ハーモニックパターン、フィボナッチ、ピボット、移動平均線、一目均衡表、RSI、MACD、ストキャスティクスなど、チャート分析に欠かせないテクニカルツールはたくさんありますね。たくさんのツールやインジケーターに気を取られて、見るべきものが見えてない状況に陥ることもあります。テクニカル分析でおろそかにしてはいけない、基本中の基本であるサポートレジスタンスを今一度見てみます。There are many tools and indicators for technical analysis but let’s go back to the basics today: Support and resistance.
テクニカル分析:サポートとレジスタンス
Technical Analysis: Support and Resistance
テクニカル分析の知識が増えれば増えるほど、わけがわからなくなったり、主観が入りすぎたりと、複雑なテクニカル分析が逆効果になることもよくあることです。いろんなツールやインジケーターを表示したくなるのですが、気づくのが、プロが分析に使っているチャートを見ると、ローソク足が見えなくなるほどツールやインジケーターを表示しているわけでもなく、意外にもシンプルだということです。
サポートとレジスタンスをシンプルに理解する
下記の内容は、「え、そんなのとっくに知っていますよ」というものばかりかもしれませんが、いろんなツールやインジを見すぎて疲れた目にはやはり、こういう基本が新鮮に映ります^^
普段、ハーモニックやピボットなどを描画してチャートがごちゃごちゃしてきた感がある場合、基本に戻って、多くの市場参加者が見ているであろう節目をできるだけシンプルに洗い出す作業に切り替えたりするのもいいかもしれません。おそらく、トレンドラインとか理解していたつもりでも、きちんと引けてなかったりするのがわかります。とにかく、テクニカ分析をしすぎてわけわからないという場合には、白紙に戻って、少しずつ味付けをしつつ、それでも、味付けが濃くならないようなシンプルなアプローチがよろしいのかもしれません。
下記のチャートは米国のプロトレーダーで、テクニカル分析を教える立場にいる方のチャートです。最初に見るべきことをきちんと見るためのアプローチは非常にシンプルです。
こういった基本のサポレジが洗い出せたら、そういったラインやエリアに、日足から年足までのピボット、フィボナッチ、移動平均線、ハーモニックパターンのPRZなどが合致してくるかということを検討していけば、節目の根拠が増えますよね。
また、サポートやレジスタンスで、RSI、ストキャスティクス、MACDがダイバージェンスを形成しているか、さらに、ローソク足はどういった形やパターンを形成しているのかを見ていくことで、サポートで売ったり、レジスタンスで買ったりということは避けられると思います。そして、さらに上級者は、こうした基本に、ポジション動向やファンダなども組み合わせているのだと思います。
チャート上の節目の見つけ方について
「テクニカル分析:フィボナッチ、サポレジ、MAなどが重なるコンフルエンス(節目)の見つけ方 – Confluence」
下記は英語になりますが、画像を見ていただければすぐに理解できると思います。サポートとレジスタンスを特定する3つの方法として、直前の高値と安値というレジスタンスとサポート、トレンドラインのサポート、フィボナッチのレベルからなるサポートを掲載しています。
3 Ways to Identify Support and Resistance – 5 Chart Examples (サポレジを見つける3つの方法)
By Elliott Wave International
Today’s lesson considers three ways to identify price support and resistance in the markets you trade.
- Previous highs and lows
- Trendline support
- Fibonacci Ratios
These examples are adapted from Jeffrey Kennedy’s Trader’s Classroom service.
1) Uptrends terminate at resistance while downtrends terminate at support. Previous highs and lows often act as resistance and support.
In ALCOA Inc (AA), the September 2012 selloff found support near the previous July 2012 low.
The February 2013 peak occurred following a test of resistance at the January peak at $9.33.
2) Trendlines offer resistance and support for prices.
The 2008 advance in Gold found support numerous times near the trendline that connected the lows of the move, as you can see below:
3) Fibonacci ratios also identify resistance and support. As Elliotticians, we often look at retracements, the most common being .382, .500 and .618. In Akamai Tech, Fibonacci support ignited the July and November 2012 rallies:
In the same chart you can also notice how Fibonacci resistance in AKAM halted the July 2012 and February advances.
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