米国市場の動きが気になる日ですが、SILVERは強いダウントレンドからレンジになり、トライアングルか、逆H&Sか、意見が分かれそうな場面です。Nobody seems to like Silver as its price movement is not clear. It is ranging in a potential triangle or ending double inverse H&S.
シルバーに検出されたガートレーと5-0パターン
Silver’s bearish 5-0 pattern and bullish gartley
(注:この記事は2018年2月20日に投稿していたものです)
コモディティ:シルバーのトライアングル?
Silverの週足チャート
週足だと、大きく下げてからレンジのようになっていて、目線が売りとなるのは必然のことかもしれません。
200MAに抑えられ、移動平均線が絡まっています。
日足だと、5-0パターンで頭を押さえられ、赤の線で引いたようなトライアングルにも見えます。
シルバーの日足のチャートに出ている5.0パターン
下のラインを割ってくると引き続き売り目線となりますが、現在、5-0パターンからのフィボナッチリトレースメントの61.8%で止まっています。
チャートをよく見ると、大きな青の逆ヘッドアンドショルダーズの中の小さな逆ヘッドアンドショルダーズにも見えます。
トライアングルという目線も持ちつつも、このようなトライアングルで、下に抜けるぞと思っていて、上に逆走したペアもあります。
2017年5月に安値を付けたAUDUSDは、当時、ドル強しという目線で、EURUSDと同じく下にブレイクしていくかという感じでしたが、ふたを開けると逆走して高値を付けました。
今回のシルバーも、トライアングルではなく、赤のラインをいったん抜けて、ダブルトップでもないフィボナッチプロジェクションの1.13をヒットする拡張型のパターンか、あるいはこのまま上昇して、AUDUSDのように短期上昇トレンドになるかを慎重にみていかなければいけないと思っています。
おそらく、シルバーは売りと買いの意見が分かれていることと思います。
シルバー1時間足の買いのガートレーパターン
そして、5-0の61.8%リトレースメントのレベルでできている1時間のガートレー。
ガートレーが成立したということで買い目線にもなりたいですが、年ピボットと、日足の5.0のできた50%もどしを抜けてこないと、短期の反発で終わりという可能性もあります。
50%のレベルを抜けてくると、ここがB地点となる大きなバットパターンを形成しに、上昇していく可能性もあります。なお、銀のポジション動向は買いが調整されているように見え、買いが新たに入ってくる可能性もあります。
まずは、ピボットをしっかりと抜けて押し目をつけるかどうか見ていきます。上から1時間の100MAと50MAがかぶさっていますので、上抜けしないと非常に厳しそうですね。逆に見ると、今日この価格からの突っ込み売りは危険だと思っています。
20日現在、EURUSDの突っ込み売り、USDJPYとBTCUSDの突っ込み買いもリスクの方が高いように見えます。レジスタンス間際でうろうろしているので、この後NY市場の動き次第では、逆に動く可能性もあるので、気を付けたいところです。
Silver Bottom Line: It may be in a triangle but it might have formed a double inverse H&S. Yearly pivot is holding the price down alongside a daily bearish 5.0 pattern. In 1H chart, a bullish gartley has now been formed. So, if silver rebounds and breaks through yearly pivot, the next resistance is a 5.0 prz. It is not certain Silver can break through this 5.0 pattern’s prz but there may be a surprising up move. In May 2017, AUDUSD eventually broke out above after forming a potential a bearish triangle. Will silver offer a similar story? If so, the initial target is $17.30.