EURUSDは、1.17あたりのキーエリアで攻防が繰り広げられると想定しています。ポジション的には買いのセンチメントに傾いていますが、H&Sのようにも見えます。今度こそはネックラインを割れるのか?とチャートを見ると、障害物があります(;´д`) 上の方にギャップもあります・・・ EURUSD approaches the key support area, although H&S pattern may be noticed by many traders.
デジャブなユーロドル
Alternative Bat’s fibonacci level
(注:この記事は2017年12月16日に投稿していたものです)
EURUSDで注目したいフィボナッチ1.13
以前、ユーロドルは、ヘッドアンドショルダーズパターンから切り返したこともあり、注意が必要な場面かもしれません。
小さなバットパターンを無視して下げてきても、グレーのパターンが成立する可能性もあります。
変形バットの成立条件に当てはまる完全な比率ではないですが、もどきパターンもフィボナッチの比率が揃えば効くことがありますので、しっかり見守っていきましょう。
EURUSDはコンフルエンス(節目)のエリアが意識されるかもしれません。コンフルエンスエリアにあるものは以下の通りです。
- 4時間800MA
- 週足ボリンジャーバンド1シグマ
- 日足ボリンジャーバンド3シグマ
- 先月のマンスリーピボット
- 年ピボットのミドル値
また、EURに関連する金利が調整波でジグザグしているため、EURUSDも上がったと思えば下げ、ある意味トレンドは出かねています。金利は、価格のチャートだと、長期のレジスタンスである年ピボットを抜けられずにいますので、金利の価格が下がってくれば、EURは短期ではまだ買いとなります。EURUSDは、買いと売りのゾーンが、年ピボットのミドル値で分けられるので、機関投資家には都合の良いサポートとレジスタンスエリアとなります。
サポートでは買うという基本が成立するのであれば、やはり、1.17あたりは再度買い場となり、我々はそれを見守ることに注力です。日足のローソク足で終値で抜けてくると、目線が下にかわるかもしれませんが、すぐ下には800MAがいるので、翌日反発かもしれませんので、ローソク足でひげが出るのかにも注目です。
なお、少々厄介なのが、EURUSDの買いポジションが膨らんでいることです。クリスマス休暇前のポジション整理で買いポジションが解消されると、EURUSDは続落する可能性もあります。
前回の記事「ユーロドルのH&S vs 窓:ネックライン割れはまさかのだまし?H&S vs Gap in EURUSD」もご参照ください。
EURUSD’s chart shows 1.17 area has a weekly Bollinger Band sigma 1, Daily Bollinger Band -3 sigma, November Monthly pivot and 4H 800MA. Is it again a bounce from key 1.13 level with a variant of an alternative bat pattern? Bund cannot break the yearly pivot and is in corrective mode. If the break fails, EURUSD may bounce and attempts to fill a gap.
DXY(ドルインデックス):Gartley pattern (ガートレーパターン)
DXYは、ガートレーですので、一旦は何かしら動きが出ると思います。DXY、USDJPY、GOLDの相関性を今一度思い出したい場面かもしれません。ゴールドは買いサインが出ているので、機関投資家が動き出すと、動きは早いかもしれません。AUDUSDと同じように、GOLDもショートスクイーズが出る可能性もあります。DXYは、94.923のレジスタンスと91.220のサポートの間にいます。
ですが、EURUSDのポジションも考えると、レンジになるか、ガートレーからバットへとD地点が伸びる可能性もあります。少々厄介な動きになるかもしれませんね。
DXY has a small gartley in one hour chart. However, EURUSD’s buy position is large and may be adjusted prior to the Christmas holiday, which may see EURUSD falls.