最強ピボットポイントに迫るDJI、NDQ、GER40、UK100とゴールドとシルバーのハーモニックパターン

こんちは~。先週シェアしていたXLFやダウのキャッシュはターゲットをヒットしてくれましたね。ブラックスワンがいたゴールドも上昇。引き続き、切れのいいプライスアクションを継続中のようです。今の様子をサクッとシェアします。

ピボットポイント

Mother of All Lines

ドル円:キーレベルは158.784円

USDJPY 12 May 2024前回シェアした158.784円から下落後、ジグザグとした勢いのないプライスアクションを見せてくれています。

ドル円の次のキーレベルは156.260円と155円。この間でうろうろする可能性もありますが、154円あたりまでプルバックしてくれてもOKです。

先週と同じく、150円割れ、149円台まで落ちてきても、その後、178円から180円にあるターゲットまで、上昇するシナリオはオンです。

EUSUSDとDXY:ガートレーと窓埋め未完了

先週もシェアしたように、EURUSDのキーレベルは、$1.07406と$1.05626。

ガートレーパターンの最初のターゲットはすでにヒット。前回の画像に掲載していた長期のトレンドラインを上抜けて、押し目を付けています。

が、ここで、シャークパターンが出ていますので、プルバック中です。EURUSDのキーレベルは、$1.08440と$1.09187。これらのレベルが形成するエリアに入ってくるかに注目です。

下落してくる場合のサポートは、$1.05626あたり。今いる買いのガートレーのPRZ(潜在的反転ゾーン)が、この$1.05626とほぼ重なっていますので、週明けのプライスアクションを待ちます。

DXY(ドルインデックス)は、空いた窓の最初の窓まで接近したのですが、またもや、失速。窓を埋め切れてないまま下落し、その途中で、またもや別の窓を開けている状態。増えている窓を埋めにくるのか?期待します。

クロス円:ポンド円のハーモニックパターン

クロス円で面白そうなのは、ポンド円。長期足で買い、短期足で売りの相反するハーモニックパターンがいます。

日足にいるのは、買いのホワイトスワン。これで反転上昇中。

日足のチャートでは、画面の上部に引いたチャネルの上限と、年ピボットR2のある207円あたりのエリアが、今後、結構なレジスタンスになるというシナリオが描けます。

短期の1時間足にいるのは、売りのブラックスワン。短期的に、このブラックスワンで、下落してきた場合、194円前半からミドルの辺りがターゲットになりますが、ポンドは結構暴れるので、193円台まで落ちてきても問題ないです。

こちらは、1時間足のチャート。ここで、注目しておきたいのは、195.8563円にある今月のマンスリーピボット。

ブラックスワンのPRZ(潜在的反転ゾーン)もこの辺りにあるので、このまま上昇か、ピンクのラインで引いたように一旦プルバックしてから上昇か?

そして、最終的には、207円あたりまで行ってもらえると嬉しいです。笑

クロス円のキーレベルを記載しておきますね。

ポンド円:200.697円、193.614円、184.047円。ユーロ円:167.469円、173.402円、179.335円。

スイスフラン円(CHFJPY):169.059円、179.606円。AUDJPY:101.075円、103.580円、106.084円。CADJPY:113.639円、117.291円。

USDCADの$1.34113と$1.35712、USDCHFの$0.89253、$0.91231

ドルスイスとUSDCADは、$0.91231と$1.37312を挟んで行ったり来たりなので、もう少し様子見です。

シルバーの$29.488、ゴールドはブラックスワンで上昇。で、バタフライ

ゴールドは、出ていたABCDパターンと、長期のチャネルの上限に抑えられて、次のターゲットだった$2273.69をかすめるエリアまで下落。

その後、ブリッシュなブラックスワンで反転して、現在、売りのバタフライにつかまっています。下げてきて、再び上昇してきた場合のキーレベルは、$2398あたり。

GC2、MT4のチャートともに、窓が開いているので、興味深いですよね。

シルバーには、売りのシャークパターンがいますが、PRZ(潜在的反転ゾーン)は$29.345。下げても、再び、上昇してくるシナリオがオンになります。

米国債・金利:ZB1はサイファーパターンが効く

こちらは、7日にキャプチャ―していたZB1(長期債フューチャーズの価格チャート)。

出ていたサイファーパターンで見事に落ちてきました。

直近の上昇では、すでに「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルにいたので、一定のプルバックは想定できました。

サイファーのターゲットは、深ければ、114-115あたりになります。が、現時点での様子はというと、今月のマンスリーピボットがサポートになっているので、これを下にブレイクするかに注目です。

こちらは、現在の様子。下がって、上がって、また下げてというプライスアクションになってます。

濃い紫の矢印で示したように、キーレベルの117.19あたりまで再び上昇してくる可能性もあります。この場合、再びサイファーになるか、少し上に伸びて、シャークパターンに可能性がありそうですよね。

逆に、すでに出ていたサイファーの威力が効いているのであれば、薄い紫で示した矢印のように、最短のキーターゲットを目指して続落する可能性もあります。いずれにしても、下の方に窓が開いてますことをお忘れなく。

NDQ、US30、US500:ダウのリターンムーブが完了。で、上抜ける

US100、US30、US500の目の前にあるのは、キーレベル。US30の場合、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルがある$38780あたりと、その手前にあった$38640あたりを上に抜けてきました。

現在、日足では、ベアリッシュなバタフライパターン、4時間足ではベアリッシュなバットパターンが出ています。

バットパターンは、直近高値に対するフィボッチリトレースメントの88.6%を使うので、いわゆる「最後の砦」。直近高値を超えてこないという目線であれば、この上にストップが置かれているはず。ですので、突破するかしないか?売り手にとっては「最後の砦」になります。

なお、日足にいるバタフライのPRZ(潜在的反転ゾーン)は$40120あたり。これが意味するのは、プルバックして、高値を更新してくるということになります。

いずれにしても、US30のキーレベルは、$39818.26。すでに月足のボリバンからもはみ出している状況ですので、もしかして、ボラが出る可能性もありそうです。オシレーター的にも、まだ微妙に売りのサインは出ていないのですが、ヒデゥンダイバージェンスになりつつあるかという感じです。

US100とUS500も似たような絵柄ですが、US100が$18700、US500が$5288あたりまで上昇するか?これに注目です。

こちらは、以前シェアしたXLF。

現在はABCDパターンになっていますが、ギャップアップする前に、想定通りのガートレーパターンが出ていたので、そろそろ警告が出ているという理解になりそうです。

先週シェアしたJPモルガン(JPM)は、窓埋め完了。バンク・オブ・アメリカ、シティには短期足でベアリッシュなハーモニック、ウェルス・ファーゴは、もう少しで窓埋め完了になるということなので、フィナンシャル系のチャートにも注目です。

このほか、テクの大御所Magnificent 7は、キーレベルから下げているチャート、ワンモアアップしてギャップを埋めそうなチャート、色々混ざっています。

Megacap(メガキャップ)のチャートが動くと、NDQやSPXも動くのですが、一歩引いて他のチャートを見てみると、気になるものもあります。

こちらはRussell 2000。

フィボナッチのキーレベルに対して、律儀に反応して、ブラックスワン。

Russell 2000が、リードするかどうかはわかりませんが、メガキャップやMagnificent 7ばかり見ていると、見えてこない絵がありそうです。

VIXは、窓埋め完了で、現在ブリッシュなブラックスワンがいます。

UK100は8503.68、GER40は19032.17がキーレベル

欧州の株式指数は、UK100とGER40揃って、キーレベルまで上昇するかという場面。これらのレベルが、最後の砦になるか、ワンモアアップか?UK100には、ブラックスワンから変化した巨大なバタフライパターンがいるのも不気味です。

週明けのプライスアクションが気になりますよね。過去記事もぜひご参照ください。

何かあればアップデートしますね。

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