FEDによる利下げのイベントを通過した後のプライスアクションが、結構、興味深いですね。ドル円、DXY、米金利はシナリオ通りにサポートエリアに到達した模様。GER30やUS30などは、フィボナッチのキーレベルや節目でのプライスアクションを展開中。今の様子をシェアします。
レジサポ(サポレジ)でのプライスアクションをチェック!
Price action at support and resistance.
ドル円:140.033円
140.033円まで、あと少しという場面で、ブラックスワンが登場していた後、やはり、このラインが意識されて反発しているところです。
9月13日、16日、17日に形成したローソク足が、道しるべ、つまり明けの明星というローソク足の形状であるなら、140.033円を下に超えてくることはないという目線になってしまいますよね。
週足のローソク足も結構な陽線です。FOMCの後、記載していた146.442円と140.033円の間にある薄水色のラインも、超えてきているので、このラインと140.033円がサポートゾーンとして、機能するかに注目です。
前回と同じで、ターゲットは、まずはキーレベルの152.852円、そして154円半ばあたり?
EURUSD:ディープクラブパターンと$1.11544
ユーロドルは、ディープクラブパターンが居座る環境。プルバックのターゲットは最短で$1.09713ですが、FOMCでもヒットせずです。
PRZ(潜在的反転ゾーン)は、$1.12460で、上の方なので、ワンモアアップするか?に注目です。
一方、DXY(ドルインデックス)は、FOMCで、キーレベルの$100.121をヒットし、下ひげの長いローソク足が形成されています。その後、金曜日にも$100.121をトライしたのですが、反発している様子。先週と同じく、ここからの突っ込み売りにリスクが出てきているのかもです。先週の記事もご参照ください。
GBPUSD(ポンドドル):$1.33123を見事にヒット!
ポンドドルは、キーレベルの$1.33123をヒットし、うろうろしていますが、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルも律儀にヒットしている状況ですので、プルバックがあってもおかしくないです。
クロス円:CADJPYのサイファーが効く!
クロス円も、先週の内容と大きく変わりません。シェアしていたカナダドル円(CADJPY)は、出ていたサイファーパターンが効いた格好です。テクニカル的には、長期の移動平均線、年足ピボットのあるエリアからの反発ですので、この後のプライスアクションに注目です。
クロス円のキーレベルを掲載しておきますね。
ポンド円(GBPJPY):207.779円、200.697円、193.614円、184.047円、174.480円。
ユーロ円(EURJPY):152.423円、159.946円、167.469円、173.402円、179.335円。
スイスフラン円(CHFJPY):152.508円、158.512円、169.059円、179.606円。
カナダドル円(CADJPY):103.848円、108.743円、113.639円、117.291円、120.943円。
豪ドル円(AUDJPY):88.552円、91.057円、93.561円、97.318円、101.075円、103.580円、106.084円、109.841円。
ニュージーランドドル円(NZDJPY):82.504円、84.754円、87.004円、90.295円、93.587円、95.837円、98.087円。
USDCHF:安値更新失敗がミソ?やはり、逆三尊なのか?
ドルスイスは、キーレベルの$0.83716を境に、逆三尊を形成?という場面でした。FOMCで、下に振れたのですが、6日の安値を割ってない。これがミソかもしれません。
USDCADも似たような状況で、安値を割ってきてないので、週明けのプライスアクションに注目です。AUDUSDは、$0.67448がキーレベル。再び長期移動平均線がレジスタンスとなるか?
USDCADは、$1.34113、$1.35712、$1.37312、$1.39746。USDCHFは、$0.83716、$0.87275、$0.89253、$0.91231。AUDUSDは、$0.67448、$0.65387、$0.63326。
シルバーとゴールド:$2543.39を突破くれましたね。
こちらは、ゴールドのフューチャーズ(GC2)の日足チャート。前回シェアしたように、上にある薄い水色のラインは、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルで、ターゲット候補です。
MT4のスポットの方だと、$2627あたりに、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルがあるほか、$2633.75あたりに今月のマンスリーピボットR2が控えています。ここまで吹き上げてくれても問題ないですが、レジスタンス間近という環境のようです。
シルバーは、先週と同じく、月足にディープクラブパターンが居座っています。日足だと、現在ベアリッシュなABCDパターンが出ています。ディープクラブパターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は、$33.494。その手前の$32.861は、以前からシェアしている最強レジスタンスです。ワンモアアップでヒットしてくれた方がわかりやすいですが、その後のプルバックに注意ですよね。
米国債・金利:スパイクゾーンに到達なり。
米2年金利は、これまで、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルをさらに突き進んできていました。
薄い水色のライン達は、異なるフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルで、薄いオレンジのラインは、年足ピボットポイントのS1。
FOMXのあった週に、オレンジのボックスで描画したスパイクゾーンに到達という場面です。ボックスの下まで深く下げてくるシナリオもオンです。
というのは、価格チャートのZT1、ZN1、ZB1(フューチャーズのチャート)を見てみると、あともう少しで、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」やキーレベルに到達しそうだからです。
こちらは、米10年債T-Noteのチャート。オレンジのボックスで描画したエリアには、年足ピボットポイントR1、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルなどが揃っています。
チャネルの上限もここを走っていますよね。なので、一旦下げても、ここまでは反発してくる可能性が十分あります。
なお、お気づきだと思いますが、ドル円は、米2年金利と似たような動きになっています。2年金利がワンモアダウンで下に突っ込んでくると、ドル円も下げてくるかもです。
いずれにしても、金利と価格ともに、ターゲットヒット後にスパイクをつけて逆走する可能性もあるので、プライスアクションをしっかりとみていきましょう。
DJI、SPX、NDQ:US30はリターンムーブから、ラインを上抜け
DJIとSPXともに高値を更新しましたね。ただし、DJIは、キーレベルの$42130.31をヒットして止まっています。
ダウのフューチャーズ(YM1)も、以前シェアした異なるフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」が形成するレジスタンスゾーンから下落した後、これを上抜けて、反発中です。
ただし、YM1は年足ピボットポイントR2で止まっているので、一旦プルバックがあるのか?
先週シェアしたダウのキャッシュ(US30)は、紫のトレンドラインへのリターンムーブ進行中から、このラインを上抜け。ただし、$41982.60のキーレベルでうろうろです。
ベアリッシュなシャークパターンが出ていたGER30も、年足ピボットポイントR2をヒットしてから落ちてきているので、押し目買いが入って続伸となるかはわかりません。
その他、NVDAはリターンムーブの途中、AAPLはリターンムーブ完了?という絵柄です。
AAPLは、キーレベルでシャークパターンが出ています。$245.95と$223.81あたりはキーレベル。ワンモアアップがあるか?それともリターンムーブ完了で、$223.81を下にブレイクするかに注目です。
FOMCやBOEのイベントがありましたが、先週シェアした内容に大きな変更はないです。先週の記事もご参照ください。
ドル円、ドルインデックスがサポートあたりで、もう少しうろうろするか?株式指数がワンモアアップするか?反対方向への値動きを狙っているなら、もう少しお預けかもしれませんが、フィボナッチ、テクニカル的に、いずれ弾けそうな気配なので、週明けのプライスアクションに注目です。
何かあればアップデートしますね。