レジスタンスが効いたDXYとUSDJPY♪ キーレベルとハーモニックパターンが効いているシルバー、EURUSDなど

先々週探索した「ザ・伸び切りゾーン」が効いているDXY、USDJPY、EURUSDなど、プライスアクションが出ていますね。US100は、窓埋め後、一足先に直近高値超え。US500とUS30が追い付くのを待つのが賢明?サポレジが意識されているチャート達の今の様子をシェアします。

もう少しでワン・ツー/ワン・ツー完成?

US500, US100, US30, GER40: Potential down moves await?

フィボナッチが効きましたね♪ シンプルイズベスト。

ドル円:フィボナッチエクステンション3.618%から華麗なプルバック。

以前から居座っていたブラックスワンが示していたPRZ(潜在的反転ゾーン)をヒットした後、このエリアと重なっていたフィボナッチエクステンション3.618%の139.240円もヒットし、大きくプルバックしているというのが今の様子。

4時間足チャートに出ていたブリッシュバタフライパターンで少し反応したのですが、市場にわかりやすかい132.486円までプルバック。さらにヒットしていなかったマンスリーピボットまで降りてきましたね。

先週、トレンド転換と調整波の動きというシナリオを2つ描いてましたが、今の時点ではまだ両方とも有効です。現状では、139.240円と7月のマンスリーピボットR1がレジスタンスであるのが明確です。また、フィボナッチエクステンション3.618%の1つ手前の2.618%がある129円前半あたりまで、さらに深いプルバックをする可能性があることをシナリオに入れておきます。

EURUSDとDXY(ドルインデックス):ユーロドルはサポートが効いてます

ワンモアダウンでパリティに到達したユーロドルは、キーレベルの$1.01163が肝。この$1.01163と次の$1.00171がキーレベルとなります。

すでに記載したように、$1.00171は2021年1月の高値と2021年3月の安値を使ったフィボナッチエクステンションの3.618%のレベル。ドル円と同じく、フィボナッチエクステンションで見た場合の「ザ・伸び切りゾーン」にいるのがわかります。

DXYは、先週ブリッシュABCDパターンが出ていたので、短期的には反応したのですが、その後、ジグザグと下落。先週記載したように、上の方に空いた窓があるので、ここまで反発する可能性もまだシナリオに入れておきます。

なお、ドル円と異なり、ドルインデックスは、7月のマンスリーピボットをヒットしないままでジグザグして7月を終了することになります。7月のマンスリーピボットがあるのは$103.870あたり。週明け月曜日は8月1日になりますので、マンスリーピボットは新しい値になりますが、今の7月のマンスリーピボットと合わせてみてみるといいですね。8月のマンスリーピボットが7月のマンスリーピボットのある$103.870あたりに近ければ、そのあたりは、市場が意識するサポートゾーンを形成する可能性があると想定できます。先週の投稿もご参照ください。

GBPUSD:月足のローソク足に注目♪

ディープクラブパターンと3ドライブパターンからなるダブルハーモニックの環境にあったポンドドルは、想定通り、上昇中。引き続き、$1.19560がキーレベル。直近の上昇から軽くプルバックする可能性もあるので、週明けのプライスアクションを待ちます。

なお、ハーモニックパターンだけでなく、テクニカル分析の基本中の基本のローソク足も観てみたいと思います。

月足チャートを見ると、7月は下ひげの長い陽線で終えたようですよね。週明けから、短期的にプルバックをしても、この7月のローソク足の安値を割らずに上昇してくれば、8月末には明けの明星のフォーメーションを見られる可能性があります。まだ、1カ月先の話ですけどね。笑

コモディティ:SILVERはクラブパターンが効いております

Silver Bullish Crab first move シルバーのクラブからのプライスアクション 31 July 2022ゴールドは、月足のボリンジャーバンドと重なっている$1681.39のキーレベルから反発。

シルバーは、すでに登場しているクラブパターンで反発していますね。画像は、その後の反発の様子。先々週の画像にあった濃紺の想定航路も残しています。

この通りにきれいに動くかはわかりませんが、キーレベルはわかりますね。

株式指数: ギャップフィリング(窓埋め)と「高値ちょい越え」

ブリッシュなブラックスワンで上昇をはじめたナスダックキャッシュ(US100)に続くようにダウキャッシュ(US30)とSP500キャッシュ(US500)も反発。以前から居座っている年足レベルのピボットポイントの再テストを試みている途中です。

想定通り、6月下旬の高値を上に抜けてきている環境ですが、レジスタンスも間近というきわどい場面に突入しつつあります。SP500のターゲットは$4300あたり、US100のターゲットは$13100あたり。ダウが少しで遅れているようですが、他の2つに追いつけ!という感じでもう少し上昇すると想定しています。

その結果、可能性として考えられるのは、大きなワン・ツー、ワン・ツーを形成していること。また、「高値ちょい越え」というのは、高値更新で続伸と見せかけられるきわどいパターンです。

フィボナッチプロジェクション1.13%が機能すると、次はリスクありのダウンムーブが始まります。もう少し上昇して1.13%に関わるハーモニックパターンが出るか待ちます。

今週も短いです。7月にラリーがあったものの、大きな絵柄は変わっていないというのが率直なところ。ここしばらく投稿していた生地の内容はまだ有効です。8月、いよいよ「Great Set up?(グレートセットアップ)」が到来するか?週明けのプライスアクションが楽しみですね。

また何かあればアップデートしますね。