ポンドドル、ユーロドル、Gold、ナスダックキャッシュなどはキーレベルを下抜けし、ドルインデックスは以前記載した窓を埋めて金曜日を終了。ドル円、原油など様々なハーモニックパターンが登場しているので、週明けのプライスアクションはかなり興味深いですね。今の様子をサクッとシェアします。
USDJPYもEURUSDもダウも、みんなフィボナッチ78.6祭り？
US500, US100, US30 & USDJPY are potentially targeting fibonacci 78.6% .
キーレベルとフィボナッチレベルを超えても、押し戻された時に注目
ドル円：見事なベアリッシュガートレーパターン登場
以前居座っていたブラックスワンのPRZ(潜在的反転ゾーン)と重なっていたフィボナッチエクステンション3.618%の139.240円からプルバックした後、反発。
年ピボットポイントR3がいる132.486円が再び意識されたプライスアクションとなり、短期で反発。そして、現在は、キーレベルに到達しています。目につくのは、フィボナッチリトレースメントの78.6%(画像中は0.214)のレベルに、今月のマンスリーピボットR1と先週のウィークリーピボットが重なっていること。
このままプルバックか？とも、想定されるのですが、左側のさらに上にある高値を使ったフィボナッチリトレースメントの78.6%はもう少し上ですので、短期的にプルバックした後、ここまで再び上昇する動きになることも想定されます。
また、先週見ていた推進波か？、それともABCの調整波か？については、ブルーでカウントした第3波候補の後の上昇が、第1波候補と重なってしまったので、推進波での下落というシナリオは無効になります。
一方、茶色のABCという調整波はまだ有効ですが、現在のガートレーが効いてドン下げすると、今ある茶色のCをAとする一回り大きなABCの調整波の可能性もあります。つまり、ガートレーでBという意味合いになります。この場合にCが目指すターゲットは、128円あたり。かなりディープなプルバックになりそうですよね。
EURUSDとDXY(ドルインデックス)：ユーロドルはサイファー、DXYは窓埋め完了♪
ユーロドルには、ガートレーのおいとこのサイファーパターンが登場。ガートレーもサイファーもフィボナッチリトレースメントの78.6%を使うキーのハーモニックパターンですね。
すでに記載したように、2021年1月の高値と2021年3月の安値を使ったフィボナッチエクステンションの3.618%のレベル$1.00171が肝。ドル円と同じく、フィボナッチエクステンションで見た場合の「ザ・伸び切りゾーン」にいます。
ユーロドルのキーレベルは、この$1.00171と、今少し下抜けている$1.01163。ドル円と反対の方向を示すハーモニックパターンが出たことには注目ですね。
なお、ドルインデックスは、ブリッシュなABCDパターンが出た後、空いた窓を埋めた格好で終了。売りを示唆するハーモニックパターンが出ているわけでもなく、今月のマンスリーピボットR1のある$108.3667まであと一歩という場面。そのためユーロドルが、短期的に下落してスパイクを付けて逆走してくる可能性があるので要注意ですね。
AUDUSDのガートレーは炸裂しましたね♪
先週投稿していたAUDUSD。きれいなガートレーがいたのですが、見事に炸裂。
ガートレーがいるドル円もこのルートをたどるのか？かなり気になりますね。
コモディティ：SILVERはクラブパターンで進行中
先週と同じく、シルバーは以前投稿していたクラブパターンで進行中ですが、今週は深めのプルバックとなり下落していますね。この辺りから、ABCとジグザグした波を築いて反発していくか、それともこのまま下落か？というきわどい場面のようです。
ゴールドはキーレベルの$1820.38越え失敗ですが、現在、1時間足で買いのブラックスワンが出ています。短期的に反発があっても、レジスタンスが多いので、買いやすい場面でもなさそうな感じです。
株式指数： ギャップフィリング(窓埋め)と「高値ちょい越え」
ブリッシュなブラックスワンで上昇をはじめたナスダックキャッシュ(US100)に続いて、反発してきたダウキャッシュ(US30)とSP500キャッシュ(US500)。
US100 SEPの短期ブラックスワン
US100キャッシュは居座っていたバタフライで、見事に反転。先週記載した黄色のボックス内のプライスアクションに注目しておりましたが、キーレベルを再び下抜けですね。
こちらはUS100のフューチャーズ。キーレベルの価格帯はキャッシュの価格帯と少し異なりますが、キャッシュと同じく、現在はブリッシュなブラックスワンが出ております。
キーレベルを超えてくる可能性はありますが、その後のプライスアクションの方が大切な場面です。
US30 SEPのベアリッシュサイファー
そしてこちらは、ダウのフューチャーズ。見事なサイファー。
ここでもフィボナッチ78.6%が活躍しております。なお今月のマンスリーピボットがもう少し上にあるので、このあたりのプライスアクションをしっかり見ていきましょう。
株式指数は、反発＝上昇トレンド再開の目線でいると痛い目にあう可能性があることも頭の片隅に置いておきたいです。ジャクソンホールなどのイベントや要人発言が控えているので、短期的には上下に振れる可能性もありますが、長期足のハーモニックパターンが出ている場合は、材料が出尽くした後のプライスアクションをしっかりとみていきましょう。
引き続き、以前投稿したワン・ツー/ワン・ツーのシナリオも引き続きオンです。先々週から記載している「Great Set up？(グレートセットアップ)」のシナリオはお待たせ状態ですが、今週は楽しみな週ですね。
また何かあればアップデートしますね。