こんちわ~。今週は、下落傾向にあったUS100などですが、先週と同じように、フィボナッチのキーレベルを確かめていくプライスアクションになってますね。今の様子をサクッとシェアします。
ドル円のガートレーパターンと節目
5-0 pattern, then, important fibonacci levels in play.
ドル円:153.930円-154.805円、フィボナッチ、トレンドライン

前回の記事と同じく、ドル円で気持ち悪いのは、日足と週足にガートレーが居座っていること。先週の時点では、日足に3ドライブがいたのですが、週足の方に表示されています。いずれにしても、ガートレー=フィボナッチ78.6、そしてトレンドラインの上限という節目を前にうろうろしている状態です。ここまで上昇してくれた方がわかりやすいですが、問題はその後になりそうですよね。
EURUSD, GBPUSD, EURGBP:ABCDパターンやバタフライ
EURUSDとEURGBPは、前回と同じです。週足や月足といった長期足にベアリッシュなABCDパターンとバタフライが居座ったままです。ユーロドルは、$1.13880あたりを割ってくると、$1.10080あたりまでプルバックするシナリオもオン。一旦上にはねるのであれば、$1.12000あたりは結構なキーゾーンになりそうです。
USDCAD、USDCHF、AUDUSD:長期足にハーモニックパターン居座る
USDCADは、ブリッシュなホワイトスワンから反転した後、現在ベアリッシュなバタフライパターンにつかまったままです。このパターンが示唆するPRZ(潜在的反転ゾーン)の上限は、$1.42705。ここまで上昇してくるのか?
USDCHFは、引き続き、月足にいるブリッシュなガートレーパターンにつかまっていますが、この状態で、短期的にはベアリッシュなABCDパターンで軽くプルバック中。
AUDUSDは、引き続き、$0.65690あたりが、キーレベルになっているようです。
クロス円:CHFJPY、GBPJPY、EURJPY、CADJPY
クロス円も、あまり変わらないです。カナダドル円には、ベアリッシュなブラックスワンがいますが、ポンド円には、ブリッシュなガートレー、スイスフラン円には、ブリッシュなシャーク、そしてユーロ円にはブリッシュなサイファーパターンというように、買いを示唆するハーモニックパターンが居座っています。まずは、短期的な動きに注目したいですね。
ゴールド、シルバー:ガス抜きからReloadingするでしょうか。
ゴールドは、以前シェアしていた$4,351を抜けた後、強烈にプルバックしているのですが、うろうろ状態が続いています。$3,979から$4,053のゾーンが結構なキーレベルですのでが、$3,770まで落ちてくるか?問題は、この後になりそうで、今のプライスアクションがガス抜きだとすると、この辺りで、Reloading(リロード)される可能性がありそうです。この場合、$4,550あたりがターゲットになります。シルバーも同じ。$46あたりまで落ちてくれても問題ないです。
US02Yは3.313%あたり、ZBは119’20、121′09あたり
前回シェアしたように、T-bond(米長期国債先物)のZBと米2年金利についても、大きな絵柄は、特に変わりないです。2年金利のチャートだと、前回シェアしていたサイファーパターンを形成する可能性があります。あるいは、先に下げて、3.41%を狙ってくるか?いずれにしても、国債が買われれば、3.290%から3.313%あたりまでがターゲットになりそうだというシナリオはオンです。
T-bondのZBも同じで、ヒットし損ねた当初のターゲット、119’20を再び目指す可能性がありますが、すぐにではなく、一旦下げた後かもです。その場合、4.8%あたりをヒットするというシナリオになります。こちらも、国債が買われれば、122あたりまで上昇するか?
株式指数達:DJIの5-0パターン
今週下がってきたのですが、ちょっとまだ、腑に落ちないかもです。US30、US100、US500、JPN225、UK100、GER30ともに、フィボナッチがはじき出したレベルで、ドーンと下げたり、反発したりというような動きを継続中ですよね。
短期的には、上昇を試みるというシナリオになりますが、この短期的な上昇の動きは、いずれ、長期のブラックスワンが示す方向に収束される可能性あり。つまり、来週あたり、高値更新があっても、その後のプライスアクションの方が大切になってきそうです。
前回と同じく、キーレベルをシェアします。US30(DJIのキャッシュ):$46,670あたりから$47,438あたり。高値を更新するのであれば、キーレベルは、$48,308あたり。US500:$6,800から$6820。US100:$24,952あたりから$25,277あたり。
UK100:はじき出していたキーレジスタンスの9,542あたり、9,580あたりを突破したのですが、9,808あたりは結構なレベル。
SX5E (Euro Stoxx 50):5,539あたりに年足ピボットが走っています。ブリッシュなバタフライにいったん止められて、ギャップダウンした後、現在シャークパターンに止められています。5,715あたりへの上昇を再びトライするか?
JPN225:50,000円という節目を上に抜けてくれたのですが、51,320円あたりがキーレベル。上に抜けても、再び押し戻されると、45,000円と42,915円あたりがプルバックのターゲットになるかもです。
いずれにしても、かなり下げてきてしまったテック株のリーダー、NVDAは、高値から少し下あたりに窓を開けているので、これを埋めに来てもおかしくないです。同じく、Nikkei225、SUS500など、株式指数も、シェアしていたキーレベルあたり窓を開けているので、窓埋めというプライスアクションを展開するかもですね。
BTC1(ビットコインフューチャーズ)
ビットコインのフューチャーズは、これまでと同じで、$100,000割れがあっても、問題ないです。レジスタンスは、$121,000と$133,500。サポートは、$92400から$85600あたり。
さて、今週もふたを開けると、これまでの流れと似たような感じで、下がっても買いあがってくるという荒いプライスアクションになっています。
それでも、「高値圏にいる株式指数 vs VIXやVVIXのボラティリティ」という、不気味な状況が続いている中で、来週、高値を更新してくるか?あるいは、高値更新失敗で、ドン下げに転じるのか?いずれにしても、長期のフィボナッチから見える「ふた」間際でのプライスアクションになっているので、はじけるリスクも上昇しているような感あり。また何かあればアップデートしますね。