ゴールドはプルバック? 金利は下げ継続。Gold pull-back? TY1/others on the move

いつもの週のまとめの金利・資源編です。動きが出た米国債。金利が下がって、米株式も下げている中、伸び悩んでいるのがゴールド。下降フラッグにも見えるチャートパターンも見ていきましょう。The markets may be waiting for gold to moving forward but its price action and chart pattern do not show what we expect.

下降フラッグとチャネル – 立ち位置が不可解なゴールド

Is gold forming a flag pattern, ie channel?

(注:この記事は2019年3月23日に投稿していたものです)

米株式の下落、米金利などの下げならば、安全資産のゴールドは買われて当然ではないかと思いたいのですが、金曜日はレンジになり1313.90あたりを超えられない状況です。4時間足を見ると、2月の高値からの下落は、勢いのある波でしたが、3月の上昇はジグザグとチャネル内で動いているのが見えませんか?

だとするとこれはフラッグパターンかと想定できる相場環境です。そして金利は、FOMC前から継続していた下落トレンドを継続。金曜日に検出されているドル円の買いのハーモニックパターン、FOMCで下げてもEURが下げたために反発したDXYなど、金利が下がっているからドルを継続して売って、ゴールドをどんどん買っていくという相関性が見えない気がしています。いつもの週のまとめから、金利と資源関連のみを掲載しています。

Treasury/Bonds, Interest rate: 国債・金利

米10年債は78.6%リトレースメントとチャネル上限をブレイク

米10年債のフューチャーズは上にブレイク。当初の濃紺のチャネルと、78.6%のリトレースメントレベルのエリアを突き抜けましたね。

TY1 23 March 2019

 

このチャネルを同じ幅で引き直したものが今回の画像ですが、年ピボットR1までもう少し距離があります。

直近の高値へのフィボナッチリトレースメントレベルの61.8%を少し上抜けました。ここでプルバックする可能性もありますが、年R1を上抜けると次は78.6%まで目指す可能性もあり、そうなれば金利はさらに下げてくる可能性もあります。

US10Yで金利の方を見ていたのですが、青のエリアは長年のサポレジのエリア。フィボナッチエクステンションなどキーレベルがいろいろ重なってきているのが見えると思います。

今日のFX為替編で記載したように、ドル円にはすでに買いのバタフライパターンが出ている様相なので、このまま、金利が2.3のあたりを下抜けるかどうかはわかりません。反転してきた場合、ドルには再び好材料となりますので、気を付けたいところです。

コモディティ:原油とゴールド

WTI原油のブラックスワン

WTI CRUDE 23 March 2019

原油は、直近の大きな下落に対する50%のリトレースメントレベルで頭を打たれていますが、61.15は年ピボットミドル値、そして上から日足の200MAがいい感じで下りてきています。

ここまで反発する可能性も考慮し、200MAタッチでプライスアクションを見ていきます。おそらくすでにブラックスワンが検出しているPRZ(潜在的反転ゾーン)と重なってくるので、ここまでくれば売り方の参入が出てきそうですね。

GOLDのレジスタンス

ゴールドの立ち位置は少し不可解かもしれません。

GOLD 23 march 2019金利下げ、円買い、株式下げ、ボラティリティアップという場面で、1323あたりを抜けきれずにいます。

ブルー、黄色、ピンクのパターンではじき出したフィボナッチプロジェクションの数値を見ると、価格は伸び切っているようにみえます。緑のトレンドラインを上に抜けてサポートされている形ですが、もう少しプルバックするか注目です。

4時間足のチャートを見ると、2月の高値からの下げは勢いのある波ですが、3月からの上昇はジグザグしており、赤のフラッグパターンにも見えます。

買いが続かない場合、下げに転ずる可能性も想定しています。

GOLD 4-hour chart 23 march 20191269.03は今年の年ピボットポイントで、少し上の1274あたりが8月からの上昇に対するフィボナッチリトレースメントレベルの38.2%。

ここで、週足20MAが月足20MAを今からクロスするかという場面。ここは押し目買いの候補となります。

ただし、勢いよく下に突き抜けてしまった場合、週足20MAが月足20MAをクロスせずに終わり、揃って下向きになる可能性もありますね。短期的には、フラッグパターンにも見える現在の価格帯からのプライスアクションと、DXYなどの動きを見ていくことになります。

ゴールドに有利そうな相場環境でもUSDTRYのように爆上げしてこないのは、DXYなのか、金利が反転するのを示唆しているのか? 何かの要因があると考えておいていいのかもしれませんね。なお、シルバーは木曜日に検出されていたバタフライで下落しているほか、プラチナは年ピボットで頭を打たれている状況です。