サポート、レジスタンス、フィボナッチ in play:USDJPY、US500、US30、DXY

10月14日のアップデートから約2週間がたちましたが、想定通りの航路をたどっているのがUS500などの米国株式指数。UK100とGER40もキーレベルを下に抜けてきているありさまです。9月以降のシナリオに変更はないままですが、今の様子をサクッとシェアします。

サポート、レジスタンス、フィボナッチ:Are you ready?

Market’s price actions at key fibonacci and price levels > News, Events and whatever

ドル円のフィボナッチ、チャネル、ブラックスワン

USDJPY ドル円ブラックスワンとチャネル 29 Oct 2023

ドル円は、引き続き、ブラックスワンが居座る環境ですが、4時間足では、ブリッシュなホワイトスワンが出ております。

フィボナッチとキーレベルからなる節目は150.863円で、これを再びトライしたものの、やや届かずというところですので、やはり、再び上昇してくる可能性がありそうですよね。

深く下げてくる場合は、149円あたりにあるサポートエリアで、押し目をつけるかどうかを見ていきます。

2週間前と同じで、ニュースやイベントねたを意識してしまうと目線がぶれます。あくまでも、テクニカル分析から描けるシナリオをキープします。前回の投稿もご参照ください。

USDCHF:アップトレンド中のプルバック

4時間足にいるハーモニックパターンをシェアした後、$0.89070あたりのサポートラインから反発。再び、プルバックする可能性はありますが、$0.89、$0.88421あたりが強烈なサポートエリアになりそうです。

DXY(ドルインデックス):$105.800、$108.966

DXYは、何度も記載していた3つの窓のうち、2つを埋め、その後、2つ目の窓がある$105.80あたりを上に抜けて、上昇しています。プルバックがある場合、$105.80あたりがサポートになるかを見ていきます。

クロス円:引き続きレジスタンスとサポートに注目

クロス円も、2週間たって、特に大きな変更なしです。引き続き、長期の時間足で、売りのハーモニックパターンが居座っていますが、これらのハーモニックパターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は、まだ上なので、大きく下げてきても、再び上値をトライする可能性がありそうです。

クロス円のキーレベルをまとめておきます。

CHFJPY(スイスフラン円):154.249円、160.507円、166.765円。CADJPY(カナダドル円):103.643円、108.451円、114.292円。GBPJPY(ポンド円):176.965円、183.106円、188.605円。EURJPY(ユーロ円):151.019円、156.363円、161.708円。AUDJPY(豪ドル円):93.940円、98.469円。

USOIL、ゴールド:レジスタンスとサポート

すでに投稿している月足のブリッシュな5-0パターンのキーレベルで攻防中ですが、短期足では、ベアリッシュな5-0パターンにつかまっています。

深いプルバックがあっても問題ないですが、CL2のフューチャーズと異なり、キャッシュの方は、$91.68と$104あたりに窓が開いていますので、再び上昇しても問題ないですよね。

ゴールドは、$1946.67をブレイクして、上昇しています。次のターゲットは$2026あたり。

シルバーも、キーレベルの$22.806を上に抜けています。もう少し上の$24あたりを狙ってくる可能性がありそうです。

米国債:ワンモアダウンあり?

前回の投稿から2週間たっていますが、買い圧力が弱いダウントレンド継続です。

ターゲットまで、まだ値幅があるので、短期的に反発してきても、その後、下落に傾けば、ボラはかなり高くなると想定できますよね。

当初のシナリオに変わりはないです。

時間をかけて、緑のチャネルの下限を目指すプライスアクションになりそうです。

DJI、NDQ、SPX:レジスタンス、サポート、フィボナッチ

こちらは、DJI(ダウ)の週足。

緑の長期トレンドラインがレジスタンスになった後、ピンクのラインで示した$34292あたりがレジスタンスになっていますよね。

右上がりのオレンジのラインは、チャネルの上限となります。

このまま下落が続けば、ターゲットは中央にあるブルーのボックスのエリアですが、時間をかけて、これを突破して、オレンジのチャネルの下限まで到達する可能性もかなり大きいです。

ダウの上昇トレンドはすでに終了し、下落トレンドに転換してしまっているので、買い上がっても、すぐに売り圧力に押される可能性が高そうです。

NDQは、日足チャートに描画していた薄いブルーの2本のラインからなるレジスタンスとターコイズのトレンドラインに注目していました。レジスタンが効いて、トレンドラインをブレイクしてきましたよね。

この後、年ピボットポイントがあるエリアまで、ブルーのボックスで示した値幅分、下落してくる可能性はあります。

でも、経済指標などのイベントがあるため、デイトレレベルで、短期的に一旦反発してもおかしくないですよね。

SPXについては、「エリオット波動の推進波とハーモニックパターン:バタフライ、クラブ、ディープクラブパターン」の記事で、探索しました。

トレンド転換後の初動の波の動きでカウントできる「ワン・ツー、ワン・ツー」を形成した可能性がありますよね。

現在は、「最後の砦」のフィボナッチリトレースメントレベルの88.6%を使うバットパターンが完成しています。

これで短期的には反発しそうですが、「ワン・ツー、ワン・ツー」に続く3つ目の「ワン・ツー」を形成するか?いずれにしても、3つ目の「ワン・ツー」が形成された後は、強烈なダウントレンドが待っているというシナリオになります。

MSFT、BA、BRK、GOOGL、META:レジスタンス、サポート、フィボナッチ

こちらはボーイング株。

トレンドラインをブレイクしてから続落していましたが、フィボナッチから見ると下落の波が「ザ・伸び切りゾーン」に到達しています。

年ピボットポイントあたりでうろうろしているので、一旦、反発することも予想できますよね。

なお、ブラックスワンが形成されたこの下落の波を見てみてください。5つの波からなる推進波を形成しているように見えますよね?ということは、1つ目の下落の波が終了し、反転してABCの調整波を形成するか?ということを示唆しています。

推進波とブラックスワンについては、「エリオット波動とハーモニック Part3:推進波とブラックスワン(Impulsive wave & Blackswan)」をご参照ください。

こちらは、マイクロソフト株の日足チャート。

オレンジのトレンドラインと、水色のラインを引いた$338.38あたりがレジスタンスとなっています。

決算発表でギャップアップしたのに、すぐに逆走し、上ひげの長いローソク足が出て先週を終わりました。

逆走したことがポイントになります。

これらのレジスタンスが機能すると、$260あたりまで続落するシナリオがオンになります。

こちらはバークシャーハサウェイのチャート。

バークシャーハサウェイの場合、上昇トレンドの波がすでにフィボナッチで見える「ザ・伸び切りゾーン」に到達しています。

今いるブラックスワンで反発しても、$350あたりのレジスタンスが機能する可能性がありますよね。

再び下落し始める場合のターゲットは、年ピボットのある$310あたり。

さらにその下に窓が開いているので、続落する場合、かなりの値幅になりそうです。

こちらは、META。フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」に到達した後、$297.81あたりのキーレベルをギャップダウン。

その後、クラブパターンで反発していますが、このキーレベルがふたになるかに注目です。

このほか、2週間前にシェアしたXLKにも変更はありません。XLKもSPXと似て、「ワン・ツー、ワン・ツー」を形成した可能性があります。だとすると、ターゲットはかなり下になります。

2週間たった今も、大きな絵に変わりがないままです。今週のイベントで、短期で反発しても、国債やテク株の動き次第では、ボラティリティがぶっ飛びそうですよね。次のダウンムーブはかなり強烈になりそうですね。

先日は満月。新しい月のサイクル(ムーンサイクル)に入るのと、また重なるのか?いずれにしても、ベアマーケットが進行中です。

何かあればアップデートしますね。

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