今週のイベントで上下にあれた相場ですが、US500、ナスダック、US30は、再びキーレベルに到達しています。特に目につくのは、US500が描画していたフィボナッチターゲットをヒットしたこと。米国債も動いてますよね。今の様子をシェアしたいと思います。
イベント vs フィボナッチターゲット
Fibonacci max levels in play
ドル円:ガートレーで下落した後、またキーレベルへ
こちらは、いつものドル円。ガートレーパターンで落ちてきた後、また再びキーレベルへ。
これまでと同じく、148円半ばあたりは、フィボナッチエクステンションの5%。いわゆる「ザ・伸び切りゾーン」に到達していることになります。ならば、また、プルバックかもというシナリオを描くこともできるのですが、今回はわかりませんよね。
赤のチャネルの中に入ってくると、話はまた変わりそうで、以前から描画している緑のボックスあたりが、やはりターゲットになるでしょうか?
DXY、EUSUSD:消えたガートレー、年ピボットポイントがキーレベル
DXY(ドルインデックス)とEURUSDは、キーレベルの間に挟まって上下している感じです。先週とあまり変わりません。
こちらはDXYの日足で、久しぶりにズームアウトした絵を再びシェアします。ぱっと見でわかるように、DXYには窓が開いています。
また、1月24日には、今年のピボットポイントに押し目をつけて、その後、安値を切り上げている状態。
米ドルが再び買いあがってくるのか?プライスアクションを待ちましょう。
クロス円:引き続き年ピボットポイントのミドル値と次のレベルの間でうろうろ
クロス円は、引き続き、すでに記載していた年ピボットポイントのミドル値が形成するキーレベルでのプライスアクションに注目です。
シルバー:サイファーが効いてますね。
こちらはシルバー。先週投稿していたサイファーが効いた格好ですよね。そして何より、年ピボットポイントがレジスタンスになっているのがわかります。
前回記載したように、今年のピボットポイントがある$23.257あたりには、長期の移動平均線も上からかぶさっているので、このレベルを上に抜けてくるか?ということでしたが、どちらかというと、下にある窓を埋めるシナリオの方を優先したい感ありの絵柄です。
ゴールドも、昨年のキーレベルを超えられないままでいますので、こちらも、下の方に空いている窓を埋めに来るか?週明けからのプライスアクションに注目です。
米国債:ZB1はサイファーからシャーク、さらにズームアップ!
こちらは、米2年債フューチャーズのチャート。長期債のZB1と同じく、サイファー候補がいたのですが、とにかく買いあがる買いあがる状態で、上にぶっ飛びました。
が、何なんでしょう?行ってこいですよね?
年ピボットポイントを下に抜けている有様です。
2年債が開いている窓を埋める勢いで落ちてくると、米ドルはズームアップする可能性ありのきわめて重要な場面のようです。前回投稿していたZB1のチャートも、年ピボットポイントを抜けるか?という感じで週を終えたので、週明けからのプライスアクションに注目しましょう。
NDQとUS500:フィボナッチ「ザ・伸び切りゾーン」マックスレベルをヒット!
先々週、ナスダック総合指数(IXIC:US Composit)を投稿した後、先週はNDQ(ナスダック)を投稿していました。再び、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルの$17651.01をヒットしている状況です。このキーレベルがレジスタンスとして機能すれば、やはり、深いプルバックになると想定しています。
前回の画像で赤で示した想定航路と、ずれたプライスアクションを見せても、向かう方向は同じですので、前回の記事もご参照ください。SPXのフューチャーズのES1も同じです。
こちらは、MT4で見えるUS500キャッシュのチャート。
しばらく前に投稿していたと思うのですが、画像の上部に、ブルーのライン2本に挟まれたピンクのボックスを描画しています。
ブルーのラインは、異なる2つのフィボナッチからはじき出した「ザ・伸び切りゾーン」の2つのマックスレベルになります。
この2つのレベルからなるピンクのボックスを見事にヒットしたのが今週のプライスアクション。このエリアがレジスタンスとして機能すると、一旦は、今年のピボットポイントあたりまで落ちてくる可能性がありそうな感じ。
この2つのフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルをヒットとという絵柄は、ナスダックのキャッシュ、US100でも見えます。
で、今週はテク株の決算報告もあったので、序盤は動きが鈍かったのですが、META、強烈ですよね。
こちらは、そのMETA。強烈にギャップアップしてくれました。
が、$479.75はフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベル。$401.32もマックスレベルの下限なので、行きつくところまで行きついてくれた感あり。
途中のピンクのラインは、別のフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベル。なので、ここからはリワードよりもリスクが高くなってくるような環境にも見えます。
前回と同じく、フィボナッチやキーレベルなどテクニカル分析から見えてくるのは、決算報告などでテク株がワンモアアップしたとしても、その後のダイブの方がシリアスかなということ。イコール、ボラティリティアップ!となりそうですよね。
特に、米国債が売りに傾いていることが気になるほか、テク株のイベントとFED関連も終わったので、米ドルの動きに注目したいところです。
また何かあれば、アップデートしますね。