US30はリターンムーブ?キーレベル要チェックのクロス円、ドル円、US100, US500, ドル円、DXY

週末に更新できませんので、今日のうちにアップです。今、どのチャートも面白い場面に差し掛かっています。シナリオにあった米ドルは、現在プルバック中ですが、ドル円はどうするでしょうか?今の様子をシェアします。

リターンムーブ!ならば。

Key levels are in play.

ドル円:140.033円、154.400円あたり

USDJPY 13 Sep 2024こちらは、ドル円の日足のチャート。

大きな絵には変更はないのですが、140.033円まで、あと少しという場面で、ブラックスワンが登場しています。

一旦この価格ラインを下に抜けても問題なく、スパイクをつけるかどうか?になりそうです。

すでに記載した通り、146.442円と140.033円の間にある薄水色のラインは、143.186円あたりで、これも、強烈なキーレベル。なので、1140.033円をヒットした後のプライスアクションがかなりなものになる可能性もありそうですが、いかがでしょうか?

ドル円がリターンムーブをするのであれば、ターゲットは、まずはキーレベルの152.852円、そして154円半ばあたりになるのかもしれません。

EURUSD:キーレベルは$1.11544。ディープクラブパターン、やはり、まだ居座る

ユーロドルは、ここしばらく居座っているディープクラブパターンが警告を出してくれてはいます。プルバックのターゲットは最短で$1.09713ですが、まだヒットしてないです。

PRZ(潜在的反転ゾーン)は、$1.12460で、上の方にあります。ユーロドルで注目したいのは、キーレベルの$1.11544と、以前シェアした画像にあるターコイズブルーの2本からなるレジスタンスゾーン。これを下に抜けてきた後、再び上抜けという感じで、このゾーンでの動きに注目です。

ここしばらく気になっているのが、DXY(ドルインデックス)ですが、日足と週足にブリッシュなバタフライパターンがいるため、上昇、下落もしそうでしないレンジになっている感あり。ただし、キーレベルの$100.121をヒットし、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」の最初のマックスレベルでも律儀に反応しているので、ここからの突っ込み売りにリスクが出てきているのかもです。

なお、バタフライパターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は、$99.511。後1ドルほどの値幅なので、どうせならヒットしていただきたいです。先週の記事もご参照ください。

GBPUSD(ポンドドル):巨大なブラックスワンと$1.33123

ポンドドルは、月足のブリッシュなブラックスワンが居座ったままです。前回シェアした右下がりに走っているティール色のラインが、レジスタンになっています。

このトレンドラインは、2001年と2008年の安値を結んだ長期のトレンドラインで、巨大なヘッドアンドショルダーズパターンのネックラインにも見えます。8月23日からこのラインを行ったり来たりで、ジグザグとしたプライスアクションになっていますが、来週もこのラインが何らかの役目を果たすのか?

キーレベルの$1.33123まで、ワンモアアップというシナリオは、引き続きオンです。先週の記事もご参照ください。

クロス円:CADJPYのサイファー、ユーロ円のバタフライ

ユーロ円は、月足のバタフライパターンが効いている環境。ポンド円は、週足や月足チャートに描画できる巨大なチャネルの上限と、キーレベルの207.779円がレジスタンスになり、プルバック中。

CADJPY 13 Sep 2024

こちらは、久しぶりのカナダドル円(CADJPY)。

テクニカル的には、長期の移動平均線、年足ピボットのあるエリアで、サイファーパターン。

このパターンが有効であれば、CADJPYは、110円あたりまで上昇するというシナリオになります。AUDJPYも、似たような絵柄です。

総じてクロス円は、ドル円がキーレベルに達したのと同期で、一旦は円売りに傾くシナリオをオンにしています。

引き続き、クロス円のキーレベルを掲載しておきますね。

ポンド円(GBPJPY):207.779円、200.697円、193.614円、184.047円、174.480円。

ユーロ円(EURJPY):152.423円、159.946円、167.469円、173.402円、179.335円。

スイスフラン円(CHFJPY):152.508円、158.512円、169.059円、179.606円。

カナダドル円(CADJPY):103.848円、108.743円、113.639円、117.291円、120.943円。

豪ドル円(AUDJPY):88.552円、91.057円、93.561円、97.318円、101.075円、103.580円、106.084円、109.841円。

ニュージーランドドル円(NZDJPY):82.504円、84.754円、87.004円、90.295円、93.587円、95.837円、98.087円。

USDCHF:逆三尊?

ドルスイスは、キーレベルの$0.83716を境に、逆三尊を形成?という場面。この辺りは、すでに、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルのため、なかなか売り込みにくいエリアにも見えます。

USDCADは、キーレベルの$1.35712がサポートになってしまうのか?それとももう少し下落か?という場面。

AUDUSDは、$0.67448がキーレベル。

USDCADは、$1.34113、$1.35712、$1.37312、$1.39746。USDCHFは、$0.83716、$0.87275、$0.89253、$0.91231。AUDUSDは、$0.67448、$0.65387、$0.63326。

シルバーとゴールド:動きましたな。$2543.39を突破してくれましたね。

GOLD 13 Sep 2024こちらは、ゴールドのフューチャーズ(GC2)の日足チャート。前回シェアしたように、上にある薄い水色のラインは、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベル。

MT4のスポットの方でも、ブラックスワンが出ていますが、PRZ(潜在的反転ゾーン)は、$2597.45。このレベルか、薄い水色のラインのどちらかが結構なレジスタンスを築くシナリオをオンにしています。

シルバーは、先週と同じく、月足にディープクラブパターンが居座っています。MT4で見えるディープクラブパターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は、$33.494。その手前に、強烈なキーレベルの$32.861がありますので、この価格帯がレジスタンスになるというシナリオになります。

米国債・金利:「ザ・伸び切りゾーン」、イヤリーピボット

US02Y 13 Sep 2024米2年金利は、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルをさらに突き進んでいる様子。

薄い水色のライン達は、異なるフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベル、薄いオレンジのラインは、年足ピボットS1。

画像中のオレンジのボックスには、フィボナッチリトレースメントのキーレベルもあるので、ここが、スパイクゾーンになる可能性もあり。

価格チャートのZT1、ZN1、ZB1(フューチャーズのチャート)を見てみると、あともう少しで、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」やキーレベルに到達する見込みです。

ここしばらくシェアしているTNXには、ブリッシュなバタフライも居座っているので、週明けのプライスアクションが気になりますね。

先週と同じく、TNXから見える最短のターゲットは、4%あたり、そして、2年金利の最初のターゲットは、4.214%。金利は、下落の最終フェーズにいる可能性があるので、注目ですね。

DJI、SPX、NDQ:US30はリターンムーブ、それとも高値更新?

ダウのフューチャーズ(YM1)は、薄い水色のライン2本で示した異なるフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルが形成するレジスタンスゾーンから下落した後、反発中。週明けも、この価格ゾーンがレジスタンスとして、機能するのであれば、ボラティリティはアップするというシナリオになります。

US30 4-hour chart 13 Sep 2024こちらは、ダウのキャッシュ(US30)。紫のトレンドラインへのリターンムーブ進行中のようです。

このあたりは、2本のターコイズブルーのラインで描画したフィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」や、ボリンジャーバンドというテクニカルツールが集まる場所。これを上にぶっちぎって高値を更新するかは、わかりませんが、結構なレジスタンスに近づいてきているようです。

US30には、ハーモニックパターンがいませんが、US500にバット、US100にホワイトスワンが出てきていることもあり、後追いするリスクが高まっているかもしれません。さらに、金曜日ということもあり、週明け、ギャップダウンされるリスクも考慮した方がいいのでしょうね。

Nikkei225は、最強レベルの30967円で出たブリッシュなシャークパターンは、まだ居座っていますが、36332円という別の最強レジスタンスでうろうろ。

その他、先週シェアしたバークシャーハサウェイ、JPモルガンなどフィナンシャル系は、結構落ちましたよね。

SX5E(Euro Stoxx 50)も、薄水色のラインがある4983あたりが、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルが重なる価格帯だったので、ここから、ドン下げし、窓埋めするのか?反発中。

ただしGER30には、ベアリッシュなシャークパターンが出てきているので、そろそろ気をつけたい場面。

その他、LQD(インベストメント・グレード・コーポレートETF)、ビットコインなども、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」のマックスレベルが形成するレジスタンスゾーン内での反発上昇。

テック株のMETAとGOOGLには、ブリッシュなハーモニックパターンがいますので、短期的に反発してきています。

NVDA 13 Sep 2024NVDAも、APPLやUS30と似ていて、トレンドラインへのリターンムーブを実行中?

ワンモアアップがあっても大丈夫です。前回の投稿はまだ有効ですので、是非ご参照ください。

そして、9月18日水曜日は、FOMC。この日までは、下がっては買いあがる、買いあがっては下がるという動きを継続するのでしょうか?それとも、もうすでに、利下げ以外の何かに市場の関心がシフトしているのか?

ナスダック、DJI、SPXが高値を更新しても問題ないですが、長期足にはハーモニックパターンがしばらく居座っているので、警告が出ているのには注意したいです。

VVIXは、年ピボットポイントまでプルバックし、ブリッシュな3ドライブパターンが登場しています。18日のイベントを待たずに弾ける可能性もあるかもしれませんよね。そして、ドル円のサポートで下げ止まってクロス円が反発するのかにも注目です。

何かあればアップデートしますね。