DXYの記事を書いてから、チャネルの中で上がっていくより、下げてきた後、安値更新かという場面でNFPです。Since the article on DXY, it has close to the low last week and volatility has picked up, especially for DJI and SPX.
フィボナッチと歩むダウ(DJI)
USDJPY’s bat pattern
(注:この記事は2018年2月2日に投稿していたものです)
ハーモニックパターン vs 窓埋め
ドル円の日足のバットパターン
現在、上昇中ですが、110円の節目が迫っています。バットパターンの厳密なPRZ(潜在的反転ゾーン)の下限にあるのが、埋めていない窓の下限。また、その下には年ピボットポイントS1も控えていますので、NFP後、ニュース出尽くしで下がってくる可能性もあるため要注意という目線です。
円のFuturesのテクニカル分析とフィボナッチレベル
ブルーのパターンと、画像真ん中あたりの50%戻しレベルがほぼ重なってきています。0.9140を下に抜けないと、JPYのフューチャーズはJPYの買い=USDJPYは売りの目線です。
GBPUSD(ポンドドル)と連動する金利も併せてみてみる
ポンド関連の金利を価格で見た場合、年ピボットS1をブレイクして、ダウントレンドです。つまり金利は上がっています。同じように、ユーロに関連する金利の価格で見た場合のチャートは、昨日から年ピボットポイントのS1を攻防後、少し下抜けてきています。
このことから、EURUSDとGBPUSDは、今のところ、NFPで上下に振れても、押し目をつけた後は、買い目線というブルのスタンスでいますが、上記の価格チャートを短期足で見ると、下に伸び切っているため、少し上に反発する可能性もあります。
GBPペアについては、GBPAUDとGBPCADに売りのバタフライが出たままですので、短期では売り=押し目形成待ちとなり、GBPUSDも今日の指標で下げてきています。GBPは深い押し目を作るので、4時間20MAと50MAが重なってくる1.4150-70あたりで下げ止まるかどうか見ていきます。NFPまでにここまで落ちてきて何か買いパターンが検出されるとうれしいですが。
ドル円が下げ始めると、気になるのは、金。GOLDも昨日からの動きでは、押し目をつけて高値を再度トライしに行くと考えています。今日のピボット1345、あるいは4時間20MAのある1342あたりでレートがたまって、押し目となれば買い目線という感じで見ています。
DJI(ダウ平均株価指数)のレジスタンス
高値から撃沈されたDJIはよく見るとフィボナッチのレベルで反応してきれいに動いています。
「ダウ:フィボナッチエクスパンションなどを使ってはじき出すフィボナッチ数値- A zoom-in of DJI」に掲載したダウの画像をご参照ください。
年ピボットR1のレベルに青いパターンのフィボナッチレベルが合流していました。フィボナッチの主要な数値である、3.618、4.236、4.618などが近いですよね。青いパターンで見える比率は、フィボナッチプロジェクションの数値で、B地点からC地点(画像では左下のB地点の右下ですが、切れていて写っていません)までの調整波を使っています。その他、画像の左下に見える青いラインで描画したフィボナッチエクスパンションのレベルも重なってきています。
年ピボットR1をヒットして急所を突かれたように、吐き出したのが、29日のギャップダウンです。青いチャネルに支えられず下抜けした後、ここから再度ABCと上向きになるのかが、まず1つ目の注目点です。
買っても「A・サイファー(アンタイ・サイファー)」という新種のハーモニックパターンで終わるブルトラップとなるのか、それとも、年ピボットR1をもう一度トライする動きになるのか、判断を間違わないようにしたいです。
赤いトライアングルの上限までトライして、プルバック、そして上昇再開というジグザグになる可能性もあります。今日買い上がってピンクのA・サイファーのようにギャップを埋める方向に動いてくれるとわかりやすいですね。
DJIも他のチャートと同じで、ランダムに動いているわけではないです。いたるところにフィボナッチのレベルと節目があります。ギャップの上限の手前の青い横線はウィークリーのピボットです。年ピボットポイントR1とウィークリーピボットポイントがあるエリアは強いレジスタンとなります。
また、MT4で見えるUS30というチャートだと日足の20MAまで下落し、支えられるかという局面です。US30は通貨と同じように今も動いていますが、NY市場の開場で、DJIがどうなっているのか注目します。
フィボナッチツールには4種類あります。
「フィボナッチはリトレースメントだけではないんです- Making the most of fibonacci tools」もご参照ください。