ABCDパターンが出ていたドル円は、ターゲットをヒット。クロス円も、一緒に上昇後、切れのいい場所から続落。メリハリのあるプライスアクションっていうのかなぁ。エキサイティングな環境継続中です。今の様子をサクッとシェアします。
ハーモニック、トレンドライン、ピボットにお任せ
Yen, Equities, Interest rates
ドル円:ABCDパターンを完了して、あの152.852円までプルバック!
シェアしたシナリオ通り、158.784円を目指した後、見事にプルバック。
158円前半は、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルと、以前から描画しているチャネルの下限が重なる場所で、「一旦軽く」プルバックする可能性もと書いたのですが、ドカーンと下げてくれましたね。笑
日銀の介入が理由か、テクニカルか?あまり関係ないです。160円台は、出ていたABCDパターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)でもあったので、めちゃいい感じのプライスアクションになった。それだけです。
そして、その後の続落で、またもや、あの152.852円まで下げてくれました。ここまで下げてきて、ちょっと気になるのが、下げてきた波の形。5つの波からなる推進波ではなさそうです。むしろABCの3つの波という感じがします。
150円割れ、149円台まで落ちてきても問題ないですが、波の形次第では、この後、178円から180円にあるターゲットまで、やはり上昇するシナリオが生きてきます。日銀の介入があっても、そうなる可能性があるということになる感あり。来週のプライスアクションが楽しみですね。
EUSUSDとDXY:ガートレーが効いてます
先週シェアしたように、EURUSDのキーレベルは、$1.07406と$1.05626。あんまりきれいな画像ではないですが、EURUSDは、素直に、ガートレーパターンから反発しております。
金曜日のプライスアクションで、最初のターゲットをヒットしており、さて、この後、上昇継続するのか?という目線になるのですが、4時間足や日足のオシレーターはどっちつかずで、今一つ、切れがない。
また、ガートレーのPRZ(潜在的反転ゾーン)は$1.05626とほぼ重なっていて、ここまで落ちる可能性もまだ残ってますよね。
実は、DXY(ドルインデックス)も、ふたを開けると、以前シェアした最初の空いた窓まで接近したのですが、また、失速。窓を埋め切れてないです。やはり、再び、窓埋めを狙ってくるかもです。
クロス円:ウィークリーピボットが効く
ABCDパターンがいた豪ドル円ですが、PRZ(潜在的反転ゾーン)を突き抜けて、次のキーレベルまで行ってから、反転。日銀の介入で反転した時には、きれいにウィークリーピボットをヒットしてからの下落でした。
そうそう、ウィークリーピボットをチェックしてますか?
円の動きに合わせて、再び次のターゲットを目指す可能性があるので、週明けのプライスアクションを待ちます。
クロス円のキーレベルを記載しておきますね。
ポンド円:200.697円、193.614円、184.047円。ユーロ円:167.469円、173.402円、179.335円。
スイスフラン円(CHFJPY):169.059円、179.606円。
AUDJPY:101.075円、103.580円、106.084円。CADJPY:113.639円、117.291円。
USDCADの$1.34113と$1.35712、USDCHFの$0.89253、$0.91231
ドルスイスとUSDCADも、次のターゲットであった$0.91231と$1.37312を挟んでの攻防。これらのキーレベルがどういう役割になるかに注目です。
シルバーの$29.488、ゴールドはABCDパターンでシナリオ通りプルバック
ゴールドは、出ていたABCDパターンと、長期のチャネルの上限に抑えられて、次のターゲットだった$2273.69をかすめるエリアまで下落。
その後、MT4でも見えますが、ブリッシュなブラックスワンが出ています。ただし、$2243あたりにPRZ(潜在的反転ゾーン)があるので、もうひと下げあるかに注目。
シルバーもブラックスワンですが、PRZ(潜在的反転ゾーン)がもう少し下にあります。次のキーレベルは$24.943。
米国債・金利:長期債のディープクラブ
米2年債、米10年債、米長期債の価格は上昇し、金利は下落という週になりました。
現在、長期債の価格のチャート(ZB1)には、売りのディープクラブがいます。米10年金利のチャートには買いのバタフライ。
FEDのイベントもあり、ちょっと荒れたのですが、どうも金利は、まだもう少し上に行きたがっている感が残っています。
NDQ、US30、US500:ダウのリターンムーブが見事
US100、US30、US500のうち、先に反発していたダウが、失速して、また持ち返してというプライスアクションに。
実は、金曜日に止められた$38780あたりは、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルがある場所。見事なプライスアクションですよね。そのすぐ下の$38640あたりには、トレンドラインと長期の移動平均線が走っているので、一定のレジスタンスの役割を果たしています。
こちらは、ダウのE-mini FuturesのYM1。MT4のキャッシュと似ているので掲載します。
すでにフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルにいるので、週明けは一旦、チャネルのミドルラインあたりまで下落するシナリオを描けますが、問題はその後。
チャネルの上限を目指して、上昇してきてもおかしくないですよね?
オシレーター的にも、売りのサインは出ていないので、一旦下げて、また、もう少し上昇してくる可能性がありそうです。
US100とUS500も似たような絵柄ですが、US100が$18000、US500が$5200あたりまで上昇するか?これに注目です。
そして、先週ちょっとシェアしたJPモルガンは、ギャップフィリング(窓埋め)完了と行かずに失速。微妙に埋められないままになっていますので、反発してくるかに注目です。先週の投稿もご参照ください。
こちらは、VIX。まだ窓を埋めてないので、下げてくることが想定されますが、その後が問題のようです。
そして、欧州では、DAXが、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルに向かって再び上昇中。
17995.50と18274.49がキーレベルになり、これらがレジスタンスゾーンを形成すると、強烈な下落に転ずるというシナリオになります。
引き続き、UK100のキャッシュには、巨大な売りのブラックスワンがいるので、欧州株式指数のプライスアクションにも注目です。
また、KBWBとKBEというフィナンシャル系のETFには見事なブラックスワンがいますので、高値を更新してきても、少し気をつけたいところです。
以前シェアしたXLFの理想は、ピンクで描画しているガートレーパターン。
ただし、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルをうろうろしていて、このまま落ちてくる可能性もありそうですよね。
先週以上に、来週の方が非常に重要な週になりそうですね。過去記事もぜひご参照ください。
何かあればアップデートしますね。