あなたの相場を先読みするスキル > 誰かの後付け解釈
このブログを見られて、「ハーモニックパターンやエリオット波動など小難しいことを記載したブログだな」とか、「もっと簡単に勝てる方法があるはずだろうに?」なんて思われているかもしれません。簡単に勝てるのであれば、それに越したことはなく、FXを学ぶ世界中のみんながお金持ちになれます。でも、相場はそう甘くはないですよね。
負けている人の資金が、勝っている人に行ってしまうというゼロサムゲームの世界であり、簡単に勝ててみんなが喜ぶということにはならない矛盾ともいえる現実があります。自分の大切な資金、時間、エネルギーを使って実行するトレードです。それなら勝てる側に回るしかなく、必要な知識やスキルを身につけてゲームに挑むしかないのです。
FXトレード講座その1:プロと同じ目線でチャート分析をしよう!
見ているチャートは同じ。欧米のプロは何を根拠にエントリーや利確をしているの?
負けないトレード実践編では、ウォールストリートやロンドンの機関投資家など、チャートの向こうにいて相場を動かしているビッグプレーヤーの目線を理解し、自分の主観や感情をはぶいたチャート分析のスキルやテクニカル分析ツールの使い方を学びます。
私達が見ているドル円などのチャートは、個人や機関投資家、そしてスキャルピング、デイトレ、スウィングといった世界中のあらゆるタイプのトレーダーが見ています。ビットコインでも、ゴールドでも、上がっているから乗り遅れたくないという焦りからポジションを持つかもしれません。でも、思った方向に動かずにいらいらするだけでなく、損切りや資金の損失という嫌な経験があるとしたら、それはなぜでしょうか?
答えは意外と簡単です。テクニカル分析の基本とテクニカルツールの効果的な使い方を理解している機関投資家などのプロと同じことができてないからです。彼らが見ている節目、エントリーや利確のポイントを理解しないままでポジションを持とうとするから、資金を持っていかれるのです。
負けトレードをウェルカムするサイクルから抜け出そう
トレードを始めた頃に私も陥っていたわなは、MACDやRSIなどのオシレーターをたくさん表示して、それに頼ろうとすること。高値や安値、サポートやレジスタンスなどの節目をきちんと理解していないから、高値掴みや突っ込み売りで負けトレードを食らわされることもありました。
負ける人がしていることは、自分に都合のよい高値や安値を使って水平線やライン、トレンドライン、フィボナッチを引いている、移動平均線やボリンジャーバンドの設定値などを気にしすぎる、経済指標など短期的に大きく動くローソク足が気になりエントリーしたい衝動に駆られ反射的にポジションを持つ(ポジポジ病)といったようなことです。そして、スパイクを付けて逆走して損切りさせられた時、後付け解釈をしてみるといったように、わざわざ「負けトレードをウェルカムするようなこと」をしています。
チャート分析は、シンプル・イズ・ベスト。今でもよりどころとされているテクニカル分析の基本を侮らない
欧米のプロのチャート分析から見えてくるのは、とにかく基本中の基本を大切にしていること。テクニカル分析から見えてくるエッジのあるポイントを使って、トレードのシナリオを立てるちからを養っているんですね。インジケーターやサインツールに頼るばかりだと、目の前に落ちている価格の節目(お宝の場所)など、見るべきものを見逃していることにもなります。
大切なことは、ビッグプレーヤーやプロしか知らない勝てる魔法や隠れた手法などは存在しないということです。ライン・水平線トレード、ブレイクアウト手法、移動平均線手法など、トレード手法はいろいろありますが、何十年と存在する相場でトレーダーが繰り返し使い、よりどころとしているのは、何といってもテクニカ分析の基本です。一目均衡表やローソク足が時代を超えて今でも使われていることからもわかりますよね。
負けないトレード実践編|FXを最短時間で攻略するの講義の一部と無料公開講義
- 無料講義「正しくピボットを使わないと勝てない理由」
- 無料講義「フィボナッチ比率から目標値を設定する3つの方法」
- 表示させるべきインジケーターやオシレーター
- 移動平均線やボリンジャーバンドの設定方法
- 水平線・ラインの正しい引き方とラインの強弱の見極め方
- サポートとレジスタンス、スイングハイ、スイングローなどはダウ理論と併せ重要な要素です
- トレンドラインの正しい引き方
- 遅行指標の移動平均線と先行指標のフィボナッチの使い方
- ロールリバーサル(サポレジ転換)、ブレイクアウト、プルバックといったプライスアクションとローソク足の実例
- デイトレでおさえておきたい東京、ロンドン、NYといったトレードのセッションや、NFP(米雇用統計)など値動きに影響を与える重要な経済指標への対応の仕方、ダブルトップなどチャートパターンの活用の仕方など相場と値動きの本質を学べる内容です。