想定していた147円台をヒットして148円後半にいるドル円のほか、キーレベルで見事に反転したUS100など、結構なプライスアクションが出ましたね。現在、いろんなチャートにハーモニックパターンが出ていますので、サクッとシェアします。
ワンモアダウンからの反転は想定できたかな?
US500, US100, US30:Still volatile moves expected
フィボナッチ vs ハーモニックパターン
ドル円:想定ターゲットの147円台を超えて次のターゲット150円へ?
150円まで上昇する余力があると記載しましたが、現在、その方向に進んでいる可能性が高いですね。149円から150円半ばまでの価格帯には、150円というラウンドナンバーの価格、フィボナッチエクステンションの2.618%、フィボナッチエクスパンションの100%という節目も重なるので、ここまで上昇してきた場合は、手仕舞いも入り、それなりのプライスアクションが出ると想定できますよね。
ブラックスワンが居座っておりますが、このパターンが示すPRZ(潜在的反転ゾーン)はもう少し上。いずれにしても150円に差し掛かると少し荒れる可能性もあるので、注意したいところですね。ここしばらくの投稿もご参照ください。
EURUSDとDXY(ドルインデックス):ユーロドルのキーレベルは$0.97601
ユーロドルは、キーレベルの$0.97601を下に抜けた格好になり、しばらくうろうろ状態。移動平均線持たれているままですね。$0.97601を上に抜けてくるかに注目です。
DXYにはハーモニックパターンが出ていません。軽くプルバックする可能性がありますが、先週と同じく、うろうろ状態をブレイクしてくれば、フィボナッチエクスパンションの100%がいる$119後半が次のターゲットになりそうです。
GBPUSDの5-0パターン
キーレベルの$1.19560まで吹き上げるかは今のところわかりませんが、このレベルがかなりのレジスタンスになる可能性はありますよね。短期的にはニュースや要人発言で振れやすい相場になると想定しています。
金利&コモディティ:失速
シルバーは、$19.744、ゴールドは$1681.39という市場が意識しているキーレベルがあります。先週のABCDパターンで、キーレベルを上に抜けて押し目を付けるかを見ていましたが、今一つですね。
シルバーは、$22.327あたりドルまで跳ね上がる可能性を秘めていましたが、上昇が終わり下落継続に転換した可能性がありそうです。
株式指数: キーレベルの間に挟まった嫌な動きからの見事なプライスアクション
先々週のバタフライ、先週のサイファーというハーモニックパターンの出ていたUS100ですが、それでも失速。気になっていた$10546.83(キャッシュは$10563.94)という節目をズブッと刺して急反発しましたね。想定していたシナリオ通りのワンモアダウンの動きは見せてくれた格好です。
一旦プルバックしていますが、再び上昇かあるいはレンジになるのか?レジスタンスも硬いので、NY市場オープンに注目です。
もうしばらくドル買い、円売り、米株式指数の売りと大きな絵柄は変わってなく、米株式指数の場合、急反発=押し目買いということにはなりづらいです。下落トレンド真っ最中であれば、上に触れた後、急落してくるので、リスク管理には気を付けたいところです。
また何かあればアップデートしますね。