窓埋め(ギャップフィリング)とハーモニックパターン:US30、US100、BOTZ、USDCHF

前回の投稿で、「行きつくところまで行きついている感ありの株式指数達」と書いたのですが、その後の下落のプライスアクションは結構でしたね。フィボナッチターゲットをヒットした後の下落で、窓を開けてしまっているので、窓埋め(ギャップフィリング)をしっかりしてくるか?サクッとシェアします。

窓埋め(ギャップフィリング)とハーモニックパターン

Gap Filling, harmonic patterns and fibonacci targets

ドル円:ブラックスワンに変わりはありません

ドル円は、前回の画像が有効です。ブラックスワンが居座っております。

短期足では、売りのホワイトスワンが出ておりますのでプルバックしているのですが、大きなブラックスワンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は151.991円。この価格のすぐ上には、152.852円という大きなレジスタンスが待ち構えています。

レジスタンスに先に行くか、ブラックスワンで深くプルバックするかは、週明けのお楽しみとなりますが、押し目のキーレベルの第一候補は、146.442円から146.812円の間になりそうです。

DXY、EUSUSD:窓埋めと年ピボットポイント

DXY(ドルインデックス)とEURUSDは、前回と同じく、キーレベルの間に挟まって上下しています。

EURUSD Blackswan ユーロドルブラックスワン 17 Feb 2024ユーロドルは買いのブラックスワンがいるので反発しています。

ハーモニックパターンから見える最初のターゲットは、すでにヒットしていますが、MT4のブラックスワンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は$1.06304にあるので、ワンモアダウンの可能性もありという環境です。

候補にあるサイファーまで吹き上げるか、あるいは、ワンモアダウンするか?ワンモアダウンする場合は、BをXとして、ひと山ずらしたブラックスワンになる可能性もありそうですよね。

なお、今年のピボットポイントが、EURUSDの場合はレジスタンス、ドルインデックスの場合はサポートになっていますことはお忘れなく。

クロス円:高値更新?

クロス円は、年ピボットポイントからはじき出すキーレベルが最強ラインになっています。

どのペアも、年ピボットポイントのミドル値でうろうろしていたのですが、上昇を試みており、次の年ピボットポイントR1まで上昇か?という場面。

資源国通貨と円のペアであるポンド円、豪ドル円、カナダドル円に売りのブラックスワンが出ていますが、R1まで行く可能性がありますよね。

週明けのプライスアクションを待ちましょう。

USDCHF(ドルスイスフラン):強烈なブラックスワン

ずいぶん前に触れていたドルスイス。

週足に出ているブラックスワンから反発。PRZ(潜在的反転ゾーン)は下の方ですが、年ピボットポイントがサポートになるか?

ターゲットはかなり上になりますが、これから見えるのは、スイスフランが売られるというシナリオ。

ということで、ドルインデックスと同じく、スイスフランのインデックスであるSXYを見てみました。

ブラックスワンが居座るSXY(スイスフランインデックス)。

93後半あたりに窓が開いてますね。

ここをターゲットに落ちてくるのでしょうか?

だとしても、ドン下げというよりは、時間をかけて落ちてくるのかもしれませんが、2015年の1月にドラマを展開してくれた過去があるので、どうなるのか?興味深いですよね。

シルバーは$23.257、ゴールドは$1865あたりの窓埋めか?$2003.98がキーレベル

シルバーは4時間足では、ダブルボトムのようになっているのですが、週足で見るとトライアングルか、横向きの動きで何かパターンが形成している感あり。

ゴールドもよくわからないですが、$1865あたりに窓が開いておりますので、落ちてくる可能性も考慮です。

米国債:反発したら、売り?

米2年債、米10年債、米30年債のフューチャーズのチャートでは、売り圧力が強いように見えますよね。短期的に反発した後、また大きな陰線が登場するのか?週明けのプライスアクションを待ちましょう。

NDQ、US30、US500:短期足で揃ってブリッシュなシャーク

こちらは、ダウキャッシュの30分足。US500とUS100にも同じ区シャークパターンが出ています。

気になるのは、日足のボリバンを狙って上昇してくるか?ということと、どの指数も、直近の下げがきれいな推進波で、直近の上昇波がジグザクしていること。

戻り高値を付ける動きであれば、シャークで反発しても、半値あたりで抑えられる可能性があります。

また、すでにご存じのように、今週は、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルをヒットしていたナスダックのキャッシュの存在が微妙でした。

マグニフィセント7(Magnificent 7)のうち、テスラは、もうとっくにレースから外れていて、APPLもあまり元気がないです。

NVDA、AMZN、MSFT、METAが勢いをつけているのですが、特に、METAの場合は、前々回ぐらいに記載したように、ギャップアップして、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルをヒットしています。

そして、METAは、今このような状況です。

ピンクと水色の太いエリアが、「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベル。特に画像の上の方の2つのエリアはかなりなエリアですので、ここからどうしたいのか?非常に気になりますよね。笑

またAMZNは、$170.60が「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベル。ここで抑えられて今週を終えています。

MSFTは$418.36と$415.46が「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベル。この2つの価格が形成するエリアでしっかりと止められているというか、ギャップダウンしていますね。

おそらく、空いている窓を埋めるために、上昇してくる可能性はあるのですが、特にMSFTがレジスタンスで再び抑えられると、かなりのボラティリティにつながる感ありです。

こちらは、BOTZ。以前、紫のエリアに窓が開いていることをシェアしました。窓を埋めた感じになっているのですが、その上のピンクのラインまでワンモアアップしても問題なし。

下は、緑のエリアが、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルになりますので、落ちる場合は、結構なボラティリティになると想定できます。前回投稿したNQINTELも併せて、ご参照ください。

なお、BがOTZやナスダックにボラが出るとしたら、それを演じるのは、NVDAになる可能性があります。NVDAは、水曜日に決算報告があり、何となく、市場は、これを待っている感じではありますよね。

水曜日が節目になるのか?どちらでもいいです。いいニュースでも、結果的に下落する可能性があるので、プライスアクションを待ちましょう。

また何かあれば、アップデートしますね。

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