今週はイベントがありましたが、ドル円やドルインデックスは行って来い状態で、トレンドレスの様相です。US100やダウキャッシュもキーレベルから反転したものの、すんなりと買いあがってこない厄介な環境ですね。なお、ユーロドルはバタフライパターンが見事に効いた格好に。今のハーモニックパターンなどシェアします。
バタフライパターンが主役になるか?
US500, US100, US30:Potentially one more up
テクニカル分析とハーモニックパターン:ターゲットだった150円から下落しバタフライ
ドル円は、居座っていたベアリッシュなブラックスワンが効いた格好から下落し、現在、1時間足でブリッシュバタフライが登場。下から長期移動平均線も上がってきており、短期的に上昇する可能性もありますね。
11月に入り、マンスリーピボットの場所も変わっていますが、マンスリーピボットのサポートであるS1とレジスタンスのR1の間にいます。とりわけ、8日の中間選挙で上下に振れる可能性はありますよね。
ドル円については、前回探索したフィボナッチエクスパンションとフィボナッチエクステンション、エリオット波動分析についても、ご参照ください。
EURUSDはバタフライで落ちて、キーレベルで反発
前回投稿していたバタフライパターンで、キーレベルまで下がってきたユーロドルですが、その後反発していますね。
バタフライパターンは日足にも出ていたのですが、現在も日足に居座ったままになっているのはベアリッシュなホワイトスワン。10月27日の高値を超えてくるかに注目です。なお、DXY(ドルインデックス)には、買いのホワイトスワンがいますので、米ドルが反発する可能性はあります。
同じくドルストレートペアのGBPUSDには1時間足で売りのブラックスワンがいますので、目先の動きは米ドル買いを示しているのが見えてきます。
こちらはAUDUSDにいるA-ネンスター。フィボナッチリトレースメントレベルの78.6%を使うガートレーの親戚ですが、キーレベルを突き抜けるほど、勢いよく上昇していますね。
このA-ネンスターが下げ止まりを示唆しているなら、キーレベルの$0.64087が重要になります。この価格ラインがサポートになるかに注目です。
金利&コモディティ:キーレベルでぴったりと止まったゴールド
シルバーは$19.744、ゴールドは$1681.39というキーレベルにラインを引いておきましょう。うろうろしていましたが、金曜日に見事な終わり方をしたのはゴールド。$1681.39でぴったり止まっています。このラインがレジスタンスから、サポートに代わるか?に注目です。
シルバーの場合、これまでと同じく$20ドル前半はレジスタンス。$21ドルあたりの高値を超えても失速すれば、すでに下落に転じている中での反発というシナリオに優位性が出てきます。
株式指数: キーレベルとハーモニックパターンで見事なプライスアクション
前回投稿のブリッシュなABCDパターンが効いた格好のダウキャッシュですが、$32998.15のキーレベルを超えられずに一旦は失速。ただし、反発の波に見えるフィボナッチのキーレベルは、$33497.76あたり。ここまで上昇する可能性も考慮します。
先週に引き続き、SP500キャッシュには、買いの5-0パターン、ナスダックには買いのブラックスワンがいるのですが、それらが示す反発する先のターゲットをまだヒットしていません。先に下げてから反発するのか、それとも上昇しておいてから下落に転ずるのか?8日の中間選挙までは動かない可能性もありますよね。様子見のスタンスも得策です。
短期足のハーモニックパターンから見ると米ドルの買い、その一方、長期足のハーモニックパターンを見ると米株式はもう一度反転して上昇する=ドル円は売り?みたいなシナリオになってしまいます。いずれにしても中間選挙の後にどこにいるかが大切なので、焦らずにチャンスを待ちましょう。
また何かあればアップデートしますね。