テクニカル分析の基本のピボットポイントとキーレベルをチェックしよう♪ USOILとAUDJPYにはABCDパターン!

早くも2022年が幕開けですね。今年もよろしくお願いいたします。この前の記事で、年始にボラティリティが出る可能性にも触れましたが、明日以降のプライスアクションが待ち遠しいですね。市場が動き出す前にぜひチェックしておきたいテクニカルツールや今のハーモニックパターンをシェアします。

消える昨年の最強ライン。初心忘るべからず

Last year’s key levels can play a big role: It is better to keep these old key price lines on the charts.

年始の初仕事はピボットポイントの確認

追記:下記ドル円等の新しいピボットポイントについて修正をしています。高値、安値、終値を足して3で割るのは正しい出し方なのですが、自動で表示されるピボットポイントと数値が異なっているので修正します。

DXYはトライアングルからチャネル?

ドルインデックスは、日足の売りのバタフライパターンと水色で引いたトライアングル(ペナント)いうチャートパターンが存在している状況でした。一旦はこのトライアングルの下限ラインを下抜けたのですが、下から走っている長期の移動平均線がサポートになり、反発。

DXY Bullish Butterfly ドルインデックスバタフライ 02 Jan 2022でも、やはり下げていますね。このペナントからフラグ(チャネル)を形成する可能性に移行したのかもしれませんが、そういうときに出てくるのが、ハーモニックパターン。

現在、短期足でバタフライパターンが出ています。

なお、チャートの下を走る水色のラインは、今年2022年のピボットポイントになります。ピボットポイントは、月足でも、日足でも、その時間足の高値+安値+終値の合計を3で割るだけで簡単に算出できます。

ここでは年足のピボットポイントを出したいので、2021年の高値、安値、終値を足して3で割ったこの水色のラインのある$93.894が、ドルインデックスの今年の最強ラインということになります。なお、お使いのブローカーにより多少価格が異なる場合もあります。

仮に私の計算方法が間違っていなければ、今のバタフライで反発した後、ピボットポイントまで下げてきた場合でも、ここが強烈なサポートになる可能性があるというシナリオが描けます。

ドル円やユーロドルも、昨年の高値、安値、終値を足して3で割ると今年のピボットポイントを算出できます。例えば、ドル円の今年のピボットポイントは111.073円(110.070円)です。昨年は109.904円にピボットポイントR1があったので、109.904円と111.073円110.070円の間のエリア、とりわけ110円の節目は、今年も意識される価格帯になるのかもしれません。

月曜日に市場が開くと、チャート上に今年のピボットポイントが自動的に描画されるので、算出した価格が間違っていないか確かめます。笑 どの通貨でも、週末でチャートが止まっている時に、2021年のピボットポイントのある場所にラインを引いておくといいですね。いつの時代も、チャートの左側でプライスアクションが出た価格帯が意識されますので、昨年のピボットポイントのある価格ラインに線を引いておくといいです。

クロス円のハーモニックパターン

こちらはクロス円たちに出ているハーモニックパターン。画像中のピボットポイントは、昨年の物になるので、これらの価格帯にラインを引くのに参照されてください。

特に週足チャートに現れたシャークパターンがいるCADJPYは気になりますね。

前回記載したEURJPYも昨年のピボットポイントを上抜けしていますが、この後が大切のようです。

GBPJPYは、前回書いたように、ヘッドアンドショルダーズパターンの右肩を形成している可能性がある環境。このバタフライパターンで下落して場合でも、ヘッドアンドショルダーズパターンのネックラインとなるサポートエリアは相当意識されそうです。

コモディティ:ベアリッシュブラックスワンのいるゴールド

なんともよくわからないゴールドとシルバーですが、通貨と同じように算出すれば、ピボットポイントが$1820.37になりそうです。

このピボットポイントがある価格帯を上に抜けたところで、ブラックスワンがいるのですが、ブラックスワンのPRZ(潜在的反転ゾーン)はかなり上の方。

また、4時間足を見ると、この新しい年足ピボットに押し目を付けている状況ですので、上昇する可能性も否定できませんよね。

気になるのは、AUDJPYと同じABCDパターンが出ているUSOIL。原油の価格が下がってくると、他にも波及する可能性があるので、週明けのプライスアクションをしっかりとみていきましょう。

株式指数: 昨年のキーレベルにラインを引く

SP500のキャッシュは高値更新で、キーレベルの昨年のピボットポイントR2のある$4,794.79を超えられないまま、2021年を終えました。ダウキャッシュもレジスタンスの$36,698.09を木曜日にヒット。ナスダックキャッシュのUS100は、直近の記事でシェアしたフラットパターンのシナリオがまだ有効です。

週明けのプライスアクションが非常に楽しみな米株式指数です。前回掲載したSPXのチャートもご参照ください。

XBT:ビットコインの年足ピボットも怪しいですね

こちらは、XBT。茶色のラインは今年のピボットポイントになります。

越えられるの?それとも。。。

節目で攻防した昨日のプライスアクションが明日以降どうなるかお楽しみですね。

また何かあればアップデートします。

Exit mobile version