イヤリーピボット、レジスタンス、フィボ:UK100, USDJPY, DXY, US500

がんばれ、DJIA(ダウ)!高値更新まであと少しです。今週、チャート上には、いろんなハーモニックパターンが出ていて、レジスタンももうすぐという環境です。今の様子をサクッとシェアします。

鍵となるイヤリーピボットのレジスタンス、もうすぐ。

Close to key yearly pivot resistances

ドル円:5‐0パターン居座る。

前回シェアした5‐0パターン、健在です。今週の動き、いまいちですよね。5‐0パターンが効いているのは間違いないのですが、このパターンが出た後によくあるのは、一旦、反応しても、再び、表示されているPRZ(潜在的反転ゾーン)を狙ってくるというプライスアクション。

ドル円の場合、149.850円がPRZの上限ですが、150円を突破して、150円半ばまで上昇してくる可能性もあります。前回シェアしていた149円後半から150.300円というターゲットは有効です。逆に、続落してくる場合は、140円割れも視野に入ります。このあたり、以前と変わらないシナリオです。これまでの記事もご参照ください。

DXY, EURUSD, GBPUSD:へ?$96で終わり?

ドルインデックスは、いつもシェアしているように、$95.067のターゲットまで、なかなか行かんです。

反発してきているのですが、金曜日の時点で、すでにシャークパターンにつかまっています。ワンモアアップがある場合のターゲットは、$97.800あたり。まだまだ、中途半端ですね。

EURUSDは、前回シェアしたベアリッシュなガートレーがまだ有効です。短期足でもベアリッシュなガートレーがいるのですが、もう少しうろうろして、$1.18570をヒットしてくる可能性がありそうです。

ポンドドルは、$1.35120あたりのキーレベルが、結構、効いてます。その下の$1.34680も、キーレベル。つまり、結構なレジスタンスあたりでうろうろしていることになります。短期的には、反発してくるはずですが、そのうち、一旦プルバックしてくるというシナリオがオンです。

ちなみに、EURGBPですが、現在長期足にベアリッシュなバタフライパターンが居座っているのですが、短期的には、0.88300あたりまで、上昇してくるシナリオをオンにしています。

USDCAD:レンジ。

USDCADは、日足に居座る超長期の移動平均線とブリッシュなホワイトスワンで、レンジです。ただし、このレンジが、トライアングルを形成している可能性もあり。だとすると、一旦、安値を付けるために、下に突き抜けてきそうです。$1.34240あたりは、ターゲット候補になります。そして、それから、勢いよく反転逆走するというシナリオもオンです。

USDCHFも、同じ。ブリッシュなブラックスワンがいるので、下げてきても急反転してくれる可能性あり。AUDUSDは、月足にいるブリッシュなブラックスワンで反発し、最初のターゲットをヒットしている状況。ただし、その後の上昇の仕方が、いまひとつで、ブラックスワンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は、安値よりさらに下の価格帯。これが示唆するのは、結構なプルバックの可能性かもしれません。

ゴールド:ホワイトスワン、クリアなレジスタンスゾーン

ゴールドは、スポットとフューチャーズ共に、ブリッシュなホワイトスワンにつかまっていて、反発を試みているところです。短期的には、$3,344‐3,357のゾーンが、レジスタンスになる可能性がありますが、$3,409あたりにも結構なレジスタンスがあります。これを突破してくれるか?

逆に、$3,271から、さらに下の$3,134まで落ちてくるか?どちらかへのトレンドが明確に出るまで、もう少し時間がかかりそうですよね。

ZB: 5-0パターンからドラゴン

ZB1 26 July 2025T-bond(米長期国債先物)のZBにいたベアリッシュな5-0パターン(紫色で描画)は、一旦消えて、現在、ドラゴンという、あまり知られてないパターンが居座っております。笑

まあ、このパターンを知らなくても、トレンドラインと年足ピボットポイントS1がサポートエリアを形成しているのは明確なので、一旦の反発は想定できたと思います。ここからもう少し反転する可能性は十分に考えられますよね。いずれにしても、上下に動けるポイント幅が大きいので、ボラティリティも高まりそうです。

株式指数達:がんばれ!DJIA

YM1の方は、高値を少し更新しましたが、DJIAは、あと、もう少しですね。ここまで来たら、もう、高値更新するのを待つのみです。

SPXは、シェアしていた$6371をヒットして、上抜け。次のターゲットは、$6431あたり。NDQも、$23432あたりがターゲット。

UK100は、9177から9,200がターゲット。GER30も、25,330あたりまで上昇してくれても、問題ないです。JP225 は、ターゲットにしていた40,500円を軽くヒットして、さらに上昇。ただし、長期足から見えるレジスタンスゾーンにいるので、少し注意したいところです。

なお、JP225、US100、US500、UK100は、長期足でベアリッシュなブラックスワンが居座っている環境です。長期足のハーモニックパターンの場合、すぐにトレンド転換にはならないことが多いです。

とはいえ、ベアリッシュ、ブリッシュに関わらず、ブラックスワンの存在って、やはり意味があると思います。「エリオット波動とハーモニック Part3:推進波とブラックスワン(Impulsive wave & Blackswan)」もご参照ください。

そして、前回シェアしたキーレベルは、以下の通り。引き続き有効です。

NDQは、$23,436.35、SPXは、$6,371.70、XLFは、53.28、52.28、51.85、MSFTは、$520.67、AMZNは、$232.78、NVDAは、$176.20‐176.80。

このうち、今週の動きで、AMZNは、キーレジスタンスをヒット。MSFT、GOOG、NVDAは、まだ、キーのレジスタンスまで、上昇できる余地があります。

フィナンシャル系では、JPMが、次の大きなレジスタンスである$301.45あたりを狙ってくるかという感じです。XLFは、$54.38まで、上昇余地あり。なので、どれも、すぐにトレンド転換というわけではなさそうです。

ということで、今週の動きから見えてきたのは、なんだかよくわからない、どっちとも言えないけど、まだ、上に行きたがっている環境であるということ。VIXも、かなり前にシェアしたように、15まで落ちてくれてますよね。

来週、FOMCとか、企業決算報告とかあるので、市場参加者がそれらのイベントを待っている感ありです。トランプ大統領 vs パウエル議長のニュースも飛び交ってますよね。今週末は、EUと米国の関税のニュースも出てくると思います。

が、今週末と週のイベントに関わらず、結果的にどちらに動いていくかは、フィボナッチや他のテクニカルツールから、大体、見えている気がしますが、どうでしょう?

「平均価格は、すべての事象を織り込む(by Dow)」です。笑

直近の週明けから短期的には、下がれば買いあがるというプライスアクションが、再び繰り返されると思いますが、クールに乗り切りたいですよね。笑

何かあればアップデートしますね。

Exit mobile version