USD still in focus, EURUSD in a channelドルの動きを様子見、ユーロドルはチャネルに

週の間に投稿したように、忍耐が試される相場となり、週末を迎えました。DXYが高値を超えてこないこともあり、ドル売りのスタンスを変更してはいません。EURUSDなど、金曜日のレンジから、流れが変わる可能性もありそうです。As posted during the week, USD pairs and DXY are at crucial junctures. Patience is still required at this moment.

シナリオが多くなる相場環境なら、ドルの動きを待つ。

(注:この記事は2018年2月35日に投稿していたものです)

サポートとレジスタンス、ロールリバーサルを学ぶ

USDCAD(ドルキャド)のサポレジ転換

USDCADは、18日に投稿した後、画像中の紫のラインで示した日足の200MAで頭を押さえられています。

青いラインでサポレジ転換して、上昇するのか、それとも、現在のエリアでH&Sを形成しているのか、わかりづらいので、トレードはしていません。

 

USDCADは、USDがEURなどに対して下げても、CADと原油の影響で、単独で動く印象もあり、必ずしもドル売りだからUSDCADも売り目線とはならないことも頭の隅に置いています。

4時間足で描画した青のヘッドアンドショルダーズの可能性もあるため、上がっては下がるなど動きが荒くなるのかもしれません。

週足は売りの5.0パターンで、頭を押さえられており、現在の上昇が戻り高値を付ける動きに終わる可能性もあるほか、短い時間足では、ハーモニックパターンが出ておらず、エッジのあるフィボナッチのレベルに価格がいないことを意味していると思います。

日足のチャートを見ると、上から、200、100、50、20MAと並んでいるため、急落するか、レンジとなる可能性もあり、様子見です。

USDJPY(ドル円)のチャネルレジスタンス

USDJPYは年ピボットS1を下抜けて、戻りを入れてまた抑えられるかという場面ですが、反発が大きい場合は青のチャネルの下限、フィボナッチリトレースメントの38.2%、ガートレー候補の0.786のPRZ(潜在的反転ゾーン)などが重なるエリアも反発先の候補に考えています。

日足では、昨年11月の高値からのエクステンションが2.24のレベルですので、その高値への半値戻しを想定することも可能です。半値戻しの50%エリアでは売りの5.0パターンが形成されると思います。

21日につけたダブルトップの価格帯が、6日の安値108.454と重ならずに形成されたこともあり、小さいレベルでは4波を形成したことになるという見方もでき、このまま年S1に抑えられて下げていく可能性もあります。

ドルインデックスと同じで、トレンドが転換したのか?それとも第4波で、トライアングルなどを形成し下にもうひと下げあるのかはまだ誰もわからないと環境で、エクステンションのレベルが2.24だと、2.618を未達成ということで、もどしても売りが入ってくる環境にあると思います。下抜けの場合は、ターゲットは104円ミドルか、102円あたりも考慮しています。

EURUSDのマンスリーピボットとチャネル

EURUSDは、逃せない場面です。木曜日に下げ止まって、金曜日はレンジ。何かを待っているように、上げては下げてきて、サポートで止まり、また上げては、不発のためサポートに落ちてくるという感じでした。

EUR関連の金利の価格のチャートが金曜日は節目に到達するまで、動きがじりじりとしたのもあったかと思います。

 

 

1時間足で見るとよくわかるのですが、青いパターンの1.618で小さく反応しています。ただ、すぐ上に空いた窓があり、ここまで来ると立ち上がりからのフィボナッチエクステンションが2.618%となります。

紫のマンスリーのピボット、赤いチャネルの上限、直近高値への戻し61.8%、そして画像には映っていませんが左の方にある高値への戻し38.2%と、キーレベルに到達しかけています。

また、ピンクのパターンで見ると、フィボナッチプロジェクションは5ですので、反転の可能性は非常に高いです。

ここで反転を始めると、EURUSDは上昇となり金曜日のレンジを上にブレイクしてくる優位性は高いと考えます。なお、このまま金利の価格チャートが反転して新安値を付けるかどうかはわかりません。

現在の価格帯から下げてきても、半値などで下げ止まって、現在の節目を上抜けて、リトレースメントレベルの0.786を目指して再度上昇する可能性もあります。つまり、大きなガートレーを形成する可能性です。

そうなると、EURUSDも、日足の20MAの下に価格がいますので、一旦はここで抑えられる可能性があります。EURUSDはロングで入っても、60PIPSほどで20MAのある1.2367にぶち当たるため、利確が入り、下げてくることになります。金利の価格の方のチャートと合わせてみていくのは来週必須のようです。EURUSDが上がり始めるとDXYは落ちてくるので、待機しているように見えるGOLDも反発を試みる可能性を考えています。

GBPUSD(ポンドドル)の年ピボットS1とチャネル

GBPUSDも同じような感じに見えます。英国債価格のチャートがクラブパターンを目指してもう少し上げてくる可能性もありますが、緑のラインのようにウェッジのような形で、価格の高値安値が重複するじりあげの状態にも見え、年ピボットS1も間近ですので、この辺りでのプライスアクションを見ていきます。

GBPUSDは、このチャートの価格の動きに合わせて40-50ピップス上下する可能性もありますが、1時間20MAが4時間20MAを上にクロスしている状態ですので、EURUSDと同じく、金利の価格が下がる=金利が上げ始めるのを待っているような感じです。EURUSDもGBPUSDもスタンバっているように見えます。

国債・金利とコモディティ

US Treasury Note・米国債10年物

米国10年債の価格チャートは、少し上に日足20MAが走っていますが、こちらも金曜日に売りのバタフライが検出されています。閉場間際にできたパターンのため、月曜日に窓が下に開くかどうかも気になるところです。EURやドルに関連した金利の価格チャートが下げ始めることで金利が上昇し始めると、株式に影響を与えるというシナリオが、今週展開されるかどうか、注目したいところです。株式が、週明け、現在の価格帯から15分足などで12345と勢いのある下げの動きを見せると、大きな第3波が始まるというシナリオに優位性が出てきます。

シルバー

銀については、「Silver: 5.0 pattern vs gartley – 銀の5-0パターン vs ガートレーパターン」を記載後、大きく下げることもなく、下げ渋ってレンジです。大まかな目線は変わっていません。サポートもしっかりとしており、青のボックス内の動きがABCのジグザグに見え、これが完了すると、上を再度トライすると考えています。

Stock indexes: 株式指数

DJI(ダウ平均株価)ABC推進波?

DJIについては、「年ピボット、フィボナッチ、サポレジ節目 – ビットコイン, ユーロドル, ドル円 Confluence in focus」の画像をご参照ください。先週の記事から、下がって、上げてという嫌な動きをしています。これをブルトラップと呼ぶのか、それとも、高値更新を目指して、押し目をつけたのかはまだわかりません。

仮に、1月26日からの下げをABC調整波とみた場合でも、安値がAとなり、現在の上昇はBとなり、次にはCという下げが待っているということになるのではないかという見方もできます。赤いカウントのIVを抜けているから高値更新と考えているブルと、そうではないと考えるベアが交錯していると思います。

ダウの45分足チャートで見えるプライスアクション

ごちゃごちゃしてわかりづらいのですが、45分のチャートで見ると、小さな波でハーモニックがたくさんできやすい環境にあり、フィボナッチのレベルはどれもキーのレベルです。

黄色のパターンのように高値を抜けたように見せて、ひげを付けて勢い良く下に戻ってくるフィボナッチプロジェクション1.13%の鬼のレベルがレジスタンスとなる可能性もあるため、この上昇は本物かどうか、プライスアクションを待つのが賢明かもしれません。

 

US30キャッシュのチャートに見える売りのABCDパターン

US300の方は、金曜日のNY市場閉場間際に、4時間200MAを目前に売りのABCDパターンが検出されています。SP500のキャッシュであるUS500は、4時間足で売りのディープクラブパターンが出ています。

 

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