ドルは短期プルバック?ユーロドルの節目! USD’s pull back, EURUSD’s yearly pivot

EURUSDは高値更新失敗からさらに下落で、トライアングルの航路通りに動いている可能性がありますね。DXYは上昇しましたが、ドル円の動きは連動した相手の動きにより、短期では円買いに走りました。EURUSD is potentially moving along a path in a triangle, whilst USDJPY failed to follow a strong move in DXY. GBP’s decline coincided with its interest rate move from a confluence area.

Appleは上昇!?  年ピボットR2 vs ブラックスワン

Apple shot up. Yearly pivot R2 vs Blackswan

(注:この記事は2018年8月4日に投稿していたものです)

年ピボットという節目がある相場

DXY(ドルインデックス)の反発とウェッジの可能性

DXYは反発しましたね。2017年の高値に対する半値戻しである50%のレベルをまだテストしていない状況で、超短期的には少しプルバックする可能性も考慮しています。青色の線のように、プルバック後は上昇再開という目線はまだキープしています。EURUSDはトライアングルですが、DXYは徐々にウェッジのようになっているようにも見えます。

EURUSDに継続しているテーマは年ピボット未達成。

EURUSDは、トライアングルを形成している可能性が高くなっていますが、日足や4時間足の20MAからずいぶん乖離しているので、この辺りから軽く反発する可能性もありそう。年ピボットで、青のパターンのように、バタフライのようなパターンが検出されるか待ちます。抜けたトレンドラインに向かって上昇するリターンムーブの可能性もあるので、戻りを待ってからの売りのアプローチも考えます。年ピボットはやはり再度目指すと想定しています。

USDCHF(ドルスイス)のサイファーの可能性

USDCHF,は、DXYと基本は同じですが、CHFのフューチャーズが、サポートをきっちりとテストする場合、USDCHFではピンクのサイファーを想定しています。

USDTRY(米ドル・トルコリラ)のナイスなアップムーブ

USDTRYはDXYなどと同じく、超短期的にはもうひと上げを想定していたのですが、すごい上がり方になりました。小さな青のガートレーまでプルバックせずに上がりましたが、金曜日には行ったり来たりでした。大きな青の方のパターンだとフィボナッチエクステンションとプロジェクションが1.618とほぼ2.618のあたりにいますので、超短期はDXYと合わせて一旦のプルバックも想定しています。

節目が多いドル円

USDJPY (ドル円)は、ディープクラブからの反落後、サポートエリアでフィボナッチプロジェクションの4.618レベルに到達し、反発。ただし、水曜日からは下落に転じ、画像中ピンクのボックス内を動く可能性があります。候補はガートレー。DXYのプルバックと、金利のプルバックが重なると、ガートレーのPRZ迄下げることは、つじつまが合いそうです。

GBPUSD (ポンドドル) $1.3046あたりがレジスタンス?

GBPUSD:20日から金利と一緒に上がっていましたが、木曜日の政策金利の発表前までには、金利の価格のチャートで、価格が年S1に到達するという図柄になっていたこともあり、金利が上がるからポンドも上がるではなく、これ、下げかなという感じで見ていました。結果、金利が下げてきて、ポンドも下げましたね。日足の20MAも上から垂れてきているので、下目線のトレーダーも多かったと思います。

金曜日には買いのバットと小さな時間足で買いのシャークが出ているのですが、1.3046あたりを上抜けないと、まだ下げ目線か?という環境ではないでしょうか?

AUDUSDのガートレーとUSDCADの買いのABCDパターン

AUDUSDはレジスタンスでバットが効きましたが、昨日金曜日には買いのガートレーで反発。日足の50MAと20MAが横ばいに走っていて、上がっても価格が抑えられる格好で、今一つ、買いを継続する目線にもなれません。USDCADは、買いのABCDが出現したままで、現在週足の20MAに支えられて止まっています。ただし、PRZの下限は1.2906なので、もひと下げあれば、AUDUSDはもう少し反発を継続する可能性もありますね。

先週のブラックスワンで反発したユーロ円などクロス円(JPY crosses)

GBPJPY (ポンド円)先週の「DXYはシャーク、USDJPYはネンスターで上昇 – DXY’s shark, USDJPY’s Nenstar」で見たホワイトスワンが居座っている状況で、147.03を上抜けしましたが、GBPの下げと、ドル円の下げで、下落が続いていますね。

このまま下げてくれば、143.84エリアでは、買い戻しが入ると想定しています。GBPの金利の下げと、ドルのプルバック、ドル円のプルバックなどが重なるとGBPJPYは下げの可能性があります。143.84あたりで反発しても下げてくると、次は140.654エリアがターゲットで、ここで大きな買いガートレーができれば、プライスアクションを見て買いも検討しますが、まだ少し先ですね。

CADJPY(カナダドル円)日足20MAが週足20MAの上にいますが、以前として、月足の20MA付近で抑えられている状況です。レンジのようになっているので、85.044あたりで下げ止まるかどうかを見ていきます。

EURJPY (ユーロ円)先週記載した買いのブラックスワンで、そのまま下げることなく大きく上昇しましたね。金曜日にはEUR安、ドル円売りとなり、また、年ピボットまで落ちてきています。ここから再度サポートされて短期的には反発する可能性もありますが、130.216あたりのサポレジラインあたりまでくればここでのプライスアクションを見ていきましょう。

AUDJPY(オージー円)今月のピボットS1をうろうろして、5-0パターンで落とされて、またうろうろ。フラグかトライアングルを形成しているようにも見え、さらに下げる可能性もありますが、正直よくわからないので、様子見です。

 金利とコモディティ

米10年債と30年債に検出されている長期の買いパターン

6月の記事「Bullish US stocks, Gartley in US Bond 株式はまだブル強し, 米30年債はガートレー」で記載したハーモニックパターンは長期足のものですので、大局は国債の買いという目線で変更はありません。それぞれのPRZの下限はまだ下の方ですので、現在の金利の価格の動きが、調整波なのか、トレンド転換かはまだわからない状況です。

この状況の中、今週の反発がジグザグと調整波の様相のままであれば、短期足では、下落再開し、PRZの下限までトライする可能性があり、その場合、価格が下がるので長期金利は上げで、ドル円は吹き上げる可能性があります。金利は短期足では行ったり来たりで、超短期では中期金利が半値戻しをトライする可能性もあるので、その場合、ドル円はさらに下げを想定しておいてもよさそうですね。

原油に検出されている週足のバタフライのPRZでの動きを見ていきます。PRZの最上限値は、年ピボットミドル値の78.74と重なるので、ここまでの上昇もまだ想定していますが、72.66のレジスタンスは年ピボットR2です。このあたりまで戻してきてH&Sか、ガートレー、バットなどの売りのハーモニックパターンになるまで待ちます。

Stock indexes: 株式指数

アップル株は上昇でブラックスワン

Appleは、Facebookと異なり決算で上げていますが、このずっと出ているブラックスワンの上限、年ピボットR2までは上がってきて当然というブルの目線があると思います。

DJI’s potential resistance:ダウは25,960が次のキーレベル。上昇が弱いDJIは、おなじみのチャネルライン上限でまたプライスアクション活発です。

SPX’s current move and resistance:SPXは2831あたりの年ピボットR1を上に抜けたように見えますが、次のレベルは窓を埋める直近高値間近の価格帯。高値更新か、それともこの上昇はリスクなのか?来週答えが出てくれるのを期待しています。窓を埋めるエリアでは、シャークパターンもできかねないので、気を付けたいところです。

NDX’s current move and support:NDXの7575のエリアは重要な節目ですが、7547あたりでのプライスアクションを見ていきます。

Dow futures YM1 ダウのフューチャーズは、SP500のフューチャーズ(SPX’s futures ES1 )はトレンドライン上限でシャークパターンの可能性あり。

NDX’s futures NQ1:ガートレーカバッとの可能性あり

ダウ(US30)のフィボナッチなど関連記事

5月の記事「原油、EURCHFなど長期足に潜むハーモニックパターン! EURCHF, WTI HARMONIC PATTERNS

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