早くも3月が半分終わってしまったのですが、プライスアクションが出ていますね。どのチャートも今年のピボットポイント in play!という感じで、週明けのプライスアクションは、ボラが出そうかなという絵柄ではないでしょうか?今の様子をシェアします。
チャートパターンとピボットポイント in play!あとは時間の問題?
Pivot points are in play! Volatility is awakening?
ドル円:あの146.442円でサポートされましたが。
ドル円は、キーレベルの146.442円を見事にヒットした後、反発しましたよね。このまま上昇するのか?149.400円あたりが直近のレジスタンスになりますが、もう少し下の145.550円あたりまでズブッと落ちてきてくれても問題ないです。
EUSUSD:ブラックスワンが効きましたね
EURUSDは、シャークパターン、5-0パターン、そしてブラックスワンパターンと、ハーモニックパターンに従ったプライスアクションを展開しています。
キーレベルは、今年のピボットポイントで、このレベルを下に抜けています。が、1時間足では買いのガートレーパターンがいるので、少し反発しています。どちらかというと、今のところは中途半端です。
一方、DXY(ドルインデックス)は、年ピボットポイントに、押し目を付けている格好になっています。行ったり来たりですが、忘れかけていた上の方にある窓を埋めに来るか?週明けのプライスアクションを待ちます。
クロス円:プルバック中?
先週の下落を少し取り戻したかなぐらいの動きで終わったクロス円は、キーレベルでのプライスアクションに注目します。すでに記載しているキーレベルに変更はないです。
キーレベルは、CHFJPYのサポートが169.059円、AUDJPYが97.318円、CADJPYが108.743円。
EURJPYのレジスタンスは167.469円、サポートは159.946円。ポンド円のレジスタンスは193.614円、サポートは184.047円。
USDCHF(ドルスイスフラン)の$0.87275、USDCADの$1.34113
USDCADもドルスイスもキーレベルでプライスアクションが出た後、さて今週はどうなるかという場面です。先週の投稿もご参照ください。
シルバーの$23.257、ゴールドの$2003.98
シルバーは、キーレベルを上に抜けて、ターゲットをヒットした形になります。想定していた$24.943まで上昇を試みてくれましたね。
ゴールドは、$2003.98のサポートが機能して、上昇中です。最初のターゲットだった$2103.67もクリア。次のターゲットは$2150から$2203あたりです。
米国債:What is going on?
先週シェアしたように、米2年債、米10年債、米30年債のフューチャーズのチャートが、ターゲットをヒットしてくれた後、落ちてきています。年ピボットポイントがレジスタンスとして機能しているのがわかります。
このまま続落となるか、あるいは一旦、反発を試みるか?水曜日にFOMCがあるので、それまでは動きが出ない可能性もありますよね。
仮にFOMCで、上にはねたとしても、その後が大切そうです。イベントで上昇しても、その後、ドン下げ状態になるリスクもなきにしもあらず。先週の投稿もご参照ください。
NDQ、US30、US500:勢いがないですけど。
ローラーコースターのようですが、US100は、ヘッドアンドショルダーズパターンのネックラインを割ったような絵柄です。
US500は、$5111.97のキーレベルあたりでうろうろして金曜日を終えましたが、買いのABCDパターンが出ています。
US30は、日足のボリンジャーバンドに押されて下落しています。
こちらは、以前シェアしたNasdaq Artificial Intelligence Index。
日足で買いのバタフライが出ていますが、基本的には、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」の複数のマックスレベルがある価格帯にいますので、跳ねた後、押される可能性もあり。
$2670を超えられないと、再び下げてくると言うシナリオを描けますよね。この場合、先週シェアしたNVDAなど、テク株の動きに注目です。
UK100とGER40:ワンモアアップな展開
先週シェアしたドイツ株式指数のキャッシュは、年ピボットポイントR1まで到達後、さらに上抜けです。
UK100の方は、バタフライパターンが出ていますが、画像上のキーレベルまで上昇してもらった方がわかりやすいですよね。
ということで、今回の投稿は、かなり短いのですが、市場のセンチメントは、AI株なら買い、NVDAもやっぱり買いということでまだまだブリッシュです。
一方、国債、DXY、ドル円の立ち位置など全体を見ると、パーティーって、実はもう終わっている?みたいな感じではないでしょうか?
今週は、FOMCがあるので、パウエル議長の発言を市場は待っているのだと思います。ここ数か月、インフレ?、利上げ?、据え置き?、利下げ?といったニュースが続いているのですが、結果的には、SPXなど、ブリッシュなプライスアクションが継続しています。データに基づくのであれば、利下げは難しい感じですよね。
だとすると、FOMCまで待っても待たなくても、今週ボラが出そうな感じではないでしょうか?NVDAをはじめとするテク株、そしてフィナンシャルがどうしたいのか?今週のプライスアクションは結構大切かもです。
何かあればアップデートしますね。