ハーモニックが効いているGBPUSDとEURGBP、想定した以上に高値を更新してくれたUS30、US500、US100

先週想定していたように上昇を継続し、ターゲットをヒットしてきているUS500のほか、最強ラインを上に抜けてきたゴールドやハーモニックパターンが居座っていたEURGBPなど、アクション展開中です。週明けも引き続きプライスアクションが気になる相場環境継続中のようです。

ハーモニックパターンが出まくっている相場

Various harmonic patterns in various instruments: Confusing but must be something

フィボナッチやハーモニックパターンが効いている通貨ペア

GBPUSDはベアリッシュなバタフライパターンからの下落を継続

以前投稿していたバタフライパターンの一発目が効いた後、先週金曜日に大きく崩れたGBPUSD。今週木曜日に再び崩れました。月足の20MAがほぼ重なるサポートエリアに到達しているので、一旦反発があるかもしれませんが、さらにプルバックする場合は、$1.31595あたりもシナリオに入れています。

EURGBPに居座るブリッシュなブラックスワン

EURGBP Bullish Blackswan ユーロポンドのブリッシュブラックスワン 7 Nov 202110月20日の投稿で掲載していたEURGBP(ユーロポンド)のブラックスワンが効いた格好です。

こちらの画像は現在のブラックスワン。ポンドドルのシャープな下落と合わせて上昇してきていますが、ターゲットはさらに上。引き続きプライスアクションに注目です。

EURUSD:ブリッシュなシャークパターン参上

しばらく前の投稿から、継続しているのは赤いチャネル下限のライン手前でのプライスアクション。下に抜けた後、現在はシャークパターンで反発しています。

買い上がってくる場合、抜けたキーレベルの$1.17227、あるいはヘッドアンドショルダーズパターンのネックラインまで上昇する可能性も考慮しますが、週明けのプライスアクションを待ってから判断します。

ここしばらくの投稿画像もご参照ください。

ドル円、クロス円のブリッシュなハーモニックパターン

週末にチャートを開いて目についたのが、ドル円とクロス円に登場しているブリッシュなハーモニックパターン達。

こちらは、左上から、豪ドル円(AUDJPY)、ニュージーランドドル円(NZDJPY)、カナダドル円(CADJPY)、ドル円(USDJPY)の様子です。

このほかにもスイスフラン円(CHFJPY)にブリッシュなガートレーパターン、ユーロ円(EURJPY)にブリッシュなブラックスワンが出ています。

なお、ポンド円は、上記で見たポンドドルとユーロポンドと合わせて、ポンド売りの相場環境ではなかったでしょうか。

こちらは、ポンド円の日足のチャート。キーレベルの157.543円というレジスタンスを前にしていたので、買いというよりは売りというシナリオの方に優位性があったように思います。

また、このキーレベルで、A-サイファーという新種のハーモニックパターンも出現。その後は見事に落とされていますね。

画像にあるように、ポンド円のキーレベルは明確で、149.207円を下に割ってしまうのかどうかに注目ですね。

それでも、気になるのは、円売りを示唆するハーモニックパターンがクロス円に出現していること。通貨の相関性など、つじつま合わせで色々考えたりしてしまいますが、ドル円がサポートにいることは明確のようです。プライスアクションを待ちましょう。

USOIL(WTI原油フューチャーズ)、GOLD

USOILをホワイトスワンのレジスタンスを突き抜けましたが、結果は下げ

先週投稿していたUSOIL(MT4で見える原油のフューチャーズ)のホワイトスワン。このパターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)を上に抜けたのですが、結果的には下げてきて、キーレベルの$80.39を行ったり来たりしています。

まだ残されているのが、$90.24あたりにある窓を埋めるというシナリオです。$91.12には強烈なレジスタンスが控えているので、ここまで上昇した後のプライスアクションの方が大切になりそうです。先週の投稿もご参照ください。

GOLDの$1807.07

先週の投稿時にブリッシュなガートレーが登場していたゴールド。その後もうひと下げしてから、キーレベルの$1807.07を上に抜けてきました。現在は月足20MAをヒットしていますので、軽くプルバックする可能性もありそうです。

また、なかなか超えられなかったレジスタンスを超えた場合、そのレジスタンスをサポートに変える、つまり、ロールリバーサルをきっちり展開してくれないとまだわからない状況です。抜けた$1807.07に押し目を付けるかどうかに注目です。

株式指数: ボリンジャーバンド&フィボナッチ

先週、US30については、先々週と先週はボリンジャーバンドがレジスタンスになる可能性に触れてみました。とりわけ、先週探索したUS500(SP500のフューチャーズDEC)は、下落することなくそのまま上昇してきましたね。

先週の時点ではベアリッシュなバタフライパターンがいたのですが、軽く下げて9月3日の高値を更新してきたという結果になっています。なお、気になる点が2つあります。

・9月3日の高値と10月1日の安値を使ったフィボナッチプロジェクションの1.618%のレベルで、金曜日に上ひげローソク足が出ていること

・10月1日の安値と、そこからの上昇で7日に築いた高値を使ったフィボナッチエクステンションの値は2.618%

今の時点ではもう消えてしまっているバタフライパターンの存在も考えると、プルバックしてもおかしくない状況ですが、次のキーレベルの$4,788.93までこのまま上昇する可能性も考慮。なぜなら、センチメントはブリッシュだからです。

US100 (ナスダックキャッシュ)は、バンドウォーク状態で上昇してきましたが、金曜日に少しプルバックしていますね。今いる価格帯は、先週記載したこれまでの上昇の波を使ったフィボナッチエクステンションなどがはじき出す4.618%や5%を超えた場所であるほか、週足のボリンジャーバンドの2シグマも超えている場所となります。ある意味、ナスダックのキャッシュは「ザ・伸び切りゾーン」の中で伸びようとしているということになります。

同じく、US30(ダウキャッシュ)も、すでに週足のボリンジャーバンドの2シグマをヒットして飛び越している状態。

先週記載したように、ボリンジャーバンドの2シグマを超えたといっても、「米株式指数がバンドウォークをしてどんどん上昇する可能性もあるので、ボリバンタッチで売りというわけではありません。」が、バンドと離れれば離れるほど、ダイバージェンスが強くなるので、いつかは弾けてバンドの中に戻ってくる可能性が高くなります。

これが5分足や15分足であれば、軽いプルバックでピップ数も少ないという捉え方になるかと思いますが、4時間足、日足、週足のレベルになると、その時間足での大きなピップ数をともなうプルバックとなる可能性もありますよね。仮にプルバックをするのであれbあ、木曜日あたりに入った買いポジションが切らされる可能性も考慮できるので、リスク管理をしっかりとしておきたいですね。

引き続き、ブリッシュなセンチメントが強い相場ですので、押し目を付けたら買いが参入してくるかもしれません。また何かあればアップデートしますね。

Exit mobile version