ハーモニックパターンがいたUS500、US30、ゴールドなどは、一旦上昇してきていますね。前回の投稿のテーマだったキーレベルでのドンピシャのプライスアクションは結構続いています。週明けは、反発上昇のターゲットをヒットした後、ボラティリティがアップしそうな重要な週になりそうです。
サポートとレジスタンス:シンプルかつ効き目あり
Technical analysis: Support and Resistance. Simple but working!
ドル円:強烈な下ひげローソク足とレジスタンス
こちらは、ここしばらく掲載しているドル円の日足チャートの今の様子。
売りのブラックスワンがいるので、10月3日にボラが出たものの、前回記載した4時間足の5-0パターンで下からすくわれて、下ひげの長いローソク足で終わり、その安値を割ってない状況です。
9月8日以降の内容に変更はなく、MT4では150.863円、トレーディングビューではもう少し上のキーレベルをヒットする可能性の方が高い感じです。
また、すでに描画している濃いピンクのチャネルの上限をヒットしていないことのほか、フィボナッチのターゲットが155.220円にあるので、このあたりまでは、上昇してくるシナリオはオンです。
前回も書いたように、波は一直線には形成されないので、ブラックスワンで引き続き下げてくる場合は、紫のチャネルの上限、145.645円あたりまで下げてくるシナリオになります。
EURUSDとDXY:シンプルに目につくサポートとレジスタンス
先週投稿したユーロドルは、$1.0632あたりまで上昇してきても問題なし。トレンドライン、移動平均線、そして今年のピボットポイントがレジスタンスになるかに注目です。
一方、DXY(ドルインデックス)は、文句なしの窓埋めコースを進行中というシナリオを引き続きオンにしています。
チャネル内を上昇しており、チャネルの下限でガートレーパターンもいる状況。1時間足の小さなガートレですが、このガートレーで米ドルが炸裂すれば、当然、窓を埋めてくるプライスアクションになりそうです。その反対に、ガートレーで反発しても、もうひと下げする場合は、今月のピボットポイントのがある$105.0777あたりがターゲット。
GBPUSD、USDCHF、クロス円、資源国通貨ペア
ここしばらくの記事の内容に変更なしです。ポンドドルは$1.20553にある今年のピボットポイントがサポートとして機能するなら、短期的に反発上昇というシナリオが描けます。このピボットポイントを下抜けすれば、次はフィボナッチリトレースメントのキーレベルを見ていきます。
先週と同じで、アップトレンドの初動にいるようにみえるUSDCHFは、引き続きいい感じで上昇していますね。サポートとレジスタンスとして機能するか注目したいのは$0.91683のキーレベル。
USDCADで、サポートとレジスタンスとして機能するか注目したいのは、$1.37603。
クロス円については、8月や9月の記事で記載しているキーレベルが効いているので、このまま使います。
ゴールド、CL(原油)、シルバー
ゴールド、シルバー、USOILとフューチャーズのCL2についても変更なしです。原油のCL2は、先週記載していた年ピボットでドンピシャのプライスアクションを展開後、約$10ほど下落。
ゴールドは、$1946.97でのプライスアクションが見事だった後、続落。$1870あたりまで反発するかに注目です。
米国債(ZB1とZT1)とJP10Y:米2年債と30年債の窓。
米30年債のZB1は、続落中ですが、フィボナッチの「ザ・伸び切りゾーン」にいるので、反発が出る可能性があります。
基本的には、緑のチャネル内でのプライスアクションになり、反発がある場合は、$118-119あたりがターゲットになるというシナリオになります。
30年債と同様、米2年債も、チャートの下の方に窓があることをすでに掲載しています。
国債が上昇すると金利は下がりますが、上昇途中のプルバックという目線になります。日本の10年金利も同じです。
DJI、SPX、NDQ:サポートとレジスタンス
DJIは、緑の長期のトレンドライン、ターコイズ色のトレンドライン、そしてオレンジの年ピボットポイントが機能しています。
すでに出ているバタフライパターンをシェアしましたが、次のプライスアクションで注目するべきは、薄い水色の水平線を引いた$34029.22。
この価格ラインを上に抜けてこなければ、引き続き下落に転落する可能性があるので、ボラが出そうです。
こちらは、DJIのキャッシュUS30。
今年のピボットポイントがサポートになっており、引き続きバタフライパターンが居座っています。
SPXのキャッシュUS500は、これまで何度も反応している$4331.20からドン下げ後、このラインに向かって上昇中。
NDQのキャッシュのUS100も、何度も反応している$14873.67からドン下げ後、再びこの価格ラインを上に抜けています。
ただし、これまでとあまり変わらず、長期下落トレンドの中でのカウンタートレンドの動きという目線をキープしているので、早くて今週、ボラが出てもおかしくはなさそうです。
UK100は、現在、ベアリッシュな5-0パターンにつかまっています。
キーレベルは7581.73。プルバックの後、ここまで反発上昇すると、キーレベルと移動平均線がレジスタンスとして機能しそうなチャートですね。
GER40(ドイツ株式指数のキャッシュ)は、ブリッシュなサイファーとキーレベルがサポートになり反発してますが、ターゲットまで上昇するかに注目ですね。
META、GOOGLなどのテク株
先週記載していたように、METAとGOOGLは、すでに記載していた「ザ・伸び切りゾーン」をどうするかで明暗が分かれそうです。
グーグルは、ヘッドアンドショルダーズパターンの右肩を形成中か?
テク株については、前回投稿したMetaのほか、AMZNは$135.28、Googlは$131.18、MSFTは$338.30、Applは$177.28と$154.88、TSLAは$234.48がキーレベルになっているようです。
金利上昇、インフレーション、米ドル上昇、円安。ニュースの要素は多いですが、金利が下げても上げても問題ないです。
毎日のニュースにとらわれていては、目線がぶれるので、注目するべきは、今の価格が近くにあるサポートとレジスタンス、フィボナッチのレベル、移動平均線の位置などですよね。
テクニカル的には、ダウなどもワンモアアップがあってもおかしくないので、高値掴みには注意したいですよね。
短いですが、9月8日からの記事の内容は、まだ有効ですので、併せてご覧ください。
9月8日、11日、12日関連記事:キーレベルとハーモニックパターン
11日の「プライスアクションが出るキーレベルのまとめ:ドル円、EURUSD、ゴールド、原油、JP10Yなど」