週末のレビュー後、今日は英国がバンクホリデーということで、金融街のビックボーイズはお休みですが、相場が非常に重要な局面に来ています。昨日のレビューと目線は変わっていませんが、今日のここまでの動きで、マーケットが何を伝えようとしてくれているのか?NY時間は注目です。Bank Holiday Monday in the UK but the markets are at a very crucial juncture. YM1, ES1, NQ1 and USD are sending us a signal?
61.8買いパターンとA・ネンスターというダブルスプレー再び
EURUSD’s 618 bullish pattern and A-nestar pattern
(注:この記事は2018年5月7日に投稿していたものです)
ブラックスワンがいる原油などのプライスアクション
ドル円、EURUSDなどは、週のレビューと同じ目線で変更なしです。EURUSDは、日足の618買いパターンと、週足の「A・ネンスター(アンタイ・ネンスター)」というパターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)内にいながらの小さい時間足でのダウントレンドやレンジです。ドル円は、国債がリトレース中ですので、下げてくる可能性を否定できません。
DJIのフューチャーズYM1のチャネル
US30のキャッシュもNY時間でここから下げに転ずるのかと考えたいのですが、DJIがNY市場開場で、ギャップアップすると、YM1もUS30も緑のパターンのように、少し上がってくる可能性があります。
そして、DJIがギャップアップ後、どうするのか、24500ドルあたりの節目での動きをみるほか、YM1であればオレンジのチャネル内に戻る動きになるのか見ていきたいです。
SPXフューチャーズのES1のフィボナッチプロジェクションなど
緑の切り下げラインでうろうろしていますが、DJIと同じく、SPXがNY時間でギャップアップしてくると少し上に上がってくる可能性があります。いつものことで、チャートはあまりきれいではないのですが、右側の青いパターンで見るフィボナッチプロジェクションのレベルは2.618で、上から降りてくる緑のトレンドラインでプライスアクションが出ています。
ピンクのボックスのエリアまで価格が伸びると、フィボナッチの5.0という伸び切りゾーンに突入します。現在、小さな売りのバタフライが出ているので、動きが荒くなる可能性もありますね。SPXも昨日のレビュー内で書いたように、緑の週足のチャネル上限が走るあたりでうろうろしているので、下に戻されるのかどうかを見ていきます。
ナスダックのフューチャーズのNQ1
Appleが爆上げしたこともあり、フラグを抜けて快適に上昇か?という感じですね。でも、緑と濃い青のラインはチャネルの上限。フィボナッチエクスパンションの1.618のある6880あたりまで吹き上げる可能性はありますね。しかし、6867あたりは今年の高値からの下落に対する38.2%リトレースメントレベルでもあり、また、上昇している小さい波のフィボナッチのレベルは4.618など伸びてきているので、こちらもあれそうです。
NDXのオレンジと緑のチャネルミドルラインでの動きと合わせて見ていきたいですね。
コモディティ:ブレントとWTI原油
Brent原油
これまでずっと週足などでパターンが出ていたBrentとCRUDEですが、大きな時間足のハーモニックパターンの場合、一気にトレンド転換とはならず、PRZ(潜在的反転ゾーン)内で数日から数週間過ごすことがあるので、焦らないことですね。
WTI原油
ブレント原油も下記のWTI原油も、少し上に、年ピボットのR2があるので、ここまで上昇する可能性があります。ここまで来たら、プライスアクションが活発になりそうです。もう少し様子見ですね。
ハーモニックパターンが異なる時間足で複数検出された事例の参考記事
2017年11月
「AUDUSDの上位足と短期足の買いのハーモニック AUDUSD’s bullish harmonic patterns」
「Double Gartleys in Gold – ゴールド vs 2つのガートレーパターン 強烈に決まりましたね^^」
2018年1月