週末にアップデートできませんでしたが、大きな絵柄に変わりはないままです。ユーロドルはあのトレンドラインへのリターンムーブ継続中ですが、GER40はキーレベルを下にブレイク。おそらく、ボラティリティが出そうですので、チャートをしっかりと見ていきましょう。
ようやくのリターンムーブ。慌てない、慌てない、一休み、一休み
Are we ready? Volatility is coming, probably after one more up!
ドル円:チャネル上限と141.523円のターゲットヒット
現在いる場所は、高値に対するフィボナッチリトレースの61.8%のエリアでもあるので、一旦のプルバックがあってもおかしくないですよね。そして、バタフライパターンが出ております。笑
なお、今月のマンスリーピボットは142.329円あたりにあるので、ここまでシュートアップするかどうかにも注目です。
EURUSD:トレンドラインへのリターンムーブ継続中?
5月上旬にうろうろしていたあのトレンドラインにリターンムーブしている感ありのユーロドルですが、直近の上昇の波はすでに伸び切っているので、一旦プルバックがあってもおかしくない環境のようです。
次のメジャーなターゲットは、今月のマンスリーピボットのある$1.0975あたりになりますが、$1.0863あたりまでプルバックしても問題ないです。チャネルの中に戻って来る可能性もありますので、この後の動きに注目です。
DXY(ドルインデックス):空いた窓、年ピボットポイント
DXYは、引き続き先週と同じで、今年のピボットポイントがある$104.172がレジスタンス。その少し手前に窓が開いたままですが、最初のサポートエリアの候補だった$102.973では、レンジになりました。その後下げてきていますが、次のサポートエリアは$101前半のエリア。
GBPUSDのダブルハーモニックパターン
なお、$1.29207にキーレベルがあるので、ここまで上昇してきても問題ないですが、今の価格帯からは約200ピップス。
ビーストなポンドなので、下げてきても、再び上げるという結構荒いプライスアクションになる可能性がありそうですよね。
資源国通貨ペア:USDCHFのガートレーパターン!謎
特に、USDCHFは、買いのガートレーパターンが出ている興味深い場面。ドル円と同じようにチャネルを形成する可能性があるか、見ていきましょう。
クロス円:ハーモニックパターンがいるんですが、強烈にアップムーブを展開!
クロス円も、売りのハーモニックパターンがいたままで、先々週から特に変更はないです。年ピボットR1を超えてきたユーロ円などプライスアクションが明確なほか、レジスタンス、またはサポートの役割をしているキーレベルまでプルバックするかも見ていきましょう。
クロス円のキーレベル:CHFJPYは154.249円、CADJPYは103.643円、GBPJPYは176.965円、EURJPYは151.019円、AUDJPYは93.940円。
ゴールドは$1946.97がサポート、シルバーはピボットポイントの$22.806がサポート
以前記載した直近の下げに対するカウンタートレンドとしての上昇というシナリオはまだオンになります。
ブラックスワンが出ているのですが、上昇してきても、大きくプルバックする可能性もありそうな微妙な場面のようです。先々週の投稿もご参照ください。
米国債(T-Bond):キーレベルでのきわどいプライスアクション!
明確なレジスタンス、緑の長期のトレンドライン上限と赤のチャネルが交わるキーレベルのエリアに引っかかっていますよね。
10年金利についても同じで、3.55%を下に割ってこないままですが、このあたりまで下げてきても問題ないです。
DJI、SPX、NDQ、GER40、DAX、UK100:ワンモアアップ!US30は$35055.82にリターンムーブ
US500は$4331.20、US100は$14873.67をとっくにヒットして上に抜けてくれたのですが、US30は、$35055.82にまだヒットしていない状況です。この価格ラインへのリターンムーブを継続しているのであれば、この後まだ上昇してくる可能性があります。
US500はフィボナッチリトレースメントのキーレベルも一応達成していますが、フィボナッチリトレースメントの78.6%を目指すのであれば、$4557あたりまで上昇してきてもおかしくないです。
下げた後、買いあがってきても、最高値に対する戻り高値を付ける動きの終盤戦というシナリオはオンのままです。言い換えると、高値更新を期待するよりも、戻り高値を付けた後、フルスケールで下げてくるシナリオの方に優位性があるかな。
こちらは、SX5E(EURO Stoxx 50)。2つのフィボナッチエクステンションが重なるエリアが強烈なレジスタンになり、しかも、ベアリッシュのバタフライパターンで落ちてきています。短期足では、高値付近に窓が開いているのが見えるので、上昇してくる可能性ももちろんありです。
GER40も、ふただった16144.56を下に抜けてきているのですが、こちらも、直近高値付近に窓が開いているので、ワンモアアップもあり?の環境です。
また、CNNのFear and Greed インデックスは82をヒット。強烈にグリード(貪欲)の状況になっているので、高値掴みに巻き込まれないように注意しましょう。笑
また、VIX(恐怖指数)、VVIX(恐怖指数そのものの指数)は、すでにダイバージェンスのままで、先週投稿したVXX iPath S&P 500 VIXフューチャーズは、下げているのですが、フィボナッチのキーレベルには到達しております。
6月も後10日ほどで終わりますが、月末までは、下げても上がってくるうろうろ状態が続く可能性がありますので、まあ、「あわてない、あわてない、ひとやすみ、ひとやすみ」で焦らずに待ちましょう。笑
また何かあれば、アップデートしますね。