ドル円が示唆していたプライスアクション:ダブルハーモニックパターン ‐ Typical double harmonics

ベントの多かった週ですが、ハーモニックパターンが活躍したではないか?といえる相場のひとつにドル円がありました。ハーモニックでイベントを待ち構えるという典型的な事例だったと思います。今週の動きで、特に金曜日のNYセッションの動きから、見えてくるものがあるのでシェアします。USDJPY had a berish butterfly and deepcrab before FOMC.

伸び切ったフィボとハーモニックがいる時、予想しない

Harmonic patterns in USDJPY are in play while Silver and EURUSD carry bullish harmonic patterns.

(注:この記事は2019年9月21日に投稿していたものです)

9月15日に投稿した「ユーロドルは$1.09250でダブルボトム?ポンドドルなど大きな時間足の買いのハーモニックパターン vs デイトレ」で気を付けていた短期足での値動き。FOMCなど大きなイベントが終わったため、前回記載した対米ドルペアに出ている買いのハーモニックパターンが有効である相場環境に戻ります。来週は、ボラティリティが炸裂でしょうか?

ハーモニックとFOMCの鉄板プライアクション

ユーロドルのサポートは$1.0965あたり、ターゲットは$1.1198

ユーロドルは、意識されている年足ピボットポイントS1を下抜けない限り、買い目線。今週のプライスアクションは、日足25MAを抜けそうで抜けず、下は週足のボリンジャーバンドのマイナス2シグマに支えられている状況。4時間足で、買いの「A-サイファー」が検出されており、このまま上昇を試みる可能性もありそうですが、2つシナリオが考えられます。

EURUSD 21 Sep 2019 A-cypher ユーロドルのA-サイファー FOMC後のプライスアクション

1)緑のラインで示したのは、来週のウィークリーピボット。これを上に抜けてから、プルバックして押し目を付ける、つまり、このウィークリーピボットを上抜けてN字のようになれば、このまま上昇だと考えます。

2)このウィークリーピボットがレジスタンスとなる場合は、画像中のフィボナッチリトレースメントで見えるように、21.4%(78.6%)まで下落すると想定。

この場合、ガートレーパターンの形成が考えられます。

来週は、ウィークリーピボットがレジスタンスとなるのかサポートとなるのか、そのロールリバーサル(レジサポ転換)を見ていきます。また、日足では買いのスリードライブパターンが居座っていることを忘れてはいけない相場環境です。

ちなみに、EURUSDと反対の動きを見せるドル指数(ドルインデックス:DXY)は売りのシャークパターン、ドルスイス(USDCHF)は売りの5-0パターンとなっています。USDCHFはチャートパターンがウェッジのようになってトレンドラインを下抜けるかという重要な場面です。ぜひ、4時間足を開いて、安値をつないでトレンドラインを引いてみてください。

8月17日にキャプチャ―したドル円の買いのブラックスワンから、先週記載した日足の売りのサイファーパターンと、ハーモニックがよく出るドル円について見てみます。

ドル円4時間足のディープクラブパターン:FOMC前

USDJPY bearish deepcrab 17 Sep 2019 ドル円4時間足のディープクラブパターンとFOMC

この画像は4時間足のディープクラブ。すでに日足で売りのサイファーパターンが出ている環境で、FOMC前にディープクラブが出ていました。

ディープクラブパターンで、フィボナッチプロジェクションのレベルを見ると2.785%となっており、2.618&を超えたレベルにいたことがわかります。

このパターンで、フィボナッチプロジェクションは、8月の高値に対する下落の波で9月初めの安値まで落ちてきた波(=調整波)を使っています。

ドル円1時間足バタフライパターン:FOMC前

こちらは、FOMCの前日の17日に出ていた1時間足のバタフライパターン。

USDJPY butterfly 17 Sep 2019 ドル円1時間足バタフライパターンとFOMCこちらのフィボナッチプロジェクションも2.618を超えて、上ひげローソク足になっていますね。

 

ドル円のディープクラブハーモニックパターン:FOMCの後

USDJPY 20 Sep 2019 deepcrab price action ドル円のディープクラブハーモニックパターン-FOMCの後こちらは、20日に再度キャプチャ―した4時間足のディープクラブ。

上記の17日とこの画像の水色と青の点線は週足20MAです。

FOMCで、PRZ(潜在的反転ゾーン)の上限まで跳ね上がることなく、レンジになって、金曜日には下落しました。

現在は、1時間足で買いのシャークパターンが出ています。上昇する場合、週足20MAが走る107.940円あたりからその手前が直近のレジスタンとなる可能性があります。

週足20MAを上抜けて、支えられた場合、再度、FOMC前のディープクラブパターンのPRZをテストする可能性も否定はできません。が、伸び切ったフィボナッチプロジェクションを考えると、買いは慎重になりたい場面ですね。大きな時間足の売りのハーモニックパターンが示唆するターゲットをまだヒットしていないこと、日足20MAは、週足20MAの下、107円前半にいますので、レジスタンスでは、売りが参入してくると想定しています。

ユーロポンドの突っ込み売りには注意

ユーロポンドは、先週の投稿に記載した買いのブラックスワンのPRZ(潜在的反転ゾーン)の最下限である0.8798に到達。ここには、年足レベルのピボットポイントのミドル値が重なります。ここからの突っ込み売りはかなり注意したい場面です。

ポンドドルの日足のハーモニックパターン、まだ居座る

ポンドドルも、先週記載していたシャークパターンがまだ居座る環境です。週足20MAを上に抜け、金曜日は陰線。$1.26410は、意識されている価格です。シャークパターンのPRZ(潜在的反転ゾーン)は先週の画像で見えるように、まだ少し上の方にありますが、モメンタムが弱まっているので、もう少しプルバックが欲しいところです。GBPAUDとGBPCADについてはも短期足では売りのハーモニックパターンが居座っているので、プルバックを待ちます。

コモディティ:原油とシルバー

シルバーのガートレー

先週想定していたシルバーとゴールドの下落が、一旦の息抜きで、再度上昇というシナリオ。

Silver bullish gartley 17 Sep 2019 シルバーの買いのガートレーパターンとFOMC

この画像はFOMC前の画像。

金曜日にはNYセッション閉場間際まで、上昇してきています。

ゴールドも、再度高値更新になる可能性も想定しています。

 

WTI原油は、$54.94からサイファーで爆上げ。そしてディープクラブ

WTI crude bearish Deepcrab 16 Sep 2019 WTI原油のギャップアップとディープクラブパターン

WTI原油は、$54.94の年ピボットポイントとサイファーで、週末のサウジの油田攻撃のニュースから、月曜日に、見事にギャップアップ!

その後、ディープクラブパターンで一旦は行き止まり。ただし、WTI原油は、PRZ(潜在的反転ゾーン)がまだ少し上にあるため、もうひと上げありそうです。

まとめ:ハーモニックパターンが出たドル円など、FOMC後の動きから、来週はボラティリティが出そうな相場環境です。イベント通過で安心は禁物の様相かもしれませんね。前回の投稿で、VIXとVVIXが微妙に異なった動きを見せていたので少し気持ち悪いと書いたのですが、VIXが一旦上にはねています。引き続き、メッセージを出しているような気がしますので株式などは、注意が必要そうですね。また、しばらく前に投稿していた対ドルでの中国元と香港ドルの動きにも注目です。

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