ラウンドナンバーとFNG:US30、US500、EURUSD、ドル円、カナダドル円

あっという間に、イースター休暇を迎え、グッドフライデーからバンクホリデーの4連休になります。今日はFX相場は動いてますが、その他のメジャーな指数などはお休み。ラウンドナンバーというメジャーなターゲットを目指しそうなUS30など、今の様子をシェアします。

ラウンドナンバーとFNG。

FNG hits resistance.

ドル円:ターゲットはやはり152.852円?

USDJPY ドル円日足 29 March 2024マイナス金利解除で円売り?というタイトルの記事を見かけましたが、先週書いたように金利上昇で円買いというシナリオは想定していなかったので、今の上昇も問題ないです。

こちらは、いつものUSDJPY。本日は横向きのレンジですが、おそらく、一旦はプルバックすると想定できます。フィボナッチ的にも伸び切っているのも気にはなりますよね。

149.900円、149円前半、あるいは148円半ばまで、落ちてくる可能性がありますよね。これらのキーレベルで、下げ止まると、次のターゲットである152.852円あたりを狙ってくるシナリオは引き続きオンです。

なお、ドル円は今年のピボットポイントがある140.033円あたりをヒットしていません。しばらくは、上昇傾向にあると見えるのですが、146.442円のキーレベルを下に抜けてくると、140.033円も視野に入ってくる可能性があります。

EUSUSD:ブラックスワン

EURUSDは、前回書いたように、シャークパターン、5-0パターン、ブラックスワンパターンという一連のハーモニックパターンに従ったプライスアクションを展開しています。

金曜日のプライスアクションで、再びブラックスワンが出ています。なお,PRZ(潜在的反転ゾーン)はもう少し下で、次のキーレベルは$1.07406。

これを軽く下抜ける可能性もありますが、続落する場合は、$1.05626が視野に入ってきます。

そして、キーレベルの$104.035で踏ん張っているのがDXY(ドルインデックス)。このままサポートとして機能すると、以前も書いたように、2022年と2023年から空いたままになっている2つの窓を埋めに来る可能性がありそうです。

クロス円:カナダドル円、ユーロ円はターゲットの手前

カナダドル円に、売りのブラックスワンがいるのですが、PRZ(潜在的反転ゾーン)はまだ上の方です。

今引っかかっているのは年足のボリンジャーバンド。これで一旦下げるかもしれませんが、ターゲットまであと少しなので、引き続き上昇してくる可能性もありそうですよね。

同じく資源国通貨とされるポンドと円のペアのレジスタンスは193.614円、サポートは184.047円。

レジスタンスには微妙にタッチしていない状況なので、下落しても、再び上昇してくる可能性もありそうです。

こちらはユーロ円の月足。月足での下落になると結構な値幅になりますが、押し目をつければ、時間をかけて再び上昇する可能性がありそうです。

どのペアも強烈なレジスタンスが目前という絵柄。すでに記載しているキーレベルに変更はないです。

キーレベルは、CHFJPYのサポートが169.059円、レジスタンスが179.606円。AUDJPYのサポートは97.318円、レジスタンスは101.075円。

CADJPYのサポートは108.743円、レジスタンスは113.639円。EURJPYのレジスタンスは167.469円、サポートは159.946円。

USDCHFの$0.89253、USDCADの$1.34113と$1.35712

先週と同じく、USDCADもドルスイスも、次のターゲットまで上昇を試みるのであれば、それぞれ$1.37312と$0.91231になりそうです。

シルバーの$23.257、ゴールドはターゲットの$2103.67をヒット!

シルバーは、今年のピボットポイントがある$23.257を下抜けしなければ、さらに上昇?という絵柄に見えるのですが、気になるのはSIL(Global X Silver Miners ETF)のチャート。

スポットの方は、年ピボットポイントがサポートになっていますが、ETFの方はレジスタンスに。で、ブラックスワン。何でしょうね?

ゴールドは、$2203.36の最強ラインを超えて、上昇していますね。ハーモニックパターンも出ておらず、フィボナッチ的にもまだ中途半端なので、次のターゲットの$2273.69まで、上昇してもらっても問題ないです。

米国債:下げても、まだワンモアアップ?

こちらは、米長期債のZB1。年ピボットポイントがレジスタンスとして機能しておりますが、ワンモアアップのシナリオを想定後、やはり、現在も反発中です。

右下がりのチャネルのミドルラインにタッチして、ABCDパターンが出ていたのでプルバックしたのですが、もう一度上げて、右上がりのチャネルの下限まで上昇してもらってもかまわないです。

なお、再びABCDパターンが出ているのも気になりますよね。紫のラインは今月のマンスリーピボット。週明けには変更されますが、3月はどちらかというと、上がって、落ちて、元に戻ってきた感じなので、4月のマンスリーピボットの値は大きく変わらない120.09あたりかもしれません。

米2年債の金利の方も、下げ渋っている感ありで、5.009%を目指してくるか?

NDQ、US30、US500:ラウンドナンバーと懐かしのFNG

UK100が、今年2月に8000台をヒットした後、日経225が40000円台をうろうろ、ビットコインも$70000越え。

もしかして、「ラウンドナンバー祭り」開催中?

それなら、ダウ(DJI)も、$40000を狙っているのか?

画面上部のブルーのボックスは3つのフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベル達が構成するレジスタンスゾーン。

$40000をヒットすれば、フィボナッチから見えるターゲットをヒットしたことになり、$40222あたりは、結構すぎるレジスタンスということになります。

なお、DJIのキャッシュの方は、先週記載したように、2009年3月からの上昇のフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルを少し上抜けて、2024年のピボットポイントのR1がある$39818.26に抑えられている状態。

この価格を付けたところは、2022年の安値以降の最初の高値と押し安値を使ったフィボナッチエクスパンションの1.272のポイントも重なっています。

週明け、下に飛ぶか、ワンモアアップがあるかわかりませんが、ラウンドナンバーを目指している可能性も考えられますよね?

US100のターゲットは$18966.90が候補。ここが、今のラリーの最終地点というシナリオです。先週と同じく、NVDA、META、MSFT、APPLなどが窓埋めのために上昇してくる動きに合わせて、一旦は上昇になるかもしれませんが、徐々にリスクの方が大きくなっている感ありです。

US500も先週と同じ。$5111.97のキーレベルをサポートにして、上昇しています。なお、$5259.34あたりに空いていた窓を埋めて、売りのディープクラブが登場しているので、一旦は下げるかもしれませんよね。

再び上昇する場合、次のターゲットは$5283.88と$5302あたりの間。ここまで来てくれるとわかりやすいです。

なお、株式指数は、価格とオシレーターがかなりのダイバージェンスを展開しているので、何かあっても驚かないことです。

先週シェアしたNVDAは、高値更新失敗でダブルトップのようになっています。すでにフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルが形成するレジスタンスゾーンにいるので、週明けのプライスアクションに注目です。

ここしばらくは、Magnificent 7が注目を浴びていたのですが、以前は、FNGでしたよね?

基本に戻って、NVDAとTSLAを除いたFNGを改めて見てみると、これもフィボナッチ的には伸び切っていて、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルがある$10282.80でピタッと抑えられています。

APPLはすでに落ちてきて、反発を試みている感じですので、残りのMSFT、AMZN、GOOGL、METAに何か動きが出るのかもしれませんね。

UK100、GER40、JP225:もう少しアップしたいところ?

先週シェアしたドイツ株式指数のキャッシュは、年ピボットポイントR1がある17896.03を上に抜けて、次のターゲット18464.10まで到達。18000というラウンドナンバーは達成したことになります。

日経225が再び上昇する場合は、42053円がターゲットになりますが、その手前の41350円あたりで、下に押される可能性もありそうです。

UK100は、上昇継続であれば、8121.09が次のターゲット。

今週は4日間しかなく、来週も月曜日はお休み。何があっても驚かないことですよね。月曜日にすでに満月を迎え、4月の初旬までは新月に向けたサイクルになっています。

米国金利にボラティリティが出る可能性があるので、週明けのプライスアクションに注目です。

何かあればアップデートしますね。

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