先日、ポンドドルと豪ドルに検出された買いのハーモニックパターンについて簡単に掲載したのですが、米株式の動きはデジャヴでしょうか?どこかで見たような様相になってきており、ドル円、豪ドル円、ニュージードル円などのクロス円に買いのパターンが出ています。Let’s see if this is Déjà vu in US equities and JP cross pairs.
ビットコイン vs 年ピボットポイント
USDJPY and Nikkei 225 sport a bullish gartley
(注:この記事は2019年5月23日に投稿していたものです)
この78.6のガートレーさんの絵柄は、以前、SPXで見たことがあったと思います。「SPXで78.6%のガートレーさん?FANG VS 年ピボットポイント – 0.786 MAY PLAY IN SPX」をご参照ください。
ドル円:ガートレーでもトレンド転換ではなさそう?
なお、日経225の買いのガートレーパターンは、4時間足に出ているので、相場が反発するのか、まだ下落か、判断を迫られそうですね。
豪ドル円とニュージードル円にも、買いのブラックスワンが検出されておりますので、荒れそうですね。
Stock indexes: 株式指数
MT4で見える、ナスダック(US100)は買いのバタフライ。そして、先日少し触れたダウ30ですが、こちらは、売りの5-0パターンで、上値を止められているものの、現在は、週足20MAでうろうろしています。5-0パターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は、フィボナッチリトレースメントレベルの50%の辺りにありますが、たまに、これを少し上抜けて、主要なフィボナッチの数値61.8%のリトレースメントレベルをテストすることがあります。
そのため、5-0パターンのPRZは、50%のレベルと61.8%のレベルを含んだエリアとして考える方がベタ―のようです。
SP500とUS30の昨日からの下げは、現在の時点では、ABCと3波です。今の価格から勢いよく下げないのであれば、示唆しているのは、反転ではないでしょうか?
左は、SP500のフューチャーズのES1です。
可能性のあるパターンをオレンジと緑で描画していますが、特に緑のシャークもどきのできる2900あたりは、キーレベルですね。このシャークもどきのできる1.13は、いわゆる上に抜けたと見せかけて、戻ってくる鬼のパターンなので、気を付けたいです。ES1と同じように、US30でも少し上抜ける可能性がありますが、今の5-0パターンのPRZの少し上の26000あたりには、ストップがたまってそうです。
ここを少し上抜けてから、ひげを付けて下落に転ずるという嫌な動きも想定しています。いずれにしても、今、すぐに売りで参入しずらい場面のようです。日足の20MAが走っているあたりまで、買い戻される可能性も、想定しておきたいです。
BTCUSD ビットコインが近づいた年ピボットポイント
ビットコインは、年ピボットヒットで、トライアングルか、ABCの調整波を築く可能性がありそうですね。
すでにフィボナッチエクスパンションも伸び切っているので、押しを付けるのを待つなど、もう少し様子ですね。
追記:1.13は、ご存知だと思いますが逆数が88.6となります。エリオット波動に詳しい方は、この時点で、トライアングルかフラットパターンを想定しているのかもしれませんね。