ガートレーに5‐0パターン:ドル円, EURUSD, UK100, US500, US30

早くも、7月後半になりますね。今週も、DJIA(ダウ)が、高値更新できずに出遅れているようです。チャート上には、ガートレーや5‐0パターンなど、結構な数のハーモニックパターンが登場しています。今の様子をサクッとシェアします。

キーレベル近し。ガートレーに5‐0パターン。

Gartley, 5-0 patterns

ドル円:5‐0パターンと150円あたり

usdjpy 19 July 2025前回シェアしたシナリオに沿って、148円を軽くクリアしてくれました。トライアングルのシナリオは無効になりますが、チャネルは、健在。

149円後半から150.300円あたりまで上昇してくる可能性があります。現在、5‐0パターンが出ていますが、これ、大きなパターンで、日足、週足で居座っております。

PRZ(潜在的反転ゾーン)の少し上まで上昇してくれても問題ないですが、その後のプライスアクションには注意したいですね。

DXY, EURUSD, GBPUSD:Never mind! EURUSDのガートレーパターン!

ドルインデックスは、相変わらず、ジグザグと上昇しています。$98.204, $97.315あたりが、キーレベル。以前から居座るターゲットの$95.067も、一応念頭に置いてます。

が、やっぱり気になるのが、ユーロドル。

日足に居座るブラックスワンについては、すでにシェアしているのですが、週足、月足には、巨大なガートレーパターンがいる状況です。$1.18367‐$1.18607あたりまで、少し、跳ねてくるかもしれませんが、いよいよ直近の上昇も終盤なのか?

さらに、気になるのは、ポンドドルのキーレベル。$1.34676あたりのキーレベルが、効いてます。$1.31420あたりまで、プルバックしても問題ないです。

USDCAD:効いてます。ホワイトスワンと超長期の移動平均線

ここしばらくの投稿と同じになりますが、USDCADは、日足に居座る超長期の移動平均線とブリッシュなホワイトスワンが効いている格好です。

USDCHFも、同じ。AUDUSDは、シェアしていたように、超長期の移動平均線とベアリッシュなブラックスワンから、下落。ただし、PRZ(潜在的反転ゾーン)は、かなり上だったので、この後のプライスアクションに注目です。

ゴールド:やっぱり、「ザ・伸び切りゾーン」とトレンドライン

ゴールドも、以前から引いている長期のフィボナッチから見える「ザ・伸び切りゾーン」とトレンドラインが、レジスタンスとして機能しています。ワンモアダウンがある方がわかりやすいですが、いずれにしても中途半端な環境を継続中です。

ZB: 居座る5-0パターンとブラックスワン

T-bond(米長期国債先物)のZBにも、ベアリッシュな5-0パターンが居座っております。ですが、日足にいるブリッシュなブラックスワンで、現在、反発中。

そして、2年債、10年債のフューチャーズともに、1時間足では、ベアリッシュなブラックスワンがいるので、国債については、方向性なしという環境。ただし、長期のハーモニックパターンが示唆する方向に収束する可能性があるので、気を付けたいところです。

株式指数達:DJIA vs SPX and NDQ

DJIAは、SPXとNDQと異なり、高値更新できてない状況が続いています。前回シェアしたE-miniのフューチャーズ(YM1)では、最初の下落が、5つの波からなる推進波に見えて、その後ジグザグと上昇して、高値更新失敗という状況になりました。これだけ見ると、天井を付けたか?という目線になるのですが、金曜日の時点では、ブリッシュな5‐0パターンが出ていますので、まだわかりません。再び上昇か?という感ありです。

DJIAのほうでは、$44,888.13が、強烈なレジスタンスになっているのですが、この少し手前に、窓が開いております。これを埋めに再び上昇してきても問題ないです。が、その前に、いったん、$43,572まで、ギャップダウンしてしまう可能性もあるので、月曜日のプライスアクションに注目です。

短期足では、US100とUS500にベアリッシュなガートレーが居座っていますが、なんともですね。方向感が今一つなんですよね。

そして、気になるのが、UK100。9,000達成で、現在、異なる時間足で、ベアリッシュなガートレーやディープクラブが居座っています。

GER30は、金曜に、出ていたガートレーで下落している途中ですが、24,219.60がキーレベル。このラインをいったん超えても、再び、押し戻されると、続落するシナリオがオンになります。

JP225 の場合、39,884円がかなりのレジスタンスで、いったん40,000円をヒットしたものの、また押し戻されています。これを上に越えてくると、40,500円あたりまで上昇するシナリオになりますが、そこまで到達した後、強烈にプルバックする可能性もありそうなので、注意したいところです。

その他、キーレベルまであと一歩というチャートが多いので、キーレベルをシェアしますね。

NDQは、$23,436.35、SPXは、$6,371.70、XLFは、53.28、52.28、51.85、MSFTは、$520.67、AMZNは、$232.78、NVDAは、$176.20‐176.80。

MSFT、GOOG、AMZN、NVDAには、ベアリッシュなハーモニックパターンが居座っていますが、キーレベルまで上昇余地があるので、すぐにトレンド転換というわけではなさそうです。

こちらは、META。ブリッシュなハーモニックパターンで反発する可能性があります。

今週の動きから見えてくるのは、なんだかよくわからない、どっちとも言えない環境の中にいるということですよね。

とはいえ、いろんなチャートに、いろんなハーモニックパターンが出ていて、しかも、長期足のパターンが多いので、いずれは、方向性が出そうな感ありです。週明けから短期的には、下げては上がるというプライスアクションが、繰り返されると思いますが、仮にナスダックなどワンモアアップがあっても、その後のプライスアクションが結構重要になります。

逆にいうと、こういうComplacency(現状に甘んじていること)が続く方が気になります。今週末、テクニカルを押さえておけば、短期的な動きに翻弄されずに済むと思います。何かあればアップデートしますね。

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