ハーモニックパターンに聞く:USDCAD, DXY, US30, ゴールド

チャート達が面白くなりそうです。大きな絵柄は、先週シェアした内容とあまり変わりないのですが、出ているハーモニックパターンが示唆するものは何か?気になるので、サクッとシェアします。

ハーモニックパターンに聞く。よろしくです。

Fibonacci 78.6% and 88.6%, then, Harmonic patterns!

ドル円:トレンドラインと144.735円

ドル円は、フィボナッチレベルを意識して、着々と前に進んでいるようです。144.375円は、結構なレジスタンスで、さらに、この辺りに走っているトレンドラインにも、きっちりと反応しています。143.350円あたりをどうするかによりますが、146-147円まで跳ねてきても問題ないです。

続落する場合、すでにシェアしている、141.447円あたりのキーレベルでのプライスアクションに注目です。138円半ばと137円半ばが形成するゾーンもサポートになりそうですが、いずれにしても、どっちつかずの展開なので、もう少し様子見ですね。

DXY:こちらも、同じ。

ドルインデックスも、ドル円と似ていて、中途半端な場所にいるのですが、この中途半端な場所は、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」で形成された重要なエリア。先週、レンジを形成したので、どちらかに跳ねると思いますが、DXYには、窓も幾つか存在します。さてどうなるか?

USDCAD:「ザ・伸び切りゾーン」とホワイトスワン

USDCADは、日足が面白いです。超長期の移動平均線がサポートになりそうな感じで、ブリッシュなホワイトスワンが居座っています。先週シェアしたように、フィボナッチから見える「ザ・伸び切りゾーン」に到達しているので、何らかのプライスアクションが出そうではあります。が、「ザ・伸び切りゾーン」の深い場所を狙うなら、$1.3525あたりまで落ちてくれても大丈夫です。

GBPUSDとEURUSD:まだ、「ザ・伸び切りゾーン」におるよ

EURUSDとGBPUSDにいたベアリッシュなハーモニックパターンのうち、居座っているのは、ポンドドルのブラックスワン。いずれにしても、「ザ・伸び切りゾーン」にいるので、動きが出るのを待ちます。先週の記事もご参照ください。

ゴールド:ブリッシュなサイファー

ゴールドは、$3299.90あたりにあるフィボナッチから見える「ザ・伸び切りゾーン」の第一関門がレジスタンスになっていたのですが、先週上にブレイク。でも、戻ってきています。

先週シェアした画像にあるチャネルの上限までプルバックしているのですが、ここで、ブリッシュなサイファーが出ています。今日は、一旦、跳ねてきてますよね?

長期足のハーモニックパターンなので、いずれこれが示唆する方向に動く可能性がありますが、短期的には、もう一回プルバックする可能性もあるかな?サイファーが、シャークに変身しても問題ないです。笑

株式指数:US30。なぜに、また、ブリッシュな5-0パターン?

米株式指数のUS100、US500、US30は、動く値幅が広い、ボラのあるプライアクション継続中。US500は、ベアリッシュなブラックスワンが居座っているのと、トレンドラインがレジスタンスになっています。

US30は、金曜日に出ていたブリッシュな5-0パターンで反発中。US30だけが、フィボナッチの78.6%、または88.6%をヒットしてない環境なので、やはり、これが到達するのを待っているのか?ここしばらくの動きで、レンジを形成しているので、いずれ、どちらかに弾けるのかなぁという感じで見てます。リスクオフになるのは、IFではなくて、WHENの様相なのかもです。

現時点では、ハーモニックパターンが、「米ドルの動きに注意せよ」というメッセージを出してくれているように見えます。だとすると、短期的にドル売りに傾いて荒れても、いずれ、対ドルストレートペア、クロス円、米国株式指数などに、一定の流れが出てくるかもというシナリオもオンです。

今週は短いんですが、結局、レンジの中にいて、何だかねぇというプライスアクションが続いています。形成しているレンジが長くなればなるほど、弾けた時のプライスアクションが強烈になるので、ニュース、特に関税のニュースなどに、反応しないでチャートを見ていくのがいいのかなと思います。

何かあればアップデートしますね。

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