NVDAが主役のまま、また一週間が終わりましたね。今は、まさに、「ブリッシュなセンチメントとテクニカル分析」が綱引きをしている感ありです。週明け、再び上昇してきてもらってもかまわない強烈にブリッシュで、もう下がることはないみたいなEuphoricな相場です。今の様子をシェアします。
テクニカル分析 vs ブリッシュなセンチメント
Bullish sentiment vs Technical Analysis
ドル円:サイファー、151.991円と152.852円
ドル円は、先週と同じく、これまでの画像がまだ有効です。短期足ではブリッシュなサイファーパターンが出ていますが、151円を抜けてくるのか?
すでに居座っていたブラックスワンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は151.991円で、ここを超えてくると、次のターゲットは152.852円。深いプルバックの場合は、146.442円から146.812円の間か、145円後半あたりになりそうです。
EUSUSD:やっぱり出た5-0パターン
EURUSDにはシャークパターンが出ていたので、先週想定していたのは5-0パターン。
5-0パターンが出て反発していますが、1時間足に降りると、金曜日には売りのガートレーパターンで止められているという場面です。
短期足と長期足に、方向が異なるハーモニックパターンが出ることはよくあります。短期の動きをクリアすれば、長期の流れに収束することが多く、この場合は、5-0パターンで、もう少しアップかという目線になりますよね。
画像中の黄色のボックスは、以前シェアした長期のトレンドラインと移動平均線が重なる場所。ここまで反発するかどうかはわかりませんが、その手前に今年のピボットポイントがあります。これがレジスタンスとなるか?週明けのプライスアクションに注目です。
クロス円:CADJPYの113.639円などターゲットヒット?
どのペアも、上昇を試みており、次の年ピボットポイントR1まで上昇か?という場面を継続中です。
キーレベルは、CHFJPYのサポートが169.059円、AUDJPYが97.318円。
EURJPYのレジスタンスは167.469円、サポートは159.946円。ポンド円は結構な値幅がありますが、レジスタンスは193.614円、サポートは184.047円。
USDCHF(ドルスイスフラン):強烈なブラックスワンで上昇転換?
ここしばらく掲載しているドルスイスは、週足に出ているブラックスワンが解決するまでは、反発という流れになりそうです。最初のターゲットをまだヒットしていないので、プルバックの後のプライスアクションに注目です。
AUDUSDとNZDUSD:オージーとニュージーのレジスタンス
こちらについては、うろうろ状態なので、先週の投稿をご参照ください。
シルバーの$23.257、ゴールドの$2003.98
シルバーは、先週の61.8%で反発したのですが、一旦押し戻されて金曜日にズームアップ。
ですが、以前から記載している$23.257が壁になっています。$24.943まで上昇を試みてくれる方がわかりやすいですが、まずは、$23.257をクリアするかに注目です。
ゴールドは、$2003.98のサポートが機能している格好です。次のターゲットは$2103.67。ここをヒットして、プルバック後に再び押し目をつけると、次のターゲットは、$2150から$2203あたり。
米国債:ZB1のガートレーパターンが効いている格好です
米2年債、米10年債、米30年債のフューチャーズのチャートの中で、注目していたのがガートレーの出ているZB1。一旦PRZ(潜在的反転ゾーン)を少し下抜けたのですが、反発していますよね?
このままガートレーが機能するのであれば、先週の画像にある水色のボックスあたりまで上昇する可能性大です。先週の投稿をご参照ください。
NDQ、US30、US500:ブリッシュすぎる?でも、問題なし
21日からシュートアップしたUS30、US500、US100。NVDAが引っ張る形で、テクニカル分析顔負けのブリッシュなセンチメント満開の様相です。
US100のキーレベルは、$13862.76。US500は、$5147.90。US30は、$39490あたり。いずれも今月のマンスリーピボットなどがあるほか、フィボナッチのキーレベルになります。
NVDAは、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」の最初のマックスレベルである$793.83をヒットして、上に抜けてきている状況。ワンモアアップがあるなら、今週注目したい次のターゲットは、$875.78。このあたりで、上ひげの長いローソク足が出るか?あるいは、$793.83を下抜けるか?
METAも、ワンモアアップがあるとすれば、$529.65あたりを狙ってくる可能性がありそうです。マイクロソフトも、ワンモアアップがあるとすれば、$444.86あたりがターゲット。そして、$393.24もキーレベルです。
NVDAなどに比べて沈みがちでしたが、窓を開けているので、一旦反発する可能性がありますよね。
そして、テク株ではないのですが、先週少し話題に出ていたバークシャーハサウェイ。
チャートを見てみると、チャネルを形成している様子がわかりますよね。決算報告後には、結構強烈な陰線が出ました。
ブルーのボックスを描画したエリアは、3つの異なるフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルが重なる価格帯。
チャネルの上限を再度ヒットしてくれた方がわかりやすいので、週明けのプライスアクションを待ちます。
なお、NVDAなどテク株の動きに注目が集まり過ぎているのですが、しばらく前にシェアしたXLF(金融セレクト・セクターSPDRファンド)も、少し面白いチャートになっています。
バークシャーハサウェイと似て、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルをヒットしています。
バークシャーハサウェイと異なる点は、チャネルの上限を上に抜けてきていることになります。
が、もうひと上げあると、ディープクラブパターンも完成するというシナリオになるので、週明けのプライスアクションが楽しみですね。
UK100とGER40:ワンモアアップのブリッシュな展開?
年ピボットポイントR1まで、もう少しですので、ヒットしてもらうのを待ちます。
UK100のキャッシュは7892.01がキーレベル。このレベルが、レジスタンスになるか注目です。
ということで、日経が40000円台をヒットして、相場全体がお祭り騒ぎのようになっているという感じでニュースも伝えているのですが、ブリッシュなセンチメントがどこまで続くか?もう少し続きそうですよね。
ワンモアアップがあっても全然おかしくないのですが、パーティーが終わるころにやってくるLate Comer、つまり今から、これからもどんどん上がると期待しての買い目線にはなりたくないような感じです。
テクニカル的には、リスクリワードが、徐々にリスクの方に傾いている感あり。Something is brewing up.(何かが仕込まれて徐々に準備されている)のか?
何かあればアップデートしますね。