ブラックスワン:フィボナッチとボリバンにも注目のDJI, EURUSD, DXY, Nikkei225

今週も、下がっては買われるというブリッシュな流れが続いています。以前からシェアしているフィボナッチやボリンジャーバンドが示すキーレベルに近づいてきているようです。そして、米株式にはブラックスワンも居座っている環境です。今の様子をサクッとシェアします。

ブラックスワン、ボリバン、フィボナッチ:根拠が揃いだした?

Blackswan, Bollinger Bands, Fibonacci in play

ドル円:まだレンジなのですが、150円から151.530円あたりに注目

ドル円は、ここしばらくの画像がまだ有効で、特に変更はないです。レンジを形成してますが、150円から151.530円あたりまで上昇するのか?ここしばらくの記事をご参照ください。

EURUSD, EURGBP:ベアリッシュなハーモニックパターンが居座る

EURUSDは、7月19日の「ガートレーに5‐0パターン:ドル円, EURUSD, UK100, US500, US30」以降、一旦プルバックして、再び上昇するという展開になっています。現在、長期足の月足でABCDパターン、日足でブラックスワンが居座っています。ハーモニックパターンが変化したものの、レジスタンスのレベルはそれほど変わっていません。

短期足では、4時間足などでブリッシュなブラックスワンも出ているので、短期的な動きとしては、$1.17980、$1.19300、$1.21100あたりまで上昇してもおかしくなさそうです。

DXYは、長期足にブリッシュなバタフライパターン、短期足でベアリッシュなホワイトスワンが居座っています。なので、週明け、米ドルが一旦売り込まれてから、逆走か?というシナリオをオンにしています。いずれにしても、DXYは、以前シェアしたように、空いている窓を埋めずに下落してきているのと、要のサポートレベルもあるので、週明けのプライスアクションに注目ですね。

これまでと同じく、EURGBPのベアリッシュなバタフライパターンは、まだ居座ってままです。

USDCAD、USDCHF、AUDUSD:長期足にハーモニックパターン居座る

これまでと同じく、復習になりますが、USDCADにはブリッシュなホワイトスワン、USDCHFにはガートレーが居座っています。長期足にハーモニックパターンが居座っているので、方向性が、まだ出ていない状況です。とにかく、時間がかかっておりまする。なお、CHFで少し引っ掛かったのですが、CHFJPYにもベアリッシュなブラックスワンパターンが居座っています。スイスフランのプライスアクションも気になりますね。

AUDUSDは、長期足で居座っているベアリッシュなブラックスワンが効いている格好です。PRZ(潜在的反転ゾーン)の上限は、$0.68566。

ゴールドとシルバー、原油:ガートレーパターンとブラックスワン

ゴールドは、前回シェアした$3,713の手前、$3,707あたりまで上昇してくれましたが、現在ここで、ベアリッシュなガートレーパターンが居座っています。ただし、ガートレーから、バットパターンに変化する可能性もあります。

ガートレーでプルバックする場合、$3,540あたりまで落ちてくるシナリオをオンにしています。その後、やはり、$4,000を目指してくるシナリオもオンです。

シルバーには、ベアリッシュなブラックスワンが居座っています。PRZ(潜在的反転ゾーン)の上限もヒットしているので、一旦はプルバックする可能性があります。このまま、キーレベルの$43.158がレジスタンスになり、プルバックしてくる場合のターゲットは、$35.7から37.5の間。さらに深いプルバックがあってもおかしくないです。シルバーも、ゴールド同様、再び上昇し、$46あたりを目指すかに注目です。

ずいぶんと触れてなかった原油(US OIL)を見ているのですが、実は、9月上旬から、長期足に居座るブリッシュなブラックスワンにつかまっています。PRZ(潜在的反転ゾーン)が、$57.49になりますので、うろうろ状態になっています。金曜日には、短期足で登場したブリッシュなバタフライにも捕まっていますが、このパターンで、一旦上昇してくるのか?ただし、上昇しても、その後、ブラックスワンのPRZまで、ズブッと落ちてくるシナリオもオンです。

CL1のフューチャーズの方を見ると、長期足にいるベアリッシュな5‐0パターンにつかまっている格好ですので、$60.18あたりまで落ちてくるシナリオもオンです。

ZB:119′20

ZB1 20 September 2025T-bond(米長期国債先物)のZBは、先週と同じです。

最強レベルの118’03で跳ね返されていますよね。シナリオ通りプルバックしているのですが、下にあるトレンドラインまで落ちてくるのか?という状況。

仮に、プルバックして下げ止まり、最強レベルを再び上に抜けてくる場合、次のターゲットは、119′20になります。このレベルは、結構なレジスタンスとなりますので、週明けの動きに注目です。

株式指数達:フィボナッチとボリバン

DJI 20 September 2025US30、US100、US500ともに、ベアリッシュなブラックスワンが居座っています。こちらの画像は、DJI。薄黄色のラインは年ピボットポイントR2になります。

前回シェアしたように、株式指数は、ボリンジャーバンドとフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」、そして、年足ピボットポイントが鍵になりそうです。US30のキーレベルは、$46,336あたり、US500は、$6,728あたり、US100は、$24,659あたりにキーレベルが居座っています。

UK100の次の最強レジスタンスは、9,400ですが、すでに9,258と9,263が形成する最強レジスタンゾーンを超えられてないので、週明け、ギャップダウンする可能性あり?という環境。そして、ドル円と似ていて、トレンドラインを行ったり来たりしていたGER30は、23,910.14が要のレジスタンス。これを超えて、24,000を再びトライしてくれても問題ないのですが、その後のプライスアクションの方が大切になってきます。

JP225は、46,000円まで上昇しても問題ないです。ただし、ここに、結構な「ザ・伸び切りゾーン」の蓋がありますので、ワンモアアップの後のプライスアクションに注目したいところです。

ここしばらく、下がっては買われるというブリッシュな流れが続いていますね。以前からシェアしているボリバンやフィボナッチのキーレベルまであと一歩というところのようです。ですが、言い換えると、リスクリワード比が、徐々に変わってきている感あり。

あと、これまでシェアしていたフィナンシャル系やテク系の銘柄には、フィボナッチや年足ピボットポイントから見えるキーレベルが機能していて、実質、伸びてきてない銘柄(バークシャーハサウェイやAMZN)もあります。VVIXも、ひそかに待機している感じなので、週明け、気を付けたいですね。そして、9月も、もう後半に突入です。ボラが出そうな感ありです。何かあればアップデートしますね。