ABCDパターン、フィボナッチ、ボリバンが鍵:US30, UK100, DXY, ES1

しばらく投稿する時間がなかったんですが、3週間たってふたを開けてみると、シナリオ通り、まだまだブリッシュのようです。「がんばれ、DJIA」とエールを送ったダウも、やっぱり、あのままでは下がりづらかったですよね。今の様子をサクッとシェアします。

ABCDパターンなので、面白くなりそうですな

ABCD pattern may play a key role

ドル円:チャネルのようで、トライアングルのようで。。。

ドル円は、3週間経った後、結局、以前から描画していたトレンドラインが意識されている格好で動いています。146.405円、そして、144.500円あたりがサポートにならなければ、再び140円まで迫る感じになりそうです。が、この後、149円あたりまで上昇してくれる方が、わかりやすいかもです。要は、中途半端すぎるってことですね。これまでの記事もご参照ください。

DXY, EURUSD, GBPUSD:$95あたりを目指すだろうか?

DXYは、いつもシェアしているように、$95.067のターゲットまで、なかなかという状況継続中。動きが出るのを待ちます。

EURUSDは、7月19日の「ガートレーに5‐0パターン:ドル円, EURUSD, UK100, US500, US30」でシェアしたガートレーが居座ったままです。もう少し上昇してきて、ガートレーがバットになっても、長期の移動平均線が$1.98800に居座っているので、その後のプライスアクションの方が大切のようです。

前回シェアしたように、EURGBPには、3週間たっても、ベアリッシュなバタフライパターンが居座っているので、EURの動きに注目ですかね。ポンドドルは、今ちょっと中途半端な場所にいるようです。

USDCAD、AUDUSD、USDCHF:米ドル次第ですかね

USDCHF Butterfly 14 Aug 2025USDCADは、週足に居座るブリッシュなホワイトスワンにつかまったまま、ほぼ2か月うろうろ状態。

USDCHFも、月足にいるバタフライを無視できない状況。

いずれも、長期足に出ているので、すぐに反発せず、時間がかかっている状況です。逆に、AUDUSDは、週足に居座るブリッシュなブラックスワンで反発して、最初のターゲットをヒットしたものの、そこから、うろうろ状態。このブラックスワンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は、安値よりさらに下の価格帯なので、やはり、中途半端です。

ゴールド:レジスタンスゾーンが明確

ゴールドは、$3,344‐3,357のゾーンが、レジスタンスになる可能性があったのですが、3週間たった後、一度上に抜けて、このゾーンに戻ってきています。$3,409あたりは、かなりのレジスタンスであることが明確ですよね。やっぱり、$3,271から、さらに下の$3,134まで落ちてくるか?もう少し時間がかかりそうですよね。

ZB: 5-0パターンからドラゴン

T-bond(米長期国債先物)のZBにいたベアリッシュな5-0パターンが消えた後、出てきたドラゴンで、反転中。このパターンを知らなくても、トレンドラインと年足ピボットポイントS1がサポートエリアを形成していたのは、明確ですよね。

上昇してくるとなると、金利は下がる?と思いたいのですが、長期債と短期債の間に、異なる方向を示すハーモニックパターンが出ているので、ちょっと厄介そうです。短期的には、いずれも、もう少し上昇する可能性は十分に考えられますので、様子見ですね。前回の記事もご参照ください。

株式指数達:がんばって追いついているDJIA

フューチャーズのYM1は、高値更新後、ベアリッシュなバタフライに阻まれています。DJIAは、あと、もう少し。ここまで来たら、$45,000をタッチするのを待つのみです。キャッシュのUS30は、現在、ベアリッシュなABCDパターンにつかまっています。

高値を付けた後に、その高値に向かった動きでABCDパターンが出る場合、考えられるシナリオは、ジグザグの調整波。だとすると、上昇継続ではなく、戻り高値を付けるための上昇ということになりそうです。

逆に、このABCDパターンで抑えられている価格帯と、高値を勢いよくブレイクする場合は、直近の上昇がさらに伸びるということになります。つまり、一旦軽くプルバックをして、もう一回上昇してくるシナリオになります。いずれにしても、$44,500あたりがキーレベルとなりそうです。

SPXの場合、キャッシュの方は、シェアしていた$6,371がサポートになり、次のターゲットだった$6,431もクリアしています。次の大きなターゲットは、$6,540あたりになりますが、ES1のフューチャーズが現在いる価格帯は、強烈なレジスタンスゾーン。このレベルをさらに超えてくるかどうかはわかりません。

超えてくる場合、$6,640から$6,700がターゲットゾーンになりますが、このゾーンはさらに強烈なレジスタンスゾーン。結構なプライスアクションが出るというシナリオがオンになります。

UK100は、9177から9,200がターゲット。GER30も、まずは、24500あたりまで上昇してくれて、問題ないです。

JP225 は、ターゲットにしていた40,500円を超えてさらに上昇しています。44000円が直近のターゲットになりますが、長期足から見えるレジスタンスゾーンにいるので、こういう動きの後は、少し注意したいところです。

前回シェアしたキーレベルは、以下の通りで、引き続き有効です。

NDQは、$23,436.35、SPXは、$6,371.70、XLFは、53.28、52.28、51.85、MSFTは、$520.67、AMZNは、$232.78、NVDAは、$176.20‐176.80、$185.64。

フィナンシャル系でシェアしていたJPMは、次の大きなレジスタンスである$301.45をほぼヒットしてプルバックしているようです。ワンモア・トライで、$309.52まで上昇してくる可能性がありますが、この価格帯は結構なレジスタンスですので、注意したいところです。

ということで、ここ3週間の動きから見えるのは、テクノロジー系(Magnificent 7)の上昇もあって、ナスダック、SPX、DJIが上昇し、ブリッシュな流れが続いていることですよね。VIXも14.30まで落ちてくれています。でも、VVIXの方は安値を更新しておらず、ダイバージェンスになっているのが気になります。

すでに今日は木曜日。明日まで、このまま上昇の流れが続けば、来週のプライスアクションに注目ということになります。いずれにしても、すでに上昇の波が伸び切ってきているので、リスク管理の方が大切かもですね。何かあればアップデートしますね。