YM1(ダウのフューチャーズ)にいるホワイトスワンが効いてしまっている環境の中、ちょっと、目が離せない指数やチャートがたくさんあります。先週シェアしたように、フィボナッチではじき出したレベルが意識されているきわどい場面のようです。今の様子をシェアします。
年ピボットポイントR1
We cannot underestimate yearly pivot point R1
ドル円 (USDJPY):152.955円、155.700円、159.648円、166.341円
ドル円は、先週シェアした150円後半あたりのゾーンがサポートになっていますが、行ったり来たりですね。
で、今回は、こちらの円フューチャーズのチャートの方をシェアします。黄土色のラインは、今年のピボットポイント。
これにつかまっている間は、なかなか円買いにはなりそうにないですよね。引き続き、跳ね上がってくるかに注目ですが、ドル円で言うと、跳ね上がった場合、155.700円あたりが結構なキーレベルになりそうです。
GBPUSDとEURUSD:ガートレー
こちらは、ポンドドル。一旦はプルバックする可能性がありますが、78.6%のキーレベルはもう少し上なので、軽く上昇してくるというシナリオになります。
ユーロドルには、ブリッシュな3ドライブパターンなどがいるのですが、うろうろ状態。
米ドル(ドルインデックス)の動きにも注目ですが、先週シェアした画像をご参照ください。
EURUSD(ユーロドル):$1.09298、$1.07406-801, $1.05626、$1.06304、$1.03269
GBPUSD(ポンドドル):$1.20658、$1.2264、$1.24077、$1.25569、$1.27495、$1.29751
クロス円:うろうろ状態。
クロス円では、一旦の円売りに合わせて、跳ねてくるかもしれませんね。今年のピボットポイントなど、キーレベルは、「ハーモニックパターン、居座る:ドル円, US100, ゴールド, GBPUSD, USDCHF, GER30」をご参照ください。
USDCAD、USDCHF、AUDUSD:まだ、ちょっと中途半端!
ドルスイス、USDCAD、AUDUSDともに、ハーモニックパターンも出ていない中途半端な場所なので、もう少し様子見です。
USDCAD:$1.31891、$1.35712-889、$1.37312、$1.38081、$1.39746、$1.40273、$1.44271
USDCHF:$0.83716、$0.85584、$0.87246-275、$0.88907、$0.89253、$0.91497-231。
AUDUSD:$0.61807、$0.63326、$0.64341、$0.65387-622、$0.66904、$0.67448、$0.69438、$0.71972。
ゴールドとシルバー:ワンモアアップしてもらいましょう
$3,000を狙ってもらった方がわかりやすいです。特に、フューチャーズの方は、$3,000を少し超えたところに、年ピボットポイントのR1が控えています。
このバタフライは週足でも居座っているので、ヒットした後のプルバックは結構な値幅になるというシナリオになります。シルバーも、狙うなら、$33後半から、$34の半ばがレジスタンスゾーンになります。
ゴールドのキーレベル:$2465.75、$2543.39、$2706.59、$2947.43。
シルバー:$28.520、$31.825、$32.861、$35.131。
米国債・金利:年ピボットポイントがサポート
前回シェアした米2年金利ですが、年ピボットポイントがサポートになっています。
ここから、上にドカーンと抜けてくるのか?それとも、ヘッドアンドショルダーズパターンのようになって、下に抜けてくるのか?
引き続き、10年金利は、想定していた4.440%まで落ちてきたのですが、4.3%あたりまで、もうひと下げしてきても問題ないです。
DJI、SPX、NDQ、UK100、GER30:ダークホース
先週の更新以降、結構、肝の場所にいるのがGER30。そして、SPX。先週は、今週でなければ、来週か?という感じで、いよいよ時間の問題かなぁなんて感じで、見てました。
こちらは、SX5E(Euro Stoxx 50)。年ピボットポイントR1で見事に止められていますよね?
上の水色のラインは、「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベル。ここまで跳ねあがってくるか?あるいは、R1に抑えられるか?
DAXも、「ザ・伸び切りゾーン」の上限まで行くのであれば、今の場所からワンモアアップしてくれないといけません。
そして、SPXのフューチャーズのES1も、結構、際どい場所にいます。
それとも、勢いで上抜けするけど、押し戻されるか?という場面に見えます。
似たような絵柄は、YM1、ダウのフューチャーズ。キャッシュのUS30は、居座っていたホワイトスワンに押されて下落しています。
そして、こちらのチャートも、結構気になりますよね?フィナンシャル系のETF、XLFは、再びレジスタンスゾーンをトライしています。
上に抜けてくれても問題ないですが、抜けられなければ、高値更新失敗という目線になりそうですよね。
その他、AMZN、MSFTなどには、短期足で、ブリッシュなパターンが出ていますので、テクノロジー系は一旦反発か?
今のところ、UK100、Euro Stoxx 50のほか、DJIなども、短期的に反発してくるシナリオはオンです。
徐々に、鈍いプライスアクションになってくると要注意のようです。
こちらは、NQINTEL。結構面白い絵柄ですよね。
ヘッドアンドショルダーズパターンになるのか?
今週も短いですが、キーレベルに達しているチャートがいくつかあり、その動き次第では、またボラが出そうです。
先週の記事も、まだ有効ですので、ご参照ください。何かあればアップデートしますね。