水曜日のNVIDIAのドラマが通過した後、木曜日は続落。そして、ドル円は、フィボナッチのキーレベルできれいに反応しています。画像はないですが、今の様子とキーレベルをサクッとシェアします。
ブリッシュハーモニックパターンがいるんですが。
Bullish harmonic patterns, Channel (flag), Fibonacci levels.
ドル円:154.920円、156.960円、158.380円。
ドル円は、前回シェアしていた濃紺のチャネルの上限を超えてきていますが、長期足のフィボナッチやボリンジャーバンドから見えるキーレベルに反応しながらの動きになってます。
今いる場所はちょっと中途半端なので、短期的には154.920円あたりまで、プルバックしてもらった方がわかりやすい絵柄です。いずれにしても、ワンモアアップがある場合は、158.380円あたりが結構なキーレベルです。ただし、153円あたりまで下げてくる可能性もあるので、気を付けたいですよね。
EURUSD, GBPUSD, EURGBP:ABCDパターンとバタフライ
EURUSDとEURGBPは、前回の投稿内容からあまり変わりません。ただし、EURUSDは、一旦、$1.13770あたりで下げ止まるかに注目です。下げ止まらなければ、$1.10080あたりまでプルバックするシナリオ、さらに、$1.2100あたりまでワンモアアップするシナリオもオン。ここしばらくの投稿をご参照ください。
USDCAD、USDCHF、AUDUSD:長期足のハーモニックパターン
USDCADも、USDCHFも同じ。前回の投稿をご参照ください。
クロス円:CHFJPY、GBPJPY、EURJPY、CADJPY
クロス円も、あまり変わらないです。ベアリッシュなブラックスワンがいたカナダドル円は、少し上にあったPRZ(潜在的反転ゾーン)まで、あと少しのところで、プルバックしています。ワンモアアップがあるか?
ポンド円は、出ていたブリッシュなガートレーで上昇後、月足のボリンジャーバンドにつかまってますよね。スイスフラン円も同じく上昇していますが、ベアリッシュなブラックスワンにつかまっています。
ユーロ円の場合、3か月や6か月チャートでベアリッシュなバタフライパターンが居座っている状況なんですが、このPRZを上に抜けてきています。短期足でもブリッシュなバタフライパターンがいますので、少し、反発上昇する可能性ありそうです。
ゴールド、シルバー:プルバック継続中
ゴールドとシルバーはプルバック継続中です。ジグザグとしていてチャネルを形成しているようなので、もう少し、プルバックしてもらって構わないです。ここしばらくの記事をご参照ください。
ZBのターゲット、US02Yは3.313%か3.7%あたり
T-bond(米長期国債先物)のZBと米2年金利についても、大きな絵柄は、特に変わりなく、結局、キーレベルの辺りでうろうろ。
2年金利のチャートだと、長期的には、すでにシェアしていたサイファーパターンを形成する可能性もありますが、どちらかというと、短期的には、2年金利のフューチャーズのZT1が、113’270まで上昇してきそうな感あり。となると、金利は下がるというシナリオになります。
ZBの場合、ベアリッシュなブラックスワンがいるので、トレンドラインの下限まで落ちてくる可能性もありますが、その前に一旦上昇するかもです。
株式指数達:
US30、US100、US500、JPN225、UK100、GER30ともに、フィボナッチがはじき出したレベルでプライスアクションを展開中。
NVDAの動きもあって、US100は、一旦上昇したのですが、結果的には、昨日のプライスアクションで、大きな陰線がでてますよね。US100、US30、UK100、GER30ともに、ブリッシュなハーモニックパターンが居座っているのですが、PRZはもう少し下。
いいかえれば、フィボナッチから見える「ザ・伸び切りゾーン」の中でのプライスアクションなので、これらのパターンで上昇しても、再び「ふた」をヒットすれば、下げてくる可能性もあるというシナリオになります。
US30の場合、前回ガチで止められていた、$48,243.83-$48,464.74が、再びふたとなるか?途中の$47,665.70と$46,672.58も結構なレジスタンスです。
US500:$6,800から$6,820。ただし、$6,570.21は、結構なキーレベル。
US100:$23,648-$23,763あたりで、いったん下げ止まるか?現在、ブリッシュな3ドライブパターンも居座っています。確かに、US100の場合、上の方に窓が開いてるので、$25,890-$25,975あたりまで上昇してきてもおかしくないです。
UK100:キーレジスタンスの9,542あたり、9,580あたりを突破して、上昇していたのですが、9,808も、下に突き抜けて続落。9,762あたりまで、上昇するシナリオもオンです。
SX5E (Euro Stoxx 50):DJIと似たような絵柄。5,539あたりに年足ピボットが走っています。このラインが効いているので、さらに下落するかに注目です。
JPN225:現在、ミニなガートレーがいるのですが、おそらく突破される感あり。49,557円あたりを超えてこずとも、結局は、50,600円あたりが結構なレジスタンスになるかもです。
BTC1(ビットコインフューチャーズ)
ビットコインのフューチャーズは、想定通り、$100,000割れです。$91,505まで落ちても大丈夫ですと書いたのですが、シナリオ通り、$85,535もした抜けしてきましたよね。$80,600まで、落ちてきた後のプライスアクションに注目です。
さて、今週は、NVDAの決算報告があり、発表直後は、上昇してきていたのですが、木曜日にはそれをかき消す動きになりましたよね。テック株の中でも、特に、注意したいのが、GOOGLのようです。$289.30がレジスタンスになっています。
そして、NVDAが上昇している中、気になったのは、VIXやVVIXの動き。前回と同じく、「高値圏にいる株式指数 vs VIXやVVIXのボラティリティ」という、不気味な状況が続いているのには変わりないです。
前回と同じく、現在の動きは、「ふた」間際でのプライスアクションなので、このままはじけ続けるリスクも上昇しているような感あり。また何かあればアップデートしますね。