週のレビューで記載した内容とあまり変わりませんが、月曜日からの動きで、ここから買ったり、売ったりするとジョーカーをつかまされるというような相場環境になってきているように見えます。No major change from my weekly review but US stock indexes in particular are at a critical juncture not to ignore.
シャークが1.13をさし、ローソク足がひげとなる嫌なパターン?
(注:この記事は2018年5月15日に投稿していたものです)
もうはまだなり、まだはもうなり ‘Already means not yet, Not yet means already’ この訳が正しいかはわかりません 笑 さて、月曜日と火曜日の動きから、ドル、金利、株式などがどこに行きたがっているのか少しずつ見えてきているように見えませんか?
節目でうろうろするUSDJPY
ドル円と一緒に見ておきたい円先物は変形バット?
週のレビューで書いた2つのシナリオは、円のフューチャーズのダブルボトム、あるいは一段下のレベルまでのプルバックでした。
ダブルボトムはやはり微妙で、また律義に下のサポートエリアの方に落ちてこようとしているので、ドル円は、もう少し跳ね上がりそうです。
その一方、金利を価格で見た場合、サポートエリアに来ていますが、青の2本のサポートエリアで、跳ね返ってくると、金利は下げとなるので、ドル円には不利になります。トレーダーたちはこのあたりでの動きを待っている感があります。
約20-30ピップスほどの上昇をドル円で見込めるものの、ポジションを保有したままでよいのかというプランBが必要になってきそうな場面です。 高値掴みというジョーカーを引かされないようにドル円の節目をしっかりと把握しておきたいです。
また、今の目線はまだ上げですが、大口は、ドル円の119.99あたりから、上昇トレンド継続が不確かな20-30ピップスを狙うより、金利と連動して200ピップスほど下げるという方向に優位性を見出している可能性も、無きにしも非ずです。
待ち構えて、売りぬいてくる人がいることはいつも理解しておきたいものです。特に10年債は売りポジションがたまっているので、ショートカバーが入りだすと、金利は下げてくるので、気を付けていきましょう。
ポジションが金利の動き次第ではDXYも下げてくるので、対照的にEURやGOLDが反発する可能性もありかというシナリオを立てることができます。金利の動きは今日以降要注意です。US10Yの先週のレビュー内の画像から、4時間足にズームインします。
ブルーのシャークパターンが、1.13をさしてひげを付ける嫌なパターンです。まり、高値更新と見せかけて、実はチャート左から続いていたトレンドの終焉を意味する動きです。このような展開になれば、ドル円は高値を更新して、逆走ということも考えられますので、取り扱い注意という環境ですよね。
ダウのプライスアクションとチャネル
思わずうなってしまった値動きから、またもやの動き!!ババを引かされそうで、もうはまだなり、まだはもうなりが続く嫌な環境ですね。
DJIは長期のオレンジ、濃紺のチャネル内に戻ってきています。SPXもNDXも、ガートレーの候補とギャップを前に数ピップという感じですので、今日埋めてしまえばプライスアクションは活発になりそうですね。
フューチャーズのYM1、ES1、NQ1は緩やかに下げてきているので、これらの動きにも注目します。SPX、DJI、NDXを動かすウェイトの高い個別銘柄を見てましたが、上昇したペアもありますが、押し下げられている状況です。
その他、メジャーな銘柄として、グーグル株のシャークパターン、フェイスブックのチャネルやフィボナッチプロジェクション、アマゾンのチャネル、アップルのレジスタンス、インテルのウェッジのような上昇とシャークパターン、ネットフリックスのチャネル内の動き、そしてボーイングのプライスアクションなどは、5月12日の週のまとめ「ライン際でじれったい株式やドルインデックス:Tantalising US stocks, DXY awaits TY1」をご参照ください。
簡単なアップデートですが、どのペアも株式も、節目を前にもう?それともまだ?という感じのままですが、ババ抜きの様相となっているように見えますので、引き続き、米国債の動き、ドルの動きには注意していきましょう。