ヘッド&ショルダーズパターン:US30は$39818.26がネックライン?UK100とGER40のパターンも面白い

ダウのキャッシュ(US30)はターゲットを上抜けて、ヘッド&ショルダーズパターンのチャートパターンを形成したような格好に。UK100とGER40も似たようなチャートパターンになってますが、さてどうなりますか?引き続き、ボラのあるプライスアクションを展開しそうな感ありです。

ヘッド&ショルダーズパターン

The goal is nearly in our sight!

ドル円:キーレベルは158.784円

USDJPY 25 May 2024ドル円は、今月のマンスリーピボットがある156.260円に押し目を付けて上昇していますが、じりじり感のある上がり方。

今週のウィークリーピボットR1がレジスタンスになって止められている格好で、一旦155円半ばあたりまでプルバックする可能性も考慮です。

来週、158円、152.852円の間をうろうろするのかわかりませんが、キーレベルは158.784円。これを超えてくれば、話が変わり、164円が視野に入ってくる環境のようです。

EURUSDとDXY:ユーロドルはガートレーの後ジグザグと下げ

ガートレーパターンが効いたユーロドルのキーレベルは、$1.07406と$1.05626、そして、$1.09187。フィボナッチ的には伸び切っているので、もう少しプルバックする可能性もありそうです。キーレベルの$1.08400あたりを下に抜けてくると、やはり深めのプルバックもありそうな絵柄です。

DXY(ドルインデックス)も、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」にいるので、反転上昇してもおかしくない絵柄。前回も記載したように、さらに別の窓も開けてしまっている状態なので、これを埋めにくるか?という環境です。

クロス円:ポンド円はホワイトスワンが効いた格好でレジスタンスへ

先週シェアしたポン円は、長期足にいる買いのホワイトスワンで上昇中。直近レジスタンスを上にブレイクするか?気になりますよね。ブレイクすると207.779円が視野に入ってきますが、その手前の203円ミドルあたりには、チャネルの上限ラインが走っているので、ここで一旦は抑えられる可能性がありそうです。

ユーロ円には巨大なバタフライパターンがいますが、173.402円というキーレベルまで上昇する可能性もあり。AUDJPYにはブリッシュなハーモニックパターンがいるので、円売り継続となるか?

クロス円のキーレベルを記載しておきますね。

ポンド円:200.697円、193.614円、184.047円。ユーロ円:167.469円、173.402円、179.335円。

スイスフラン円(CHFJPY):169.059円、179.606円。AUDJPY:101.075円、103.580円、106.084円。CADJPY:113.639円、117.291円。

USDCADの$1.37312と$1.35712、USDCHFの$0.89253と$0.91231

ドルスイスとUSDCADは、やっぱり、キーレベルでうろうろ、あるいはキーレベルの間でうろうろしている状態が続いているので、どちらかをブレイクしてくれた方がわかりやすそうです。

シルバーの$29.488、ゴールドの$2443.70とシャーク

ゴールドは、先週と変わらず、濃紺のチャネルの上限をヒットして、下落後、再び上昇し、また抑えられている状況。下は$2200、上は$2700あたりが結構なキーレベルですが、まずは$2203.36あたりまで落ちてくるかに注目です。

シルバーは、先週シェアしたように日足に売りのブラックスワンがいます。このパターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は、$32.861あたり。一旦はプルバックしておりますが、$28.449あたりまで落ちてくるかに注目です。

米国債・金利:ZB1は、やっぱり「ザ・伸び切りゾーン」がレジスタンス

先週シェアしたZB1(長期債フューチャーズの価格チャート)なんですが、あの117.18あたりのキーレベルが効いている格好です。

記載していた航路を大きく上に抜けて上昇したのですが、結果、このキーレベルの下にもぐってきています。引き続き、Potentially Volatile(ボラ継続の可能性)。先週の投稿をご参照ください。

US30の$39818.26:ヘッド&ショルダーズパターン

US100とUS500が目指しているのは、$18966.90と$5455.76かと書いたのですが、US100は少し手前まで行って、失速し、大きくプルバック。でも、US500と一緒に、再びトライしてくるか?

なお、US30は、$39818.26のキーレベルにいた買いのシャークパターンが効いている格好でしたが、現在は、この$39818.26が、ヘッドアンドショルダーズパターンのネックラインのようになってしまい、ドン下げ。ナスダックとSPXとのダイバージェンスを展開中。

反発してきた場合のキーレベルは$39515あたりですが、再び$40000を超えてはこないかもです。ボラ継続の様相なので、週明けのプライスアクションに注目です。

その他、気になるテク株ですが、MSFTは、$433.53のキーレベルで、売りのネンスターパターン登場。

METAは、空いている窓がある$521.71あたりまで、上昇しても問題なし。

GOOGLは、$177.53のキーレベルで、ドンピシャで押さえられています。$160を割れるようなプライスアクションがあっても問題ないです。

AMZNも$170.70を下に割ってくるか?以前シェアしたようにウェッジのようなチャートパターンを下にブレイクし、このパターンの下限ラインにリターンムーブを付けて、高値を更新した経緯があります。

APPLは、売りのシャークにつかまっております。

なお、ボーイング株は、買いのサイファーパターンで反発を試みているので、$200ドルミドルあたりまで上昇してくる可能性もあり。

UK100とGER40もチャートパターンのネックラインが気になります

UK100は、先週シェアしたように、2つのフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルで形成されるレジスタンスゾーンに押されています。8503.68という強烈なレジスタンスまで上昇してくれれば、わかりやすいのですが、このレジスタンスゾーンが硬い!

GER40もヘッドアンドショルダーズパターンのようになって、下げた後、現在、3ドライブパターンで反発。ナスダックと同じように、最強のキーレベルまで再び上昇してくるか?かなり気になる絵柄です。

$40000を短期的に達成したダウが、$40120あたりを再びトライするか?ナスダックも、ヒットしそこなったキーのレジスタンスをまた狙ってくるか?

今週は、短いですが、先週の記事もご参照ください。

なお、英国は7月4日に総選挙。ポンドの動きや英金利の動きも気になっているかと思います。BOEは、選挙が終わるまで、金利やインフレに関するコメントを控えると発表したので、憶測でのプライスアクションが激しくなりそうですよね。

なお、私事ですが、6月は、アップデートできないかもしれません。日本に一時帰国します!もしかしたら、関空周辺とか関西の街ですれ違うかもですね。笑