2週間ぶりの投稿となるFX為替編です。先々週の投稿に掲載した週足で出ているハーモニックパターンに従って上昇してきているDXYなど、特に流れに変更がなさそうでもあったので、先週はアップデートしていませんでした。ドル円もレンジから上放れ、またレンジで上放れと短期は上昇しているため、流れがもう少し続くのか?DXY’s bullish cypher pattern in its weekly chart is still valid. USDJPY had a bullish butterfly, so a bullish view on USD appeared to be consensus for that last 2 weeks.
ユーロ君、ポンドさん、方向性を出してよ。
EURUSD, GBPUSD, let’s get moving!
(注:この記事は2019年4月6日に投稿していたものです)
2週間前に、豪ドル円、ドル円、ドルインデックスに出ていた買いのハーモニックパターンが、素直に決まり、短期的には安値と高値を切り上げて、上昇してきた相場でもありましたね。金利と通貨が連動しているようにも見えた週です。が、ドル買い相場が続くか、分かれ道に来ていますね。
ドル円は最強ラインを突破できるか?
USDJPYはバタフライパターンであの場所まで上昇
3月頭に、112.121円のキーレベルに到達し、売りのブラックスワンで下落後、2週間前のバタフライパターンで上昇し、現在、レジスタンスのエリアで、また売りのブラックスワンが検出されており、前回と、同じ絵柄となっています。
今週金曜日のレンジは、3月25日からの上昇がフィボナッチエクステンション3.618という場所ですが、112.121までまだ距離はあり、上昇を続ける可能性はあります。
が、レジスタンスでが近いので、月曜日のプライスアクションを見ていきます。
キーレベル:年ピボットは109.622。109.289は、1月の暴落の安値に対する38.2%のリトレースメントレベル。
DXYで、まだまだ続くサイファーの威力
ドルインデックスは、2週間前の買いのサイファーパターンが有効のまま、ここしばらく短期的には上がってきています。
日足の20MAが週足20MAの上にある相場環境のため、来週もこの流れが続くか、見ていくことになります。96.605が節目のようです。
ユーロドルは、安値のあるサポートのエリアまで下げて、今週はレンジ。週足のボリンジャーバンドのー2シグマあたりでうろうろしているので、反発するだろうという目線と、4時間のボリバンも横向きで平たいので、このまま長期足のボリバンが開いてボラティリティー全開となる可能性もあり、もう少し様子見です。
USDCHFは売りのスリードライブパターンが出ており、ドルがいったん下げる可能性を示唆していますので、今すぐに買いではなさそうな、待ちの環境です。
GBPUSD (ポンドドル)と金利
こちらはポンドに関連する金利の価格チャート。
ポンドは、この動きと連動しているように見えます。GBPUSDのチャートでは、月足20MAや年ピボットのある1.320あたりの価格帯がレジスタンス。
上から月足20MA、日足20MA、週足20MAと並んで、間に挟まっていてレンジのようになっていて面倒ではあります。
クロス円:チャネルが効いている円先物や爆上げ後の豪ドル円など
日本円のフューチャーズは、年ピボットとチャネル上限の節目から売りとなり、円売り。
2週間前のドル円の買いのバタフライとつじつまが合いましたね。ギャップが2か所にあるので、埋めに来るのか、引き続きプライスアクションを見ていきます。
ポンド円は、ポンドドルと同じで、今年のピボットポイントのある145.332をはさんでうろうろ。現在、買いの3ドライブパターンが検出されており、この年ピボットがサポートとして再度機能するかどうかという場面ですが、月足の20MAがレジスタンスという面倒な場面です。円売りと重なり、上昇するか短期的な動きに注目です。
ユーロ円は、買いのABCDパターンが検出されていますが、週足20MAの下に日足20MAがあり、A=CDパターンの比率が伸びる可能性もあるため、もう少しプライスアクションを見てみます。
豪ドル円:このペアはドル円と同じように買いのバタフライパターンが出た後、100ピップぐらい爆上げ。その後は、勢いよく下がって、また上がってというローラーコースターのような動きをしていました。現在は売りの3ドライブパターンですが、タッチしてほしいレジスタンスが79.700あたりにあるため、反発してくるか様子見です。
カナダドル円のペアは、売りの5-0パターンが検出されています。
EURとGBPは円に対して買い、AUDとCADという資源国通貨が円に対して売りパターンという環境です。ユーロとポンドが反発したり、資源国通貨が下げてくる可能性は想定できますね。特にユールが反発すると、ドルインデックスは下がるので、ドル円のプライスアクションには注意したいです。