ブリッシュなハーモニックパターンにつかまる:JP225、US30、UK100、GER30

急激な下落から上昇してきたナスダックやJP225など、ふたを開けてみると、ブリッシュハーモニックパターンが効いています。続落目線であれば、超えてはいけないラインが明確です。今の様子をサクッとシェアします。

ブリッシュなハーモニックパターン活躍中

Bullish harmonic patterns in short time frames in play.

ドル円:シャークパターンが効く!

USDJPY 11 August 2024ドル円は、キーレベルの158.784円から、最強ラインの152.852円までプルバック。そして、キーレベルの146.442円で攻防中。

先週、「この円買いに傾いた値幅の広い強烈なプルバックよりも、もっと大切そうなのが、週明け月曜以降のプライスアクションかもです。」と書いたのですが、結果的に、出ていたシャークパターンで反発し、突っ込み売りにはリスクがあったことになります。

さらに、上昇を試みる場合、ターゲットは151円ミドルあたり。週明けのプライスアクションを待ちます。先週の投稿もご参照ください。

EURUSD:ガートレー登場!最強ラインの$1.09187で攻防中。

EURUSDの最強ラインは$1.09187。

先週のプライスアクションで、ベアリッシュなガートレーが登場しています。

一方、DXY(ドルインデックス)は、キーレベルの$102.422まで落ちてきてくれました。トレーディングビューの方では、空いていた窓を埋めてくれましたね。

現時点でわかるのは、ドルインデックスが、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルにいること。伸び切っているので、再び反発してくるシナリオはオンになりまEURUSDのガートレーが効く可能性ありです。

クロス円:キーレベルに注目。

クロス円は、これまで記載しているキーレベルが意識されているプライスアクションです。ドル円と一緒に短期的に反発するか?週明けのプライスアクションを待ちます。先週までの投稿もご参照ください。

ポンド円(GBPJPY):207.779円、200.697円、193.614円、184.047円。

ユーロ円(EURJPY):167.469円、173.402円、179.335円。スイスフラン円(CHFJPY):169.059円、179.606円。

カナダドル円(CADJPY):113.639円、117.291円、120.943円。豪ドル円(AUDJPY):101.075円、103.580円、106.084円、109.841円。

ニュージーランドドル円(NZDJPY):98.087円、95.837円、93.587円。

USDCHF:バタフライとディープクラブパターン!

ドルスイスには、先週シェアした画像に見えるように、バタフライパターンが出ていました。

そのPRZ(潜在的反転ゾーン)は結構下だったのですが、結果的にヒットして反転。

バタフライパターンから、ディープクラブパターンへと変化したのですが、両方のパターンが示していたターゲットゾーンにあまり変わりはないです。

USDCADは、登場していた売りのブラックスワンで下落し、キーレベルの$1.37312で攻防中。

AUDUSDの強烈な反転の背景にいたのは、ブリッシュなシャークパターン。文句なしです。

それぞれのキーレベルを記載しておきます。

USDCADは、$1.37312と$1.39746。USDCHFは$0.89253と$0.87275。AUDUSDは$0.67448と$0.65387

シルバーとゴールド:ディープクラブパターン、ブラックスワン

引き続き、シルバーの週足にはベアリッシュなディープクラブパターンが居座っています。

先週シェアしたブリッシュなガートレーパターンで少し反発したのですが、勢いがなく、現在はブリッシュなブラックスワンに反応しています。このブラックスワンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は$25.187あたり。すぐ下の$24.943はキーレベルですので、ここまで落ちてきても問題ないです。

なお、このまま、レンジになって上昇を試みる場合のターゲットはこれまでと同じく、$32.861になります。

ゴールドには、現在、ベアリッシュなブラックスワンが出ています。ちょっと中途半端ですが、うろうろ状態になるのかもしれませんが、$2534.39までワンモアアップしてもおかしくないです。

米国債・金利:ターゲットヒットですわ

米国債のZT1、ZN1、ZB1(フューチャーズの価格チャート)ともに、上がりそうで上がらない、もうひと下げあってもおかしくないという、中途半端なプライスアクションになっています。

ただし、金利を見ると、2年金利は、4.214%、10年金利は4.084%まで上昇してもおかしくない絵柄です。なぜなら、先週記載したように、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルが効いているからです。

だとすると、米ドルが反発してくる可能性がありますのでドルインデックスのプライスアクションに注目です。先週の投稿もご参照ください。

US100(ナスダックキャッシュ):長期のベアリッシュなABCDパターン、UK100:ブリッシュなガートレー、US30とGER30:ブリッシュなバタフライ、Nikkei225:ブリッシュなシャークパターン

株価が暴落した後の反発の背景には、ブリッシュなハーモニックパターンの存在があるといってもおかしくないです。

特にNikkei225は、最強レベルの30967円で、先週シェアしたブリッシュなシャークパターンに反応して、反発。そのほか、UK100には、ブリッシュなガートレー、GER30とUS30(ダウキャッシュ)には、ブリッシュなバタフライが居座っています。

ただし、気になるのは、この反発が推進波のような動きではなく、オーバーラップの多いジグザグとしたプライスアクションになっていること。いいかえると、調整波の可能性もあるということになります。

このシナリオだと、US100は、金曜日の高値がキーレベル。この価格レベルを超えられないと、調整終了の可能性も高まってきます。

こちらは、US30(ダウキャッシュ)。

ブリッシュなバタフライパターンに反応し、その後は、ジグザグした上昇になっています。

$39818.26を超えられなければ、調整終了の可能性も出てきますよね。

また、US500だと$5384あたりが、超えてほしくないレベル。

明日以降、これらのキーレベルを超えてくるか、うろうろするか、それとも今の価格レベルから、ギャップダウンするのか?引き続き、重要な場面にいるということになります。

今回は、短いですが、先週シェアした内容もまだ有効です。短期で買われても、いずれ長期のパターンに集約されていくような流れになるのか、月曜日以降、プライスアクションをしっかりとみていきましょう。

また何かあったらアップデートしますね。

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