注目していたユーロドルのシャークパターン後、現在、5-0パターンが進行中ではないでしょうか? A bullish 5.0 pattern in EURUSD, which had retreated from a bearish Shark’s prz, as reviewed in a weekly review, may be in action now! USDJPY lost steam?
シャークを待ち伏せする5-0パターン
A potential combination of shark pattern and 5.0 pattern for EURUSD
(注:この記事は2017年11月21日に投稿していたものです)
シャークパターンと5-0パターンのコンビネーション?
週末見ていたユーロドルの想定航路ですが、現在は、きれいな5-0パターンが検知されています。週末に目視で、5-0パターンの可能性を判断していたのですが、先ほどインジケーターが検知してくれています。
自分がシナリオに描いていた価格帯で、オートハーモニックインジケーターがパターンを検出してくれると、心強いですよね。
特に、EURUSDで気を付けたいのは、フィボナッチやピボットなどが集まるコンフルエンス(節目)のエリア。日足の20MAは横向きですので、基本はレンジも意識しています。
上昇し始めると日足の20MAが徐々に上向きになるため、EURUSDは日足レベルで上昇する可能性も考えています。
ユーロと連動する金利はレジスタンス間近
ユーロドルの動きが、今一つわかりにくいのはユーロに関連しているものがジグザグで調整をしているからだと思います。現在は、売りのガートレーが見受けられます。このチャートで価格が下がるということは、金利は上昇となりますので、ユーロは買いを示唆しています。
ユーロドルの突っ込み売りは、やはり控えたいという目線になります。そのため、検知されている5.0パターンに優位性が出てくるという想定です。画像中に描画したガートレーのPRZ(潜在的反転ゾーン)は78.6%のリトレースメントレベルを使います。このチャートのガートレーが有効となり、価格が下落してきても、下げ止まって、88.6%を使うバットパターンになる可能性もあります。
金利のチャートが動いている間に、ユーロドルが5-0パターンのPRZと節目でどういうプライスアクションを見せているのかに注目します。レンジであるのか、DOJIのローソク足なのか、経済指標はあるかなどです。
ユーロドルに限らず、連動するものが節目に到達して反転しそうな時、それを待っているかのように、通貨ペアがレンジになったりすることがあります。トレーダーは、もうかまだかという感じで、連動するものの動きを探っているような感じです。5-0パターンでサポートとされればロング目線です。
ハーモニックに頼りすぎていないか?
ハーモニックパターンの使い方に慣れてくると、ついつい他のテクニカル分析をおろそかにしがちです。では、視点を変えてみます。ハーモニックパターンを知らなくて、基本のテクニカルツールを使ってチャートを分析しているトレーダーの目線はどこにあるのか?
よく見ると、ABCDパターン、50%戻し、月レベルのピボットなど、節目が見えます。小さい時間足で逆三尊やダブルボトムの形成、ボリバンとの位置などを今一度見直し、下げ止まりを示唆する買いのパターンなどが出てくれば、エントリーを考えたいところです。
USDJPY(ドル円):ディープクラブパターンとバットパターン
USDJPYは、株が上がっている割には息切れ状態で下げてきています。日足ではディープクラブとバットのPRZできれいに反転してきていたのですが、伸びませんね。
ドル円の動きを妨げている要因の一つtとして、現在、ドル円に連動するものに買いのガートレーが潜んでいることをあげることができます。このチャートで買いということは、ドル円は売りを示唆します。
通常、SPXや日経など株高円安として連動性があるといわれているのですが、ドル円一人で沈んでいるので、上値追いをどこまでするのか、警戒した方がよさそうです。