マンスリーピボットポイントに注目:ドル円、DXY、ゴールド、US100、US30

高値更新のダウやSPXなど、ブリッシュな流れが続いていますね。まだヒットしていないターゲットは残さず狙いますぞ!というのが、今週のプライスアクションから見えた感じですよね。今の様子をシェアします。

10月のマンスリーピボットポイントがキーレベル

Weekly, Monthly pivot points in play. 

ドル円:140.033円、146.442円、147.352円、152.852円。

12 October 2024 USDJPYドル円は、キーレベルの140.033円を下に抜けてから、先々週にシェアしたローソク足の形状(明けの明星)が効いた格好で、引き続き、上昇継続という流れになっています。

現在、4時間足と日足にベアリッシュなブラックスワンが登場していますが、PRZ(潜在的反転ゾーン)から見えるターゲットは150.40-151.20円あたり。

この辺りには、今週のウィークリー(週明けは変わります)とマンスリーのピボットポイントから見えるキーレベルの151.091円と151.199円も重なってくるので、ここまで上昇してくれた方がわかりやすそうです。なお、プルバックがある場合のキーレベルは、これまでと同じ146.442円と140.033円。そして、途中にある147.352円もマンスリーピボットから見えるキーレベルになりそうです。

EURUSD:$1.09187、$1.1019、$1.1116

ユーロドルは、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベル、$1.1210あたりで止められて、結果的に半値戻しの動きになりました。年ピボットポイントまで落ちてきて、1時間足で出たブリッシュなブラックスワンに反応中という流れです。$1.0842あたりまで落ちてくるか、今一つわかりづらい絵柄です。

DXY(ドルインデックス)は、キーレベルの$102.422を上に抜けてきて、押し目をつけるか?という場面ですが、マンスリーのピボットポイントから見える$102.700がレジスタンスになっているようです。これを強く上抜けるか、一旦$101.58あたりまでプルバックするかに注目です。

GBPUSD(ポンドドル):バタフライと$1.33123がレジスタンス

ポンドドルは、前回シェアしたバタフライが居座っている状況。キーレベルの$1.33123と、長期のトレンドラインがレジスタンスになっているようです。ユーロドルと同じく、ここしばらくの投稿をご参照ください。

クロス円:意識されている価格ラインに注目

クロス円は、シェアしているキーレベル、長期の移動平均線が機能しています。

ポンド円(GBPJPY):207.779円、200.697円、193.614円、184.047円、174.480円。

ユーロ円(EURJPY):152.423円、159.946円、167.469円、173.402円、179.335円。

スイスフラン円(CHFJPY):152.508円、158.512円、169.059円、179.606円。

カナダドル円(CADJPY):103.848円、108.743円、113.639円、117.291円、120.943円。

豪ドル円(AUDJPY):88.552円、91.057円、93.561円、97.318円、101.075円、103.580円、106.084円、109.841円。

ニュージーランドドル円(NZDJPY):82.504円、84.754円、87.004円、90.295円、93.587円、95.837円、98.087円。

USDCHF:逆三尊から、バタフライへ。

ドルスイスは、キーレベルの$0.83716を境に、ローク足の形状で有名な逆三尊を形成した後、安値更新失敗で上昇継続。先週シェアしたベアリッシュなバタフライはまだ居座っています。マンスリーのピボットポイントから見えるキーレベルは、$0.8634と$0.8544。この価格帯でうろうろしているのですが、深いプルバックになる場合は、$0.8458がターゲットになってもおかしくなさそうです。

USDCADは結構上昇してくれたのですが、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルと次のターゲットだった$1.37312に到達して、うろうろしています。金曜日は、マンスリーのピボットポイントから見えるキーレベルの$1.3757あたりで動きが鈍っているようです。

このまま上昇した場合の次のキーレベルは$1.3868。ここはフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」の2つ目のマックスレベルも重なるので、かなりのプライスアクションがでそうです。その後は、$1.3640あたりまでプルバックしてもらっても問題ないです。

AUDUSDは、$0.67448と$0.69826がキーレベル。この後のプライスアクションに注目です。

USDCADは、$1.34113、$1.35712、$1.37312、$1.39746。USDCHFは、$0.83716、$0.87275、$0.89253、$0.91231。AUDUSDは、$0.67448、$0.65387、$0.63326。

シルバーとゴールド:シルバーは$33.333、ゴールドは$2722.62

こちらは、シルバー。ターゲットの$32.861と出ていたバタフライでプルバックし、反発後、現在はベアリッシュなブラックスワン。

ただし、バタフライのPRZ(潜在的反転ゾーン)は、もう少し上で、そのあたりには、マンスリーのピボットポイントから見えるキーレベルの$33.333があります。

ブラックスワンで軽くプルバックしても、ここまでワンモアアップするかもしれませんよね。

ゴールドのマンスリーのピボットポイントから見えるキーレベルは、$2722.62。フューチャーズのGC2のチャートも、以前シェアしたターゲットまであと少しなので、ワンモアアップがあってもおかしくないです。

米国債・金利:スパイクゾーンから4.3%?

米2年金利は、ここしばらくシェアしているオレンジのボックスで描画したスパイクゾーンから、反発しており、現在ブリッシュなブラックスワンが居座っています。

年ピボットポイントまで続伸なら、4.3%あたりがターゲットです。

以前シェアした米10年債T-Noteは、年足ピボットポイントがサポートになるか?ここしばらくの投稿をご覧ください。

DJI、SPX、NDQ、UK100、GER30、Nikkei225:引き続き今週も、次のターゲットまで行ってもらいましょう。

先週と同じく、DJI、SPX、NDQ、UK100、GER30、Nikkei225ともに次のターゲット候補まで行ってもらった方がわかりやすいです。

現在、US100(ナスダックキャッシュ)には、ブリッシュな5-0パターンが出ています。マンスリーのピボットポイントから見えるキーレベルは、$20,784.38。ベアリッシュなブラックスワンが出ているUS500(SPXのキャッシュ)のマンスリーピボットポイントから見えるキーレベルは、$5,887.43。

そしてUS30。フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルとトレンドラインでのきわどいプライスアクション。

ブラックスワンが出ていますが、PRZ(潜在的反転ゾーン)はもう少し上なので、ワンモアアップがあってもおかしくないです。US30のマンスリーピボットから見えるキーレベルは、$43,266.91。

フューチャーズのYM1では、ベアリッシュなシャークパターンがでています。YM1のフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルが$43,572。

US30もYM1も、ワンモアアップでぶっ飛んでもらってかまわないですが、その後のプライスアクションには、マジで注目です。キーレベルとターゲット候補をシェアしておきます。

US30(ダウキャッシュ):$41982.60、$42830あたり。US500(SPXキャッシュ):$5785.48、$5850あたり。

US100(ナスダックキャッシュ):$20042.42、$21117.94。GER30:19032.17、20046.30。UK100:£8312.39、£8503.68

Nikkei225キャッシュ:39370円、42053円

今回も短いです。米株式指数など株式指数はワンモアアップの前のレンジという状況が続いています。ヒットしてないターゲット、特にマンスリーピボットから見えるターゲットは、ヒットさせてもらいますよ!と言わんばかりの絵柄です。

いずれにしても、ハーモニックパターンが出ているからすぐに反転という訳ではないです。

ハーモニックのPRZ(潜在的反転ゾーン)と節目がずれる時!Harmonic PRZ vs Confluence area」や、「テクニカル分析:フィボナッチ、サポレジ、MAなどが重なるコンフルエンス(節目)の見つけ方 – Confluence」で探索したように、ハーモニックパターンを使ってない市場参加者との目線を合わせるには、ピボットポイント、フィボナッチなどを使ったチャート分析が基本になります。特に10月のマンスリーピボットから見えるキーレベルには注目です。

早くも、10月後半に突入しますが、サプライズがあってもおかしくない状況は続いています。それでも、サポートやレジスタンスなどキーレベルがわかっていれば焦ることはなさっそうです。ここしばらくの記事もご参照ください。

何かあればアップデートしますね。

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