フィボナッチ(Fibonacci):SPXとJP225のチャート上に現れるキーレベル

こんちわ~。週末にアップデートできませんでしたが、ふたを開けてみると、フィボナッチではじき出したキーレベルを確かめているようなプライスアクション継続中という絵柄です。今回は、チャートにいるハーモニックパターンの様子をシェアします。

フィボナッチ(Fibonacci)とVIX

Back to the basics: Fibonacci levels and Vix in play.

ドル円:5-0パターンとバタフライ

USDJPY 23 October 2025長期足にブリッシュな5-0パターンが居座っています。画像に引いた濃紺のチャネルの上限ラインをいずれは狙ってくるとは思うのですが、5-0パターンのC地点が形成された場所には、今年のピボットポイントが居座っていて、レジスタンスを形成しています。

現在、4時間足などには、プルバックを示唆するベアリッシュなハーモニックパターンも居座っていますので、今日明日、短期的に、プルバックする体制に入るのか?というシナリオがオンになりますが、NY開場時には、153.100円から153.560円まで、超短期的に上昇してくる可能性がありそうではないでしょうか?

その場合、その後のプライスアクションを見ていきましょう。ドル円の場合、プルバックして、再び、このピボットポイントを上に抜けてくるシナリオのほか、ピボットポイントのレジスタンス突破に失敗して続落するシナリオなど、色々シナリオが描けます。続落する場合は、147円ミドルあたりまで空いているギャップを埋めに来る可能性もありそうですよね。

EURUSD, GBPUSD, EURGBP:ABCDパターンやバタフライ

EURUSDとEURGBPは、これまでと同じく、週足と月足に、ベアリッシュなABCDパターンとバタフライが居座ったままです。

GBPUSDでは、$1.35152がキーレベル。

すでにブリッシュなサイファーパターンが居座っているのですが、このレベルあたりには、今年のピボットポイントR2がいるので、上抜けできるかが鍵のようです。

USDCAD、USDCHF、AUDUSD:長期足にハーモニックパターン居座る

こちらは、USDCAD。ここしばらくの投稿でシェアしたように、ブリッシュなホワイトスワンから、反転しているのですが、こちらも、年足ピボットポイントにつかまっています。

USDCHFも、同じように、月足にいるブリッシュなハーモニックパターンにつかまっています。業者さんにより、ガートレー、あるいはバタフライパターンになっています。AUDUSDは、ベアリッシュなブラックスワンで落ちてきています。$0.65690あたりが、キーレベルです。

クロス円:CHFJPY, GBPJPY、EURJPY、CADJPY

ここしばらくシェアしていたのは、スイスフラン円、ポンド円、ユーロ円、カナダドル円にいるベアリッシュなハーモニックパターン。

いずれもまだ居座っている状況ですが、特に、ユーロ円の場合、177円前半が、かなりのレジスタンスになります。一度、止められているので、この後のプライスアクションに注目です。その他、AUDJPYは、99円あたりが、最強レベルとなり、それを上抜けてきています。このレベルがサポートラインとして機能するかに注目です。

ゴールド、シルバー:金は$4,000を超えて、さて?でしたが、ガス抜き?

ゴールドは、シェアしていた$4,351を一度抜けてくれた後、いい感じで、プルバックしてくれていますね。フィボナッチから見ても伸び切っていたので、これは、ガス抜きか?とも思えるプライスアクションになりました。

もう少しプルバックすると思いますが、ガス抜きだとすると、いずれは、Reloading(リロード)してくる可能性がありそうで、その場合、$4,550あたりがターゲットになります。

シルバーには、短期的なハーモニックパターンがいたので、いったん反発していますが、$46あたりまで落ちてくれても問題ないです。こちらも、リロードするか?

ZB:119′20、US02Y:3.313%

以前シェアしたように、T-bond(米長期国債先物)のZBと米2年金利についても、大きな絵柄は、特に変わりないです。ZBは、最強レベルの118’03を上に抜けて、シェアしていた119’20まであと一歩の119’19まで上昇し、ブラックスワンでプルバックしています。118’03あたりで下げ止まって、122あたりを目指すか?

米2年金利は、短期的に上昇しても、3.290%から3.313%あたりまで下がってもらって問題ないです。

株式指数達:再び、フィボなどが重なる節目でガチなドーン。同じことの繰り返しのようですが。。。

US30、US100、US500、JPN225、UK100、GER30ともに、フィボナッチがはじき出したレベルで、ドーンと下げるような動きになっています。

が、その後の買いあがりも、すごいですな。笑 

こちらは、SPX。画像一番上のラインは、複数のフィボナッチではじき出した「ザ・伸び切りゾーン」の一つ。2回目のトライで、ぴったりと止められてます。このレベルを抜けてこられるか?

その他、前回と同じように、キーレベルをシェアします。US30(DJIのキャッシュ):$46,670あたりから$47,438あたり。US500:$6,800から$6820。US100:$24,952あたりから$25,277あたり。

UK100:はじき出していたキーレジスタンスの9,542あたりがレジスタンスで、一度落とされています。が、9580あたりまで、ワンモアアップする可能性あり。SX5E (Euro Stoxx 50):5,539あたりに年足ピボットが走っています。5,715あたりへの上昇を再びトライするか?

JPN225:10月4日以降の動きで、48,132円あたりに居座る「ザ・伸び切りゾーン」をヒットしてくれた後、48,580円あたりまで、上昇。

そして、面白いのは、JPN225も、キャッシュのJP225の方で、なんと、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」が示す49,956円で、ドンピシャで止められてますよー。JPN225は、すでに今年のピボットポイントのキーレベルがレジスタンスになっているので、プルバックがあってもおかしくないです。

BTC1(ビットコインフューチャーズ)

ビットコインのフューチャーズは、前回と同じく、フィボナッチとピボットポイントが示すレジスタンスゾーンから、反転している様子。一旦、$100,000割れがあっても、問題ないです。

さて、今週も、ふたを開けると、ハーモニックパターン、フィボナッチ、ボリバン、ピボットポイントなどのテクニカル分析の基本ツールが示すレベルで、反応しまくっているという状況に変わりはないようです。

気になるのは、株式指数が高値圏にいるのに、VIXとそのボラティリティを示すVVIXのチャートは、ボラってます。笑 すでにスマートマネーは、動き出している感ありなので、この後NY市場の動きに注目していきましょう。前回、前々回の記事等もご参照ください。

今回、TradingViewのチャートを使用していますが、MT4やMT5で使えるオートハーモニックも活躍中で、短期足から長期足まで、ハーモニックパターンを表示してくれます。どちらかというと、MT4やMT5で使えるオートハーモニックの方が、ターゲットとなる価格レベルを細かく表示してくれるので、精度が高い感ありです。 もしよかったら、一度覗いてみてくださいね。

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また何かあればアップデートしますね。

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