ABCDパターンが出ていたドル円は、PRZ(潜在的反転ゾーン)に向けて上昇中。クロス円も、いい感じで、上昇しているほか、米株式指数はリターンムーブでターゲットヒット間近というかなりエキサイティングな環境のようです。今の様子をサクッとシェアします。
ドル円の158.784円。リターンムーブだとしたら。。。
USDJPY and Yen
ドル円:158円前半と158.784円から164.717円?
ドル円は、先週シェアしたシナリオ通り、158.784円を目指しているようです。
金曜日にヒットした158円前半は、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルと、以前から描画しているチャネルの下限が重なる場所なので、ここで一旦軽くプルバックする可能性もありますよね。
あるいは、このまま158.784円をヒットするかもしれない微妙な立ち位置。
出ていたABCDパターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は160円あたりなので、上昇を継続する可能性ありです。上昇する場合は、まずは164.717円、そして178円から180円がターゲット。つまり、円安がまだ続くかもです。
EUSUSDとDXY:ガートレー vs 窓埋め
先週シェアしたように、EURUSDのキーレベルは、$1.07406。そして、$1.05626。日足でガートレーパターンがまだ居座っていますが、PRZ(潜在的反転ゾーン)は$1.05626とほぼ重なっています。
一方、DXY(ドルインデックス)は、$105.649の最強ラインも突破して、このラインに押し目をつける可能性のある環境。先々週の火曜日に空いた窓まで接近して、失速した後のこのプライスアクションなので、短期的に下げてきても、窓埋めを狙ってくるかもです。先週の投稿もご参照ください。
クロス円:次のターゲットまで行く可能性あり。
ABCDパターンがいた豪ドル円ですが、PRZ(潜在的反転ゾーン)が、ドル円のABCDパターンと同じく、もう少し上にあるので、上昇してきたのは問題ないです。
クロス円の次のターゲットをアップデートしておきますね。
ポンド円:200.697円、193.614円、184.047円。ユーロ円:167.469円、173.402円、179.335円。
スイスフラン円(CHFJPY):169.059円、179.606円。
AUDJPY:101.075円、103.580円、106.084円。CADJPY:113.639円、117.291円。
USDCADの$1.34113と$1.35712、USDCHFの$0.89253、$0.91231
引き続き、ドルスイスとUSDCADも、次のターゲットであった$0.91231と$1.37312に到着。その後、USDCADの方は下に押されていますが、ドルスイスは、抜けた$0.91231に押し目をつけるかという場面。
シルバーの$29.488、ゴールドのABCDパターン
シルバーは、次のターゲットだった$28.059を超えて、次のキーレベルの$29.488がレジスタンスになり、$26.630まで下落。もうひと下げあるかに注目ですが、$26.630を下に抜けると、次のターゲットは$24.943。
ゴールドは、売りのABCDパターンで押さえられていて、$2273.69あたりまでプルバックするかに注目です。
米国債・金利:2年金利は5.5%を狙う?
米2年債、米10年債、米長期債の価格のチャートは、じりじりと下落していますね。
金利のチャートを見てみると、どうも金利は上に行きたがっているのか?2年金利は、5.5%あたりを狙っている感あり。
現在ブラックスワンがいるので、プルバックがあるとは想定できますが、その後が問題ですよね。
ちなみに、10年金利は、3月に今年のピボットポイントに押し目を付けているので、一旦プルバックしても再び上昇し、まずは4.85%あたりを狙ってくる可能性がありそうです。
NDQ、US30、US500:リターンムーブ?
US100、US30、US500のうち、先に反発していたダウが、失速中。
US500は、キーレベルの$111.97まで到達して、NY閉場に向けて失速していますが、できるなら、$5146あたりをヒットしてくれた方が、レジスタンスの根拠が増えます。
ここは、フィボナッチリトレースメントの61.8%、トレンドライン、長期の移動平均線が重なってくるほか、少し下の価格帯の$5128あたりには日足の20MAも上からかぶさってきています。つまり、$5128-$5146の辺りは結構なレジスタンスになるということになります。
特に、Magnificent 7の決算報告が今週もあるので、テク関連はあれそうですね。先週はMETAとGOOGLがぶっ飛んだのが興味深かったです。
そして、テク株だけでなく、目を向けたいのがフィナンシャル関連。
こちらは、JPモルガン。水色のボックスは2つのフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルからなるレジスタンスゾーン。
ここを一度ギャップダウンしてから、窓埋めトライをしていることになります。以前シェアしたXLFも、レジスタンスゾーンをうろうろしているので、注意したいですね。
そして、欧州では、DAXが、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルに向かって再び上昇中。18274.49がキーレベルになります。
ABCDパターンから反発して、売りのシャークパターンがいたUK100のキャッシュは、キーレベルの8121.09を上に抜けてきています。が、巨大な売りのブラックスワンがいるので、欧州株式指数のプライスアクションに注目です。
キーレベルへのリターンムーブに終わるのか?非常に重要な週になりそうですね。過去記事もぜひご参照ください。
何かあればアップデートしますね。