EURUSDとSPXのガートレー、ドルインデックスは年ピボットにあと少し EURUSD & SPX’s gartley

「もうひと下げ、もうひと上げ」のあった株式、DXY、EURUSDですが、EURUSDには日足でガートレーが検知されており、PRZを突き抜けてバットを目指すのか、それとも反転を始めるのか、来週注目です。One more up or one more down. That’s what happened in the US stocks, DXY, EURUSD and other currency pairs such as EURJPY. EUR’s surprise was not strong but it has a bearish gartley.

もうひと下げ、もうひと上げのユーロを追う

ONE MORE UP or ONE MORE DOWN in all instruments. It happened.

(注:この記事は2018年7月7日に投稿していたものです)

トレードしたい通貨ペア以外のハーモニックに尋ねるのもあり

ドルインデックスは、年ピボットにわずか届かず

DXY のパターンはダブルトップにも見えますが、フィボナッチのプロジェクションとエクステンションが3.618と4.618など微妙なレベルです。直近を安値を抜けて、切り返す変形バットパターンも十分考慮しています。USDTRYとUSDCADには買いパターンが継続したままずるずると下げているので、一旦反発する可能性を想定します。

EURUSDはチャネルの上限とガートレーパターンの可能性

EURのサプライズな動きに注意と書いた後、下げそうで、上げてきたEURUSD 。EURGBPとEURJPYはガートレーパターン成立からの動きです。EURAUDとEURNZDにも売りパターンが出ていた環境で、EURUSDには日足でガートレー検出。チャネル上限にヒットしているので、プライスアクションには注目です。なお、PRZ(潜在的反転ゾーン)が少し上なのでチャネルを上抜ける可能性があるのですが、徐々にモメンタムは弱くなっているので、急落はなくとも、深追いには注意したいです。

その他、USDCHF(ドルスイス)はレンジのようになっています。先週の買いのシャークのPRZまではまだ到達しておらず、DXYとEURUSDに合わせて動きが出ると思います。USDTRY は、小さい黄色のパターンのフィボナッチプロジェクションは、4.618に近いですね。黄色のボックスのサポートエリアも間近です。

USDJPYは、日足の20MAに支えられており、4時間足で買いのサイファーが出ています。そのため、DXYの反発に合わせて、ドル円は112円後半を目指すシナリオも想定しています。

GBPUSDは、わかりやすいサポートである年ピボットでピンバーが出ました。茶色の年ピボットをヒットして上昇しているGBPUSD。上がり方がジグザグとしていて、1.33あたりにレジスタンがあります。GBPUSDは、短い時間足で売りのブラックスワンですが、売りのホワイトスワンの可能性もあり。

EURGBPに出ているハーモニックパターンについて、先週の記事「ボラのある相場とEURのサプライズな動きに注意 Volatility & a surprise move in EUR?」もご参照ください。

その他、AUDUSDのバタフライパターンや、NZDUSDの買いのブラックスワンでのプライスアクションも注目です。

クロス円の中でも、GBPJPY (ポンド円)については、「DXYはシャーク、USDJPYはネンスターで上昇 – DXY’s shark, USDJPY’s Nenstar」で見たホワイトスワンと147.03円がキーレベル。

Treasury/Bonds: 米10年債と30年債

米10年債で買いのブラックスワン、米30年債で買いのガートレが検出されており、価格がパターン通りに上がってくると金利が下がるのでドルに影響を与える相場環境です。アップダウンと買いと売りが交錯しており、ドル円の値動きにもそれが反映されているようです。FOMCやNFPで出たろうそく足から見えてくるのは、10年債のトライアングルの可能性。このまま価格が下がれば、DXYとUSDJPYは上昇する可能性があり、EURUSDの売りのガートレーには優位性が出てきます。

WTI・原油の長期足の売りのバタフライパターン。ゲームはまだ終わってない!

先々週以降、週足の売りのバタフライが居座る相場。PRZのマックスラインは年ピボットミドル値の78.74。ここまで上昇する可能性もあります。4時間足で高値と安値を切り下げてきていますので、これがH&Sのようになるのかを見ていきます。

DJI, SPX and NDXの概要

DJIはおなじみのチャネルラインからずいぶん遠ざかってきましたが反発。ダウのキャッシュUS30もご参照ください。

SPXは売りのサイファー、US30は売りのスリードライブ、NDXはクラブの可能性があります。ボラティリティが下がっている中で不意打ちのようにトレンドが転換する可能性もあるので、注意したいです。NDXもご参照ください。

SPX’s futures ES1:SP500のフューチャーズは、レジスタンスでサイファーの可能性?

レジスタンス間近のDow futures YM1(ダウのフューチャーズ)と、NDX’s futures NQ1(ナスダックフューチャーズ)

参考記事

5月の記事「原油、EURCHFなど長期足に潜むハーモニックパターン! EURCHF, WTI HARMONIC PATTERNS

6月の記事「Bullish US stocks, Gartley in US Bond 株式はまだブル強し, 米30年債はガートレー

ボラのある相場とEURのサプライズな動きに注意 Volatility & a surprise move in EUR?

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