米株式など下落してきた今週、気になるものが2つありましたね。国債と金は、VIX(恐怖指数)のように上昇してないですよね?ドル円も109.622の年ピボットポイントを攻防中で買いのABCDパターン。金曜日の手じまいでの買い戻しにみえますが気になる点があるのでシェアします。Stock indexes tanked with VIX spiked, but what happened to T-Note and Gold?
ジグザグの波 vs ダウ理論 vs 窓・ギャップ
Potentially, a turn higher?
(注:この記事は2019年5月11日に投稿していたものです)
株式など、大きな下落でしたね。ダウはUS30のキャッシュでは売りのブラックスワンが出ていましたよね。でも、3月からの上昇の動きに比べると、今回の下落の波では、高値と安値が重なっているようにみえます。ふたを開けると、今月の下落が、1-2-3-4-5というクリーンに伸びた波でないのが気になります。これがジグザグの調整波であれば、反転もなきにしあらずという重要な場面にいるように思います。
US30キャッシュとダウ平均株価のシャーク
もう少し下にPRZ(潜在的反転ゾーン)がありますが、金曜日の売りの手じまいと重なって一旦反発。このまま下げ止まると、大きく反発する可能性も頭に入れておきたい場面のようですね。DJIもシャークです。過去のレジサポでサポートされた形となっています。
PRZが下の方にあるのと、日足20MA、4時間20MA、1時間20MAが上から並んでいて、短期ではダウントレンド継続。
直近高値を抜けるかなど、もう少し材料が欲しいですね。
SPXとナスダックのキャッシュは、買いのバタフライパターン、さらに他の指数を見ると、スイスの株価指数はスリードライブパターン、CAC40はフィボナッチの波が伸び切っていて反転してきています。
日経225のキャッシュも結局今年のピボットポイントでうろうろ。後、一下げあるか、下げ止まったか、見極めが必要そう。月曜日以降、プライスアクションを見ていきましょう。
WTI原油の節目は61.15ドル
原油は、61.15の節目で支えられていますが、金曜日はレンジ。日足20MAの下にで、1時間足と4時間足の20MAが絡まっていて、どちらかにブレイクする可能性を想定です。
居心地が悪いゴールド
ゴールド、なんか、おかしいですね。(・Д・`) VIXが上がっていますが、今一つ、ゴールドは買いの勢いが弱いです。シルバーには、今週半ばには売りのホワイトスワンが出ていて、足止めを食らっていました。
ゴールドが買い上がらないとなると、どこにその要因があるのか、つい考えてしまいますね。
米株式の下落でも、VIXのように買い上がってこなかった、米国債。これが印象に残った週でした。窓は空きましたが終盤はレンジになってしまいました。
チャネル形成中のEURUSD
ユーロドルは、日足20MAが抵抗帯となっているようにみえますが、今週は反発してきており、今の価格帯から、1.1321のエリアまでスペースがあります。
$1.1321から1.1331のエリアは、週足20MAや年ピボットのミドル値がある節目。1.1212あたりを走る日足20MAの下に潜りこむのか、様子見が必要そうですが、ドルスイスは買いのバタフライパターンで、ダブルボトム形成かという場面ですので、ドル買いに傾く可能性もありますね。
テクニカルに忠実かもしれないドル円
ドル円は、4時間足でも金曜日に、ダブルボトムのようになったので、仮に、月曜日にギャップダウンしても慌てないことが重要そうですね。株式と一緒に上昇する可能性と、戻り売りを狙うトレーダーが攻防する可能性がありそうですね。
ドル円には買いのシャークパターン。
年ピボットは相当意識されているレベルですので、プライスアクションを見ていきましょう。今週は短いですが、ドル円、金、米国債を一緒に見るのを逃さないことが重要そうです。ドル円にも株式にも開いた窓があり、一旦これを埋めるか?いろんな思考が錯綜してもおかしくない環境ですね。
また、短期ではドルなど、まだ下げダウです。フィボナッチエクステンションやプロジェクションが伸び切るまで、売り目線が優位なので、月曜日等様子見です。