VVIX。そして、推進波?US30, US500, US100。ZBのAサイファーに注目。

今週、市場の反応って、ちょっと不思議でしたよね?すでにダイバージェンスを見せていたチャートから、なんとなく、11日以降のプライスアクションが見えてた感ありだったのですが、今日の動きで、トレンドが出るのか?サクッとシェアします。

VVIX。そして、VIXと推進波

Impulsive waves in play

ドル円:長期の買いのハーモニックと短期売りのハーモニック

ドル円シャークーパターン 13 June 2025ドル円は、長期足にブリッシュなシャークーパターンがいる環境ですが、上昇する途中で、幾つか、売りのパターンが出ていたので、プルバックしながら動いています。

現在、別のブリッシュなシャークーパターンがいるのですが、144円から144.850円あたりまで上昇してくるか?

なお、シャークパターンなので、途中に5-0パターンが出る可能性あり。このパターンが効けば、140円台までプルバックする可能性もありそうです。すでにシェアしている141.447円あたりのキーレベルから、138円半ばと137円半ばが形成するゾーンが重要になります。

DXY:ブラックスワン

DXY ドルインデックス 13 June 2025ドルインデックスは、すでにハーモニックパターンが、「注意せよ」のメッセージを出してくれてましたよね。

現在、短期的には、反発してきています。DXYは、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」で形成された重要なエリアにいて、かつ、今週のこれまでの動きで、ブラックスワンも居座っている環境です。

とはいえ、大きく反転上昇の動きに変わるかは別の問題。ワンモアダウンの動きも無視できない状況です。この場合、下のターゲットは、$96あたり。ここまで来ると、ひっくり返りそうですので、やはり、注意したいところです。

USDCAD:「ザ・伸び切りゾーン」とサポート

USDCADは、前回と同じ、日足が鍵。超長期の移動平均線とブリッシュなホワイトスワンが居座っています。前々回の記事でシェアした後にぶっちぎられた5-0パターンの敵を討つのは、MAとホワイトスワンさんになりそうです。。

GBPUSDとEURUSD:今週は、「ザ・伸び切りゾーン」に居座る

EURUSDとGBPUSDにいたベアリッシュなブラックスワン。ユーロドルの方は、前回の投稿時に消えていたのですが、やはり、再び登場しております。なので、方向性が見えてきますよね?

ゴールド:フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」

ゴールドは、$3,444あたりの「ザ・伸び切りゾーン」がレジスタンスになっていますが、ほんのちょい上にフィボナッチリトレースメントの78.6%が控えています。$3477あたりは、フィボナッチリトレースメントの88.6%がいる場所。高値更新となるか?それとも。。。高値掴みに要注意ですね。

ZB: This may be the one to watch.

ZB T-Bond 13 June 2025T-bond(米長期国債先物)のZBは、日足でシャークーパターンがいたので、難なく買いあがってきていたのですが、現在、薄い水色で示したようにA・サイファーパターンが出てきています。

また、シャークパターンが出た後によく出てくる5-0パターンの存在も気になります。

ピンクのボックスあたりが、フィボナッチで見える結構なレジスタンスになるので、その後のプライスアクションがどうなるか?この動きが重要になりそうです。2年債、10年債も、フィボナッチ的には、動きが出ておかしくない場所位にいるようです。

米株式指数:最初の推進波完了?

いやいや、ロンドンでの関税に関する日中会合の後のリアクション、不思議ではなかったでしょうか?ある意味Good Newsだったようですが、一瞬上がって、その後、下がってきましたよね。

先週シェアしていたトレンドラインやフィボナッチリトレースメントから見えるレジスタンスが、とても重要な役割を果たしてくれてました。特に、明確なのは、US500のレジスタンス。ベアにとって、重要になるのは、$6057。今後、超えてはならない戻り高値ということになりそうです。US30、US100 も、戻り高値を付けたのか?気になりますよね。

そして、金曜日の朝にドン下げ。このレジスタンスから下がるよということは、フィボナッチが教えてくれてました。さらに、US500には、シェアしていたように、ベアリッシュなブラックスワンもいたので、焦らずに済んだかと思います。イランへの攻撃というニュースと重なりましたが、何が起ころうとも、この動きは、先に見えてた感ありです。

そして、もう1つ、気になっていたのが、VIXとVVIXのダイバージェンス。水曜日頃には、短期足で、VIXはうろうろか下げ気味だったのですが、VVIXは下げずに踏ん張るというか、上にさっさと向かってましたよね。なので、今日のドン下げは、時間の問題という感じで見てました。VIXは、今21あたり。VVIXは、118あたりにレジスタンスがありますが、開場にここまでぶっ飛んでいる可能性ありそうですよね。

で、今後、注目したいのが、今朝、短期で形成した推進波と、そこからの動き。現在、ロンドン午前の時間帯で、この下落の推進波の「ザ・伸び切りゾーン」に到達しているので、一旦、反発してきています。本日、この動きが、ジグザグしたままであれば、調整波という目線になるかと思います。

前回と同じく、ハーモニックパターンが「米ドルの動きに注意せよ」というメッセージを出したままのようです。言い換えると、国債、株式にも注意せよということですよね。

週の最後で、こういう場面になるというのも皮肉ですが、週明けに、どちらの意味でも、ヤバくなるのか?つまり、例えば、US500だと、$6057を上抜けするか、それとも、株式指数は、下に開いている窓までドン下げするか。。。いずれにしても、今日のNY市場を待ちましょう。何かあればアップデートしますね。