前回、早めにアップデートしていたのですが、結構、シナリオ通りのプライスアクションを展開してくれました。フィボナッチのキーレベルなど、節目が機能しているのがわかります。今の様子をシェアします。
ギャップダウンでターゲットヒット
Amazing Fibonacci!
ドル円:やっぱり、フィボのキーレベルを確認しながら航行中
フィボナッチのキーレベルに従って、動いていますが、金曜日にヒットしたエリアは、結構なフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」なので、下ひげの長いローソク足が出てますよね。
前回と同じく、細かいフィボのキーレベルは表示していませんが、はじき出していたフィボナッチのキーレベルが、レジスタンスやサポートになったりしているのが明確です。
週明けは、もう少し上の147.445円から、148円あたりまで上昇してもらって構いません。で、問題はその後になります。大きな時間足で見た場合、143.968円と、もっとその下の130円台も、プルバック候補に入りますので、来週のプライスアクションを待ちます。
EURUSDとGBPUSD:こちらも、テクニカル通りに航行中
木曜と金曜でつけた高値のある$1.10980あたりは、フィボナッチのキーレベルもあります。$1.11981は、結構なレジスタンスとなります。
また、長期のトレンドラインや年ピボットポイントも効いているので、ワンモアアップをトライするかもしれませんが、このレジスタンスは、結構、強そうです。そして、ポンドドルも、見事なプライスアクションになりましたね。
ポンドドルも、長期のトレンドライン、年ピボットポイント、フィボナッチからなるレジスタンスで、止められています。
深くプルバックしてもらってもかまわないですが、途中に年ピボットポイントがあるので、この辺りが一旦のサポートになるシナリオもオンです。
そして、DXY(ドルインデックス)。キーレベルの$101.450をヒットして反転しています。MT4だと、ブリッシュなシャークパターンが居座っているので、これで$103.663から$104.499あたりまで跳ねてくる可能性がありますが、問題はその後です。
シャークパターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は、もう少し下の$98.493あたり。なので、戻り高値を付けた後、再びワンモアダウンするシナリオをオンです。言い換えると、ユーロドルとポンドドルは、下げてきてもワンモアアップか、高値トライをするというシナリオになります。
クロス円:CHFJPYは踏ん張る。ポンド円のブリッシュなシャークパターン
スイスフラン円以外の、ポンド円、豪ドル円、カナダドル円は、ドル円と似て、ダイブしてます。ポンド円には、ブリッシュなシャークパターンがいますので、来週も、クロス円揃っての動きにはならない可能性がありそうですね。
USDCADとAUDUSDのブリッシュなバタフライパターン
USDCAD、USDCHFともに、前回シェアしたキーレベルをヒットしていますね。なお、USDCADとAUDUSDには、ブリッシュなバタフライパターンもいる状況です。
ゴールド:ドラゴンに噛まれそうになって逃げたけど、やっぱり落ちてきた。
セイフヘイヴンなのに、株式が続落している中、ゴールドとシルバーは、今一つさえない動きに。
おそらくその背景には、テクニカル分析から見える、「行き過ぎ」があるのかもしれません。月足チャートを見ていただくと、ボリバンからはみ出している状況です。
こういう株式の強烈な下落が始まる前に、すでに買い上がり過ぎていたので、手仕舞いも重なっているのかもです。なので、今からゴールドを買っても、おそらく、切らされる可能性の方が高そうに見えます。現在、ブリッシュなシャークパターンがいるので、半値戻しで、少し上昇してくるかもしれませんが、「パーティーが終わる頃に、遅れてくる人」になって、高値を掴まされないように、ちょっと注意ですね。
米2年金利:3.485%のターゲットをヒット
こちらは、米2年金利のチャート。レジスタンスゾーンから、ダイブして、3.485%のターゲットをヒットしましたね。
なので、逆走しているのは、問題ないです。現在、年ピボットポイントのレジスタンスにつかまっていますが、もう少し上まで上昇してくれた方がわかりやすいです。
その後、トレンドライン、または、ピンクのボックスのエリアまで再び下落するか?フィボナッチ的には、可能性ありです。
おそらく、お気づきだと思いますが、今週、そしてこの2日間、ドル円は、この2年金利と似たようなプライスアクションを見せています。なので、描画したような航路を進むのであれば、週明け、やっぱり、ドル円はもう少し上昇してくるシナリオがオンになります。で、その後は、143円あたりを目指すか?来週、すぐに動くかどうかわかりませんが、この方向に向けて時間をかけて進む可能性もありそうですよね。
DAXは、€23,095.21をリスペクトで、ギャップダウン
相互関税よりも、€23,095.21をリスペクトして、徐々に下げてギャップダウンしていたことの方が、重要だったのかもです。
そして、その後のダイブで、画像真ん中のオレンジのボックスを素通りしているのを見ると、またもやメッセージを出しているような気がします。
ピンクのボックスは次のキーエリアですが、DAXの場合、画像の下のオレンジのボックスと年ピボットポイントの方が重要になります。週明け、軽くバウンドしても、ここまで落ちる可能性がある。というか、落ちてくれた方が、しっくりくるという感ありです。
UK100は、£8661.67と£8702.95が遠ざかって、ターゲットをヒット
UK100は、すでにシェアした、£8702.95のほか、£8661.67が、レジスタンスになりましたね。現在は、年ピボットポイントあたりまで落ちてきているので、一旦、反発するか?週明けのプライスアクションを待ちます。
BRK(バークシャーハサウェイ):ブラックスワンとギャップダウン
こちらは、バークシャーハサウェイ。文句なしのプライスアクションです。
前回シェアした時、ターゲットの$537.29をヒットしてくれていたのですが、出ていたブラックスワンとフィボナッチが活躍。
BRKで、興味深かったのは、ギャップダウン後の動き。
31日のギャップダウンの際は、すかさずギャップを埋めに来たのですが、昨日4日のオープンで、ギャップダウンした際には、そのパワーなし。ピボットポイントのレジスタンスにも押されて、下げに転じたという、メッセージありありの様子でした。
描画している価格はキーレベルですが、ギャップダウンで形成した強烈な陰線に目が行きますよね。この動きでターゲットをヒットしてれて、さて、一旦反発するか?という場面で週を終えました。
BRKの場合も、DAXと似ていて、ターゲットは、まだ下の方です。
XLFの場合、三尊天井完成?とも見えますよね。
なので、空いた窓を埋めようとするのは、リスクありかもです。BRKと同じように、さらに下を目指している可能性もありそうです。週明け、また、ギャップダウンするかどうかは、わかりませんが、$41.66あたりが非常に気になります。銀行関連、フィナンシャル関連は、来週も引き続き注目ですね。
AAPL: Pre-marketの様子
チャネルをうろうろして、キーレベルで押さえられていたので、これは、下かな?と思っていたのですが、開場前にすでに、下方向に動いているのが、見えてましたよね。
なので、オープンで、ダウ、ナスダック、SPXなど、株式指数が落ちても、特に焦らなかったのではないでしょうか?金曜日の時点では、矢印で示したサポートラインと、年ピボットポイントS1で支えられています。現在、ブラックスワンが出ているので、軽く反発してくることも想定できますが、このラインをスルーするかもです。
META、AMZN、そしてSPXなど、他のチャートのキーレベルは、前回やここしばらくの記事をご参照ください。DJIも、反発してさらに下を目指すなら、ターゲットは$34,291.56あたりになりそうです。SPXも、$5,000が意識されると思いますが、さらに下にサポートエリアがあるので、気をつけたいですよね。
今週、大きな下落の波をシナリオ通りに追っていくことができたのは、フィボナッチとハーモニックパターンのおかげです。でも、すでに過ぎてしまったプライスアクションをどうこう言っても、仕方ないですよね。
大切なのは、来週の動き。
反発したら売りという下落トレンドが継続するシナリオをオンにしつつも、ここ2日の下落の波も伸び切っているので、反発があっても焦らないことです。AAPLなどは、キーレベルがサポートになっていますが、このまま、「ザ・伸び切りゾーン」の超マックスレベルまで、突っ切って続落する可能性もあります。
また、チャートに現れているギャップを埋めてくれることを期待するのも、避けたいです。特に、フィナンシャルとテクノロジー系は、これまで、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」を超えて、ちょっと戻して、また超えてみたいに、強烈に伸びてきていた経緯があるので、ニュースが何であれ、その反動での下落も強烈なものになっているのは事実のようです。
DAXなど、下の方にターゲットがあるチャートもあるので、来週も気をつけたいですよね。前回の記事もご参照ください。何かあればアップデートしますね。