、高値と安値がオーバーラップしているというプライスアクション。

何を示唆しているの?

この61.8%から見えてくるシナリオの一つは、現在、1-2(ワンツー)パターンを形成しているというシナリオになります。1-2(ワンツー)とは、第1波と第2波を意味します。

過去に投稿した「プルバックが中途半端だったゴールドとユーロドルのプライスアクションから学ぶ。CADJPYはワンツー・ワンツー?」の記事で見たように、小さな時間足でトレンドを転換した一番最初の1-2-3-4-5の推進波のうちの第1波と第2波を形成している可能性があるということになります。

この61.8%ハーモニックパターンは、ワンツーに根拠を与えるトレンド転換を示唆するパターンとして理解されています。そして重要なのが、ハーモニックパターンとエリオット波動がかけ離れた個別の分析手法ではないということです。エリオット波動もハーモニックパターンも使っているメインのツールはフィボナッチだからです。

仮にこの61.8%ハーモニックパターンと隠れたキーレベルの$36,510.32、あるいは黄色のボックスあたりがレジスタンスになると、次に想定できるのは第3波での下落になります。天井を付けてのトレンド転換の最初の強烈なダウンムーブということになります。

経済指標や要人発言などのタイミングに合わせたかのように、急に下げるかもしれませんが、それでも慌てないというスタンスを取ることができますよね。

GER40には売りのバタフライパターンも登場しております。水色のラインは昨年何度も意識されたキーレベル。この価格ラインを下に割るか、そうでないかが鍵のようです。

この後のNY時間からのプライスアクションに注目です。

まとめ:年始からボラが出そうな相場達。今週は色々な経済指標等がありますが、それを待ってトレードするのではなく、オートで表示されているハーモニックパターンとピボットポイントが道案内をしてくれているような相場です。

トレードをはじめて学ぶのは、「ニュースや要人発言が市場を動かすのではない」ということです。経済指標や発言後は、短期的に上下しますが、それだけでポジションを持つと痛い目に合うこともしょっちゅうあります。木を見て森を見ずという言葉を思い出し、なぜテクニカル分析をしているのかという初心に戻って、今年も頑張っていきましょう。笑 またなにかあればアップデートします。

Exit mobile version